ベル麻痺-愚痴なしブログ 

ベル麻痺の後遺症の軽減および目を守る方法を主に、併せて他の事も載せています。

調和の霊感(ヴィヴァルディ)

2023年03月28日 | CD

NHK-FMでヴィヴァルディの「調和の霊感」の第6番が流れていました。

何時聴いても心が爽やかになる合奏曲と思います。

☟所有していますCDは「デンオン・クラシック・ベスト100」です。

<コロムビア百年の歴史に刻まれたザ・ベスト!高音質Blu-specCDで100タイトル・リリース>

イタリア合奏団/ヴィヴァルディ:調和の霊感
ヴィヴァルディの最高傑作といわれる作品3は、バッハの編曲でも知られる曲や、ヴァイオリン初心者が必ず手がける第6番等、珠玉の名曲揃い。

イタリア最高の名手たちの音色美には、ピリオド楽器全盛の今日でも抗しがたい魅力があります。

かつてヴィヴァルディが演奏したヨーロッパ屈指の録音会場、コンタリーニ宮の素晴らしい響きです。

そして名エンジニア、ヴィルモースの手になる超優秀録音は、レコード・アカデミー賞を録音部門で受賞しました。(コロムビアミュージックエンタテインメント)

【収録情報】
・ヴィヴァルディ:協奏曲集『調和の霊感』作品3(全12曲)
イタリア合奏団

録音:1988年(デジタル)

【デンオン・クラシック・ベスト100】
来る2010年10月1日に会社創立百年の節目を迎える日本コロムビアは、その間というもの、営々とクラシック音楽の音盤、テープ、映像商品を製作・販売してまいりました。


以前は現ソニー・ミュージックエンタテインメントや現EMIといった海外原盤の作品を国内盤化しておりましたが、SP時代から来日アーティスト、邦人アーティストのレコーディングも開始。

1972年から本格化したPCMデジタル録音の開発により、クラシックの録音タイトル数は飛躍的な伸びをみせることになります。


このたびの創立百年を記念してリリースいたします100タイトルは、いわばこの百年間のザ・ベスト。独オイロディスク、チェコ・スプラフォン原盤を含めて、現在もなおファンの皆様に愛され続けているロングセラー盤を売上げ枚数順に正直に並べました。


このシリーズは、コロムビアといたしましては、初のBlu-specCDでの発売です。過去に優秀録音として国内外の多くの賞をいただいた「音」をそのままにBlu-specCDとしてリリースいたします。


スメタナの「わが祖国」やドヴォルザークの新世界交響曲のような、同曲の決定盤として並び立っている名盤は、曲目の重複を避けずに敢えてセレクトしております。


クラシック・ファンはもとより、これからクラシックの名盤探しに足を踏み入れるような初心者にも安心してお勧めできる名演奏のみの100枚です。(コロムビアミュージックエンタテインメント)

 

<内容詳細>

デンオンやスプラフォンの代表名盤をBlu-specCD化したシリーズ。輝くような弦楽器の響きが魅力的なイタリア合奏団が、十八番であるヴィヴァルディの「四季」を演奏。(CDジャーナル データベースより)

 

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1×15=100

2023年03月28日 | 未分類

最近、You tubeで将棋の解説を観ています。

長いこと将棋観戦をしていなかったのですが、藤井竜王(6冠)の将棋が気になり、観戦するようになりました。

特に印象に残っていますのは羽生九段との「王将戦7番勝負」でした。

対戦成績が2勝2敗の五分となり、後手横歩取りで勝勢の局面になった時には4勝3敗で羽生九段が通算100期を実現するのではと、思えました。

 

<青野照市九段の(Web記事から)>

「羽生が2勝2敗まで追い上げたときは、もしかしたらという期待も大きくなっていた」

第5局の終盤では、一旦優勢になったらまず逆転を許さない藤井の形勢の針が、一度は大きく羽生に傾くなど、決して楽な防衛ではなかった。

それだけ精神的に藤井も、追い詰められていたといえる。

しかし、そのチャンスを羽生は生かせなかった。平凡な王手飛車を見送ってからは羽生の勝ち筋が消え、その敗戦を引きずるかのように第6局は良い所なく敗れて、王将戦での羽生のタイトル100期の夢は消えた。

 

※今後、羽生九段が再挑戦できる可能性のある棋戦は王将リーグ戦を勝ち抜くことですが、藤井6冠は、番勝負で1敗するごとに、脱皮をするように強くなる傾向にあります。

従って、羽生九段の100期は未完に終わると考えられます。

確かに「100」は区切りの良い数字に感じますが、日本の文化の根底に流れています「数」は7・5・3の奇数文化と理解されます。

将棋は、日本固有の文化ですので、99期が完成形とも考えられます。

将棋盤は9×9のマスですので、99期が完成形と、穿った(うがった)見方も出来そうです。

 

さて、タイトルの「1×15=100」は、ドラマ「ノーサイド・ゲーム」の中で柴門監督が言っていたことです。

「15人の選手の特質を活かした戦略は無数にあり、1×15=0にもなれば100にもなる。その戦略を練るのが監督の仕事」だそうです。

将棋は、20枚ある駒の性質を巧みに組み合わせて敵陣を攻略し、自陣を守る。

その手腕にたけた者が勝者となるゲームのように思っています。

ラグビーと将棋に共通点があるように感じながらGYAOでドラマを鑑賞しています。

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WBC観戦で思うこと

2023年03月23日 | 自己啓発

 昨日(3/22)は、通院日のお陰でWBCの一部を観戦することが出来ました。

TVの受信契約をしていないので、WBCの実況中継を観るのは初めてです。

採血の待ち時間以外は、待合スペースでTV観戦が出来る幸運に恵まれました。

 

泥汚れのユニホームでマウンドに登った大谷選手ですが、落ち着いたマウンド捌きは流石だと思いました。

最後の打者が、米国主将で同僚のクラウトと対戦となり、160km/hのストレートで追い込みラストボールは140Km/hのスライダーで空振りの三振に仕留めた場面を、観れたことは幸運でした。160Km/hからスピードを落とした大谷のスライダーを打つのは難しかったと思われます。

「ピッチングは打者のタイミングを外す技術である」と、某大投手が言っていたことを思い出します。

大谷選手のスライダーは43cmと報じられた横の変化だけでなく、縦の変化を伴うようです。一流打者であるクラウト選手も空振りすると考えられます。

 

<Web記事で発見しましたコメントの一部です>

 トラウトは「全ての野球ファンが見るのを望んでいた対戦、この1カ月半で何度もそれについての質問をされてきた」。

トラアウト曰く「他の終わり方があったと思うかい?」とコメント。

そして、大谷について「彼はすごいボールを持っている。最後はいい球を投げてきた」と振り返った。

米国のマーク・デローサ監督は、大谷と対戦した主将トラウトについて「彼が深い深呼吸をして感情をコントロールしているのが分かった」と明かし、「自分だったら、あのような場面に立つ姿を想像できない、地球上最高の選手であり、チームメートでもある2人が向かい合っているんだ」と語った。

 

二刀流で活躍し、大会MVPに輝いた大谷に関しては「彼のやっていることは、おそらくこの大会に出た選手の9割がリトルリーグやユース大会で同じことをやってきたかもしれないが、彼は最高の舞台でそれを続けることができている。

野球界のユニコーン(唯一無二の存在)。

「他にも試してみる選手はいるだろうが、彼のレベルでできる人はいないだろう」と称賛を惜しまなかった。(AP)

「彼が深い深呼吸をして感情をコントロールしているのが分かった」この対象はクラウト選手ですが、マウンドの大谷選手も「感情コントロール技術」を完璧に会得していると、感じられます。

 

また、「中村天風」「怒らない 恐れない 悲しまない」の源泉は呼吸法にあると理解しています。

電験受験も知識だけでは乗り切れないものがあると思います。

本格的な呼吸法を会得するには時間が掛かりますが、試験会場でもできます深呼吸をお勧めします。

試験日は、3日後ですが「恐れず 焦らず」自らを信じ、自分の潜在意識に呼びかける「自己暗示」と、深呼吸で日頃の成果をだして、合格を目指してください。

 

<日頃から心掛けたい自己暗示>

自己暗示の先駆者エミール・クーエのフレーズ「私は、毎日、あらゆる面で益々よくなっている(day by day in every way, I'm getting better and better)」

 

☟黄色は、幸運の色

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理論を制する者電験を制する

2023年03月19日 | 電験3種

昔から「理論を制する者 電験を制する」という名言が有ります。

電験三種および電験二種では、理論を80点台で通過することが、大切なのです。

電気回路問題は、電源と3種類(抵抗・コイル・コンデンサ)の受動素子で構成されます。

これらの性質を熟知することが、電験合格につながる近道と教えられてきました。

何時でも何処でも発揮できる力が「実力」です。

試験会場で力を発揮できないような勉強方法は何かの問題を内包していそうに思われます。

「努力」は報われると言いますが、この言葉には隠されている文言が有ります。

「的を得た 努力は報われる」が本当の意味と理解しています。

  • 具体的には、過去問を何回も繰り返しさらう必要な無いのです。
  • 過去問は、1回さらえば事足ります。
  • 1回で何を学べば合格点に達するかを分析できます。
  • 数多く過去問をノートに書いたり、おさらいをする必要性は無く、弊害を生むことも考えられます。同じ問題を繰り返すことで、知ってるつもりが脳に残ってしまいます。
  • 脳は怠け者ですから省略できることは好んで省きます。
  • 1回で的確な分析を行い、自分の弱点を知り、重点的に補強することで合格に近づくのです。
  • 1回で分析できない様ではビジネスでもスキルを疑われます。
  • 演習問題は机上の訓練ですが、ビジネスは実践訓練ですね。

 

電験三種の後期試験日まで1週間となりましたが、焦らずに実力を高めることが大切と思います。

また、適度な緊張感は必要ですが、緊張しすぎますと、実力を発揮できない可能性があります。緊張感を楽しむことが大切と思います。

WBCで活躍しています大谷翔平選手は、10代の頃より「中村天風」の著書を愛読していたと、記憶しています。先月、那覇市の書店散策を楽しんでいる時に、偶然発見して購入しました。

「怒らない、恐れない、悲しまない」のフレーズに惹かれての購入でしたが、読んでみますと、大谷翔平選手のメンタルトレーニング手本にしているように思われます。

野球では、ブルペンエースと言われる投手がいます。ブルペンでは素晴らしい投球をするのですが、試合のマウンドに上がると抑えられない投手の事のようです。

実在した選手で今井雄太郎選手は「極度のあがり症」でブルペンエースの代表格でしたが、完全試合を成し遂げる投手に変貌しました(登板前にビールを飲ませて変貌させたのエピソードが有ります)。

クラシックの世界では、シベリウスのエピソードが知られています。子供の頃ヴァイオリニストを目指していましたが「あがり症」で諦め作曲家として成功しています。

自律神経で制御されています心臓やその他の動きは意識的に制御できませんが、呼吸だけが自分でコントロールできます。試験会場では深呼吸を繰り返すことで、落ち着くことが可能になります。

日頃の勉強でも古武術時代から伝わる「呼吸法」の訓練をお勧めします。

(合格後の実務で必ずお役に立ちます)

 

 

さて、電験と無関係に思える野反湖ですが、群馬県の地質地図を求め、公表されている湖の容積から何メガワットの発電が可能かを調べる目的がありました。電験講習会の理論担当の講師が、若い頃に鬼怒川の水量を自分で計測して発電量を計算した経験を講義の合間に話してくれました。

その話に刺激されて挑戦したのですが、途中から多忙になり頓挫してしまいました。

人生、未完に終わるのが良いと、言いますので「よし」としています。

 

☟群馬県の六合村(くにむら)にある野反湖です。野反ダムの水源になる人造湖であり、発電所用ロックフィルダムとしては日本で初めてと記憶しています。

 

☟右端にある赤い小屋が中村正一さんが管理する山小屋です(電気無し、ランプのみ)

  • 昭和40年から毎年夏になると訪れたいました。電気が無いので晴れた夜は、星座観察に最適な場所でした。
  • 最初はバスが無く、歩きで登った記憶が有ります。太子駅(おおし駅)からバスで終点の花敷温泉まで行き、そこから歩いたのです。
  • 長野原-太子間はやがてなくなりましたが、太子駅は線路が逆U字になっていて電車が行き止まりを実感できました(北海道の宗谷本線の終点稚内駅を連想します)。
  • また、花敷温泉は「幾山河越えさりゆかば寂しさの終てなむ国ぞ今日も旅ゆく」で知られる歌人「若山牧水」が好んで訪れた温泉とのことです。
  • 長野原線は現在、吾妻線になり、万座温泉やスキー場に行きやすくなりました。渋川の「釜めし」駅弁や高崎駅の「だるま弁当」が懐かしく思い出されます。
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天才チェリストのライブ盤

2023年03月16日 | CD

ソル・ガベッターのライブ盤です。

一般にライブ盤は低価格であるが、臨場感があり好んで収集しています。

<エルガー:チェロ協奏曲と、マルチヌー:チェロ協奏曲第1番>


ソル・ガベッタのチェロ、指揮サイモン・ラトル、指揮クシシュトフ・ウルバンスキ、オーケストラはベルリン・フィルです。

今や「現代のジャクリーヌ・デュ・プレ」ともいわれるほど実力と人気をもつチェリスト、ソル・ガベッタ。このアルバムは、エルガー、マルチヌーという2曲のチェロ協奏曲を2014年にライヴ収録したもの。しかもオーケストラはベルリン・フィルです。


 ソル・ガベッタは、2009年にすでにヴェンツァーゴ指揮デンマーク放送響とエルガーのチェロ協奏曲を録音しており、非常に高評価を得ていますが、今回はラトル&ベルリン・フィルとの共演。

非常にロマンティックで情熱的なチェロの響きは、まさにこの作品の本性を表した名演です。そしてマルチヌーは、エルガーの翌月にウルバンスキがベルリン・フィルにデビューした定期演奏会のライヴ。

チェコの国民音楽と20世紀の音楽イディオムを融合したこの協奏曲を、深い抒情性の見事な表現力で演奏していきます。(輸入元情報)

【収録情報】
1. エルガー:チェロ協奏曲ホ短調 Op.85
2. マルチヌー:チェロ協奏曲第1番ニ長調 H.196

 ソル・ガベッタ(チェロ)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 サー・サイモン・ラトル(指揮:1)
 クシシュトフ・ウルバンスキ(指揮:2)

 録音時期:2014年4月(1)、2014年5月(2)
 録音場所:バーデン=バーデン祝祭劇場(1) ベルリン、フィルハーモニー(2)
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

 

<ユーザ評価>

☆5のコメント

実はエルガーの協奏曲をそれほど気に入って聴いたことがなかったのですが、本盤は違いました!とくに第2楽章の急速な弓さばきは筆舌に尽くしがたいものです。

管弦楽もベルリン・フィルということで、さすがの素晴らしい演奏。そして、もう1つ見逃してはならないのが、後半のマルチヌー!ノイマン=チェコ・フィルのスプラフォン録音(チェロ独奏:マイ)ぐらいでしかお目にかかれなかった協奏曲ですが、今回はなんとも貴重な、ベルリン・フィルと俊英ウルバンスキによるライヴ録音の登場ということで、嬉しい限りです。

ベルリン・フィルがマルチヌーを演奏すること自体がほとんどなかったのではないかと思いますので、その点でも興味深いものです。

第1楽章を聴き始めて、やや早めのテンポでサクッと行くのかと思うと、中間部の抒情的な場面ではしっかりと旋律を歌ってくれました(ここが、たまらないところですね)。

そして、チェロと楽器群とのせわしない対話が続く第3楽章でも、見事な掛け合いを聴かせてくれました。ソル・ガベッタには、いつの日か、協奏曲の2番やソナタなども録音してほしいところです。

 

☆5のコメント

「現代のジャクリーヌ・デュ・プレ」というか、ソル・ガベッタの方がデュプレより上手いし音楽性も上でしょ?デュプレって難病で悲劇的にキャリアを終えたという物語性で過剰に持ち上げられてるだけで、純粋に演奏だけ聴くとさほどの事はないよ。

エルカーのコンツェルトもデュプレの代名詞みたいに言われてるけど全然いいと思わない。ガベッタの方がずっと自然に演奏してて感動した。ただ指揮はラトルじゃない方が良かったと思うけど。

 

☆3のコメント

発売されたソフトは全て購入していますが、初めて期待を下回る演奏に出会ってしまいました。

エルガーはベルリン・フィルとの初共演に加えて、指揮者がイギリス人のラトルということも影響したのか、いつもの情感豊かで彫りの深いソロが聴けません。多少の緊張と遠慮があったのでしょうか。

それに比べるとマルティヌーは、はるかに好調で、本領を発揮していると感じました。

※辛口のコメントですが、私と同様にソル・ガベッターファンようです。

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