相洲遁世隠居老人

近事茫々。

新型コロナビールスについて惟(おも)ふ事

2020-04-01 09:20:14 | 日記
日本の感染者數(infected patient)は 歐米のそれに比し 極端に少ない。
一方、檢査の絶對數は 南鮮が断突に多く、人口比率では、日本は歐米に比しても 殆ど檢査が行はれていないに等しい。

これは、「37.5℃ 四日」(基礎疾患のある高齢者は 二日)と謂ふ、WHO からの誤った情報とdatas に基づいて設定された厚生省のguide lineに因る。

私(A1C 8.6 の基礎疾患のある83歳)を例に採り 具體的に例示しよう。

基礎疾患のある80歳以上の高齢乘船者全員檢査が決まり DMAT により檢體採取が行はれたのが船室監禁七日目の 2/10(金) 9:00pm、結果が判明して隔離入院が三日後の 2/13(木)夕刻。
その間;
2/10 朝 37.2℃ 晝 37.4℃ 夕 37.4℃
2/11 37.3℃ 37.1℃

であり 厚生省基準では檢査對象者にすらならない。

船室監禁隔離の 2/04(火)以前に感染してゐたとすれば、その間は 所謂 presymptomaticであり asymptomatic であったと謂う事になる。

又、退院後の3/18 前後の容態は posymptomatic だったと謂う事になりはしましか?
3/18 夕 36.8℃
3/19 夕 37.6℃
3/20 朝 36.7℃ 晝 36.5℃ 夕 36.5℃

即ち 日本では presymptomatic/asymptomatic/posymptomatic が感染者數から完全に抜け落ちてゐる。


また、私の家内(70歳未満)のように、船内監禁中 連日37.5℃、二回のPCR檢査で「陰性」、しかし その間に39.0℃で容態重篤の爲、隔離病院に緊急搬送されて 三度目の檢査で「陽性」判定。
即ち 檢査そのものの信頼性と信憑性にも問題あり。
HCUでの酸素吸入とHIV特効薬のカレトラで 幸い 一命を取り留める。

陽性 = 感染者、 陰性 = 非感染者 と謂う分別で正しいのか否か?


厚生省の「誤った」guide line を即刻改めると共に 體調不良で檢査を希望するもの全員に
即刻 檢査を實施すべし。

また 通院による感染リスク擴大を回避する爲、南鮮や歐米で行われてゐる様に、
drive through 式の檢體採取、更には 檢體採取キッとを市販する等、考案すべきである。

pandemic だとか over shoot, cluster だとか、或いは lock down だとか 矢鱈 外來語が濫用されてゐが、正しい定義と解釋を明確にして 國民に解りやすい用語を旨とすべし。

April fool ではない 令和二年卯月四月一日 記