ベル麻痺-愚痴なしブログ 

ベル麻痺の後遺症の軽減および目を守る方法を主に、併せて他の事も載せています。

チェロ界の新星

2023年03月11日 | CD

チェロ界の新星、ジモーネ・ドレッシャーがデビュー!

チェロ界の新星ジモーネ・ドレッシャーのデビュー・アルバム。

ドレッシャーはドイツのヘルデッケ市生まれ。デュッセルドルフのロベルト・シューマン音楽院でゴットハルト・ポップに

フランツ・リスト音楽大学でヴォルフガング・エマヌエル・シュミットに学び、ハンス・アイスラー音楽大学でデンマークのトローオルス・スヴァーネの修士課程を修了しました。

 2021年にコンサート・ディプロマ取得のためのコンサートを終了。バーデン=バーデン・フィルハーモニー、エッセンのフォルクヴァング室内管弦楽団、ケルン・シンフォニエッタなどのオーケストラと共演、「ハイデルベルク春」をはじめとする欧米の音楽祭とリサイタルに出演しています。


デビュー・アルバムは「Humanity(人間性)」を音楽で示すコンセプトによるプログラム。

フィンランドのペール・ヘンリク・ノルドグレン[1944-2008]の『チェロ協奏曲第1番』は、アダージョの「前奏曲 I」、アレグロの「前奏曲 II」、曲の「重心」となるアンダンテの「讃美歌」の3楽章の作品。

 

ペーテリス・ヴァスクス[1946-]の『チェロ協奏曲第2番』は「存在すること」という副題をもち、「ソル・ガベッタ」のために作曲されました。

真理を見出す人の一生と再生をイメージして書かれ、「カデンツァ - アンダンテ・カンタービレ」「アレグロ・モデラート」「アダージョ」の3楽章で構成されています。ドレッシャーのこの演奏が、ラトビアのオーケストラによる初めての録音です。


バッハのコラール『われを憐れみたまえ、おお主なる神よ』と『パストラーレ へ長調』の第3曲「アリア」は、このアルバムのためにドレッシャーが委嘱、ヴァスクスの協奏曲の話法をモデルに作られた新しい編曲による演奏です。(輸入元情報)

 

<収録情報>


● ノルドグレン:チェロと弦楽オーケストラのための協奏曲第1番 Op.50
● J.S.バッハ:パストラーレ ヘ長調 BWV.590より『アリア』(チェロと弦楽のための編曲)
● ヴァスクス:チェロと弦楽オーケストラのための協奏曲第2番『存在すること』
● J.S.バッハ:われを憐れみたまえ、おお主なる神よ BWV.721(チェロと弦楽のための編曲)

ジモーネ・ドレッシャー(チェロ)
シンフォニエッタ・リガ
ヤーニス・リエピンシュ(指揮)

録音時期:2022年1月11-13日
録音場所:ラトビア、リガ、改革派教会
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

 

この作曲家(ヴァスクス)のCDは何枚か持っていますが、年代的にはクラシックと言うよりも「現代の音楽」に分類されそうです。

クラシックはバロック(FM放送「バロックの森」)からスタートしましたが、現代音楽も好んで聴いています。

ヴァスクスの同じ曲を、チェロの新星と、天才ソル・ガベッター両者を聴き比べて楽しんでいます。

 

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タスミン・リトル

2023年03月07日 | CD

ヴァイオリンとチェロの二重協奏曲は、ブラームスを何枚か所有していましたがディリアスは初めてです。

☟タスミン・リトルは、英国で人気度の高いヴァイオリニストです。

ディリアス:協奏曲集
リトル、ワトキンス、A.デイヴィス&BBC交響楽団

【収録情報】
ディリアス:
・ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲
・ヴァイオリン協奏曲
・チェロ協奏曲(ビーチャム&フェンビー校訂)

 タスミン・リトル(ヴァイオリン)
 ポール・ワトキンス(チェロ)
 BBC交響楽団
 アンドリュー・デイヴィス(指揮)

 録音時期:2010年10月13-14日
 録音場所:ロンドン、オール・セインツ教会
 録音方式:デジタル(セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

 

<ユーザ評価>

☆5のコメント

リトルが弾くディーリアスのヴァイオリンソナタ全集があまりすばらしかったので、協奏曲も聴きたくなった。この盤はディーリアスの弦の協奏曲を網羅したこだわりの選曲が光る。

聴いてみると、ソナタ同様、「なぜこれほどの高水準の曲が、知名度が低く演奏会で採りあげられることが少ないのだろう」との感を抱いた。独奏、管弦楽ともに非の打ちどころない演奏である。録音も優秀。

☆5のコメント

ディーリアスの隠れた名協奏曲を、イギリスの中堅、熟した油の乗り切った3人のミューシャンによる心暖まり、音楽に浸れる落ち着く演奏。

不穏な処もありますが、ディーリアスらしい牧歌的、美しい曲であり、このあまり演奏される事のない佳曲を、世に出し、聴かせてくれたのを、感謝します。ワトキンスは、今年、エド・デ・ワ―トとともに急きょ来日してエルガーを聴かせてくれた渋い実力者、リトルも、派手さは無いが、穏健で良心的な音楽を聴かせてくれる。

アンドリューは、イギリス音楽命の、この曲には、うってつけの指揮者に、BBC響。シャンドスレーベルならではの好盤。オール・セインツ教会の豊かな録音。初聴きでしたが、とても、気に入りました。現代ディーリアス演奏の規範。

☆5のコメント

私はこの作曲家を全く知らないで買ってみたのですが、初見でも率直に美しいと思いました。

録音も最上ではないが、十分に納得できるレベルのSACDです。

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グリーグの管弦楽曲

2023年03月03日 | CD

<グリーグ:管弦楽作品全集(8CD)>
ビャルテ・エンゲセト&マルメ交響楽団、スコティッシュ・ナショナル管弦楽団

グリーグファンにとって有難いCDです。

 グリーグの管弦楽作品を全曲収録したこのBOX。グリーグが生涯に渡って追求したノルウェーの民族音楽の影響をはじめ、彼が愛した自然の情景、豊かな情感が、卓越した管弦楽法を用いて描かれています。

どの作品も共感に溢れた素晴らしい演奏ですが、中でも、グリーグの代表作の一つ、イプセンの戯曲に基づいた『ペール・ギュント』の音楽は、一般的な組曲版の他、劇音楽完全版も収録。

ノルウェーの演奏家たちの原語による勢いに満ちた演奏を聴くと、この作品の本来の姿が目の前に浮かび上がってくることでしょう。

演奏しているエンゲセトはノルウェーを代表する指揮者の一人。シベリウス・アカデミーでヨルマ・パヌラに師事し、1989年の卒業後はスカンジナビア半島全域で指揮者として活躍、NAXOSにもこのグリーグをはじめ、シベリウスやスヴェンセンなど北欧の音楽を多数録音している実力派です。(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1『ピアノ協奏曲、秋に、交響的舞曲』 (8557279)
1. 秋に Op.11
2. ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16
3. 交響的舞曲 Op.64

ホーヴァル・ギムセ(ピアノ:2)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
ビャルテ・エンゲセト(指揮)

録音時期:2003年5月13-15日
録音場所:グラスゴー、ヘンリー・ウッド・ホール
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

Disc2『ピアノ作品からの管弦楽編曲集』 (8557854)
● スロッテル Op.72(ゾンメンフェルトによる管弦楽編)
弟8番:婚礼の行進(粉ひきの少年による)
第4番:妖精の丘からの舞曲
第2番:ヨン・ヴェスタフェの飛び跳ね舞曲

● ノルウェー舞曲集 Op.35(シットによる管弦楽編)
第1番:Allegro marcato
第2番:Allegretto tranquillo e grazioso
第3番:Allegro moderato alla marcia
第4番:Allegro molto

● リカルド・ノルドロークのための葬送行進曲 EG.107(ハルヴォルセンによる管弦楽編)
● 人びとの生活の情景 Op.19~第2曲『婚礼の行列』(ハルヴォルセンによる管弦楽編)
● バラード ト短調 Op.24(トヴェイトによる管弦楽編)
● 抒情小品集 第5巻 Op.54-6『鐘の音』(グリーグ/シードルによる管弦楽編)

ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
ビャルテ・エンゲセト(指揮)

録音時期:2005年5月2,3日
録音場所:グラスゴー、ヘンリー・ウッド・ホール
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

Disc3『交響曲、十字軍の兵士シグール』 (8557991)
● 交響曲 ハ短調 EG.119
● 古いノルウェーの歌と変奏曲(管弦楽版)
● 組曲『十字軍の兵士シグール』 Op.56(1:前奏曲『王の広間』/2:間奏曲『ボルグヒルの夢』/3:忠誠行進曲)

マルメ交響楽団
ビャルテ・エンゲセト(指揮)

録音時期:2006年4月10-13日
録音場所:スウェーデン、マルメ交響楽団コンサート・ホール
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

Disc4:『ペール・ギュント組曲第1番、第2番』 (8570236)
1. 『ペール・ギュント』組曲第1番 Op.46(朝/オーゼの死/アニトラの踊り/山の魔王の宮殿にて)
2. 『ペール・ギュント』組曲第2番 Op.55(イングリッドの嘆き/アラビアの踊り/ペール・ギュントの帰郷/ソルヴェイグの歌)
3. ビョルンソンの『漁夫の娘』による4つの詩 Op.21~第1曲『初めての出会い』
4. 山の精にとらわれし者 Op.32
5. 6つの歌 EG.177
第1番:ソルヴェイグの歌
第2番:ソルヴェイグの子守歌
第3番:モンテ・ピンチョから
第4番:白鳥
第5番:最後の春
第6番:ヘンリク・ヴェルゲラン

インガー・ダム=イェンセン(ソプラノ:3, 5/1-5)
パレ・クヌーセン(バリトン:4, 5/6)
マルメ交響楽団
ビャルテ・エンゲセト(指揮)

録音時期:2006年5月29-31日
録音場所:スウェーデン、マルメ交響楽団コンサート・ホール
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

Disc5-6『ペール・ギュント Op.23 劇音楽全曲版』 (8570871)
1. 劇音楽『ペール・ギュント』 Op.23(全曲)

ハンス・ヤコプ・サント(俳優)
アンネ・マリット・ヤコプセン(女優)
エーリク・ヒヴュ(俳優)
イーサ・ゲーリケ(ソプラノ)
ユンニ・ローヴリ(ソプラノ)
レーナ・ヴィッレマルク(ソプラノ)
ベルク・シュステン・ブローテン(メゾ・ソプラノ)
イツィアール・マルティネス・ガルドス(メゾ・ソプラノ)
ユングヴェ・アンドレ・ソベルグ(バリトン)
クヌート・スティクレスター(バス)、他
マルメ室内合唱団
ルント・クルチュアシュコラン少年少女合唱団

2. 南の修道院にて Op.20
3. ベルグリョート Op.42


Disc7『ホルベアの時代から、2つの悲しい旋律、抒情組曲』 (8572403)
● 2つの悲しい旋律 Op.34(傷ついた心/最後の春)
● 2つのメロディ Op.53(ノルウェーの旋律/初めての出会い)
● 組曲『ホルベアの時代から』 Op.40(1:前奏曲/2:サラバンド/3:ガヴォット/4:エア/5:リゴードン)
● 2つの抒情小品 Op.68(山々の夕べ/揺りかごの中に)
● 2つのノルウェーの旋律 Op.63(民謡風に/牛飼いの歌と農夫の踊り)
● 抒情組曲 Op.54(1:羊飼いの少年/2:ノルウェー行進曲/3:夜想曲/4:ドワーフの行進曲)

Disc8『付随音楽『十字軍の兵士シグール』、オラヴ・トリュグヴァソンより』 (8573045)
1. 故郷への帰還 Op.31

2. 付随音楽『十字軍の兵士シグール』 Op22(抜粋)
第4番:北国の人々、第8番:王の歌、第9番:ホルンのシグナル、第1番:はじめに
間奏曲

3. オラヴ・トリュグヴァソン Op.50
第1場:多くの刺激的な名前に隠された、第2場:あなたが呼ぶほどではない
第3場:すべての神に感謝の恵みを捧げる

4. ノイペルト[1842-1888]:習作 Op.26~第1楽章アンダンティーノ(グリーグによる管弦楽編)

録音時期:2009年5月26日(1,2)、2012年6月7-9日(3,4)
録音場所:スウェーデン、マルメ交響楽団コンサート・ホール
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

 

☆5のコメント

グリーグはピアノ協奏曲とペールギュントばかりが有名で、それ以外の作品の録音となると途端に少なくなる。

そんな中で、ヤルヴィ、ルードに続き、エンゲセトまでもがグリーグの管弦楽作品をまとまって録音してくれたことは私のようなグリーグファンにとって非常にありがたいことである。

この8枚組の中では、管弦楽用に編曲された作品を集めたDisc2が内容的に充実していると思う。グリーグのピアノ作品「スロッテル」からの管弦楽用編曲や「抒情組曲」からの編曲作品は編曲としてよくできていると思うし、「リカルド・ノルドクロークのための葬送行進曲」は正直原曲の吹奏楽版よりオーケストラ編曲のほうが若き親友をなくしたグリーグの悲痛な思いが伝わってくるような気がして、抜群に良い。

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同期発電機

2023年03月02日 | 電験3種

同期機は、電験に多く出題されます。

☟同期機特性の詳細です。前回添付を失念しましたので追加します。

 

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蒸気管の漏れ

2023年03月01日 | メンテナンス技術

今年も早3月になりました。例年の事ながら1月、2月は足早に過ぎるように感じます(1月行っちゃった、2月逃げちゃったと駄洒落が有ります)。

さて、3月末日で暖房の終わる建物も有ります。

蒸気暖房を行っている設備は、暖房期間中に丹念に点検する必要があり、蒸気停止後では発見が難しいケースが有りますので準備が必要です。

 

☟蒸気が通っている時は、漏れ箇所の確認が容易です。

(蒸気が噴出していて確認し易いです)通気中は確認だけを行い、ウエスを巻いて保温材への浸透を最小限に食い止めます(火傷に注意、蒸気管の扱いでは軍手は禁止(絶対)です。必ず皮手袋を使用します)。

 

 

☟暖房が終わてからパッキン交換を行います。

 

☟経年劣化でボロボロになったシートパッキンの例です。

 

  • 蒸気暖房は立上がりが早いのが特徴です。
  • 特に、蒸気加湿方式は衛生的で十分な加湿効果が得られます。超音波方式は微粒子の問題があり、付属の純水器では微粒子問題の解決は出来ないと考える必要があります。
  • また、通風加湿方式はメンテナンス上の問題(臭気&バクテリア発生)があり、蒸気加湿に遠く及ばないと、考えられます(何れも管理経験上)。
  • 初心者の頃、蒸気は顕熱で暖房すると考えていましたが、蒸気が凝縮してドレンに戻る時の潜熱の方が大きな仕事をします。
  • 蒸気管廻りの作業で軍手を使用しますと、蒸気が分手に沁み込み大きな潜熱で火傷をします。
  • 万が一、軍手で蒸気による火傷をした場合は、慌てて軍手を取らずにハサミで軍手を切ります。
  • ボイラー室や蒸気管作業を行う箇所にはハサミを常備します。

 

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