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ベル麻痺-愚痴なしブログ 

ベル麻痺の後遺症の軽減および目を守る方法を主に、併せて他の事も載せています。

名人戦鑑賞

2025年05月11日 | 将棋

年度初めに行われる「名人戦」は、他のタイトル戦とは異なると考えられます。

他のタイトル戦は順位戦のランクに関係なく、挑戦できる可能性があります。

しかし、名人戦はA級棋士で且つ順位戦を勝ち抜かなければ挑戦者に成れない制度です。

4段のC2級になってからA級にのぼるまでは、最速でも数年の年月が必要になります。

プロ棋士になってもA級入りが出来ずに引退する棋士が多い中で、A級棋士が如何にすごいかが想像できます。

<名人戦第1局解説>

【プロも大絶賛!】藤井聡太の歴史的名局!最新AIも読めなかった39手詰を解説【第83期名人戦七番勝負第1局】

<名人戦第2局解説>

藤井聡太名人、60手以上前の手を咎めて勝ってしまう… プロ「まさかあの香が最後に…」 名人戦七番勝負第二局 藤井名人ー永瀬拓矢九段

 

<名人戦第3局解説>

【驚愕】解説「普通は銀取る」藤井名人「4八と」解説「4八と!?」人外の寄せに一同驚愕! 第83期名人戦3局 藤井聡太名人vs永瀬拓矢九段

永瀬軍曹に一矢報いて欲しいと思いますが、逆転して名人位奪取の芽は無いと考えられます。

第1局と第2局は、接戦部分もありましたが、第3局は完封された感じがします。

 

 

<藤井名人の凄さが伺える詰将棋能力>

【衝撃】藤井聡太の超天才エピソード5選

41手詰を25秒で解く頭脳は、まさに高性能PC並みの速度です。

(詰将棋では藤井名人の方が正確で速いことがあります)

 

<PCのビット計算>

因みに、2手の読みと仮定して2.199023256×10の12乗ビットです。

詰将棋の変化は3~5通りを読むので3の41乗は、3.647299638×10の19乗ビット

5の41乗ですと、4.547473509×10の28乗ビットになります。

この場合の1秒当たりのビット数は、1.81898404×10の27乗ビット

バイトに換算すると、227.3736754 YBT(ヨタバイト、ヨタY=10の24乗)

因みに、テラBTは10の12乗

 

藤井名人の頭脳はAIとは異なり「量子コンピューター」と似ています。

 

 

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藤井聡太7冠の詰将棋能力

2025年04月02日 | 将棋

先日、詰将棋選手権が行われましたが、藤井7冠がパーヘクト解答で優勝しました。

<前半戦の超難問解説動画です>

藤井聡太がプロ全滅の「第3問」を即答…誰も解けなかったと話題の斎藤慎太郎作を解説【第22回詰将棋解答選手権】

<全問題の解説>

藤井聡太竜王が人間卒業していたことが判明…最高難易度全10問を解説【第22回詰将棋解答選手権】

正解率の高さもさることながら解答に要する時間の短さに驚愕します。

準優勝した奨励会3段も4段昇段を決めて活躍してほしいと思います。

 

さて、江戸時代にいた詰将棋の天才少年が13歳の時に作ったとされます詰将棋があります。(611手詰)

☟以下が正解手順です。

10代の頃にこの詰将棋を知り、夢中で憶えた記憶があります。

<参考文献は「詰むや詰まざるや」です>

伊藤看寿少年は、詰将棋は超天才でしたが、指し将棋の成績は最上位とはいかなかったようです。

藤井少年は詰将棋でも400年に一人と言われる超天才であり、指し将棋でも最高位にいると事が、凄すぎます。

 

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終盤の難しさの第四問目

2023年01月27日 | 将棋

二人の超天才が激突する王将戦の第二局で羽生九段が勝ちました。

羽生九段は、全盛時の切れ味は凄かっですが、歳を重ねピークを過ぎても、その一端を思い起こさせてくれた一局でした。

4勝3敗で羽生九段が勝って「100」を実現して欲しいと思いますが、藤井5冠は簡単にタイトルを渡す棋士でないので楽しみです。

 

アマでも高段者の対局では、序盤から中盤で一方的に差が生じることは稀であり、終盤の力の差が勝率を上げるポイントと考えられます。

 

難易度★★★★★の問題です。解ける方は間違いなくアマ高段者ですね。

  • 正確な読みと判断力が求められる問題です。
  • 時間の限られた終盤で読み切るのは難しいです。

<正解手順>

正解は、▲8八玉の早逃げが第一感の手となります。「王の早逃げ8手の得く」格言です。

  • △5二金▲5一歩△2九竜▲1四歩△3二桂で後手の勝勢です。

<変化の読み-01>

  1. ▲8八玉の早逃げに対し、6八の角を何とかする必要があります。△6九金▲8六角△1四歩の変化です。
  2. ▲1四同銀とすれば、△6八金▲1三銀成△同玉▲6八角としますが、△1四玉で捕まらず後手の勝ちです。
  3. そこで△1四歩は▲同銀とせずに▲3一角成とする「詰めろ」の好手があり、△6八金は先手の勝ちになります。
  4. 詰め手順は、△6八金▲1三歩△同玉▲2二竜△同銀▲2四銀打ち△同歩▲同銀△1二玉▲1三歩△同銀▲同銀成りの11手詰です。

<変化の読み-02>

 

  1. △2九竜に変えて△1四歩▲同銀△6八金▲同金引き△1三歩でも後手勝ちそうなのですが、▲2三銀成△同玉▲2四金△1二玉▲3三金と桂を取り先手が勝ちになります。
  2. 以上のような変化を読むことで、正解手順を導き出すといいます。

 

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終盤の難しさの第三問目

2022年12月04日 | 将棋

竜王戦第6局の棋譜を繰り返し拝見し、藤井竜王の終盤力の凄さを噛みしめています。

寄せ合いは攻めの構想だけではなく、受けの確認が難しいと思うのですが、プロの読みの深さの中でも藤井竜王はぬきんでているものと、推察されます。

羽生九段も終盤で見せる「ハブマジック」があり、来年の対局が楽しみです。

 

難解な終盤戦の第三問です。★★★(勝つのは先手・後手?)

この問題も「打ち歩詰め」含みの問題です。

正解は、▲8一竜△6二飛▲8二竜までで、先手の勝ちです。

  1. ▲8一竜を△同飛は▲2四桂△同金▲3三角成△2一玉▲1一馬△3二玉▲3三角成で詰みです。
  2. △6二飛に対して、▲2四桂△同金▲3三角成△2一玉▲1一馬△3二玉で詰まない。(3三角成は空き王手で指せないからです。
  3. そこで▲8二竜として先手が勝ちとなります。△8二同飛は1.の手順で詰みで、受けなしです。
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終盤の難しさの第二問目

2022年12月03日 | 将棋

藤井竜王がタイトルを防衛しました。

将棋界の最高賞金額タイトルである竜王を防衛することで4千万円超の賞金を得たわけです。

棋譜を拝見していますと、藤井5冠は、終盤の力が凄いと思います。

 

難解な終盤戦の二問目です。★★★(勝つのはどっち)

  • 先手の王は詰めろの状態ですので、この詰めろを解消しながら勝つことが出来るか?、または後手が勝つのかが問われています。

<正解手順>

  • ▲6四飛△同飛▲4四角△2六角▲3三角成△3七角成で後手の勝ちです。

 

  1. △3七角成を▲3七金では△8五桂▲9八玉△9七銀▲8九玉△6九飛成▲同銀△8八飛打▲同馬△同銀成▲同玉△7七金以下即詰みです。
  2. 後手玉は3三の桂がいないので詰みが無いのです。

 

 

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