年度初めに行われる「名人戦」は、他のタイトル戦とは異なると考えられます。
他のタイトル戦は順位戦のランクに関係なく、挑戦できる可能性があります。
しかし、名人戦はA級棋士で且つ順位戦を勝ち抜かなければ挑戦者に成れない制度です。
4段のC2級になってからA級にのぼるまでは、最速でも数年の年月が必要になります。
プロ棋士になってもA級入りが出来ずに引退する棋士が多い中で、A級棋士が如何にすごいかが想像できます。
<名人戦第1局解説>
【プロも大絶賛!】藤井聡太の歴史的名局!最新AIも読めなかった39手詰を解説【第83期名人戦七番勝負第1局】
<名人戦第2局解説>
藤井聡太名人、60手以上前の手を咎めて勝ってしまう… プロ「まさかあの香が最後に…」 名人戦七番勝負第二局 藤井名人ー永瀬拓矢九段
<名人戦第3局解説>
【驚愕】解説「普通は銀取る」藤井名人「4八と」解説「4八と!?」人外の寄せに一同驚愕! 第83期名人戦3局 藤井聡太名人vs永瀬拓矢九段
永瀬軍曹に一矢報いて欲しいと思いますが、逆転して名人位奪取の芽は無いと考えられます。
第1局と第2局は、接戦部分もありましたが、第3局は完封された感じがします。
<藤井名人の凄さが伺える詰将棋能力>
41手詰を25秒で解く頭脳は、まさに高性能PC並みの速度です。
(詰将棋では藤井名人の方が正確で速いことがあります)
<PCのビット計算>
因みに、2手の読みと仮定して2.199023256×10の12乗ビットです。
詰将棋の変化は3~5通りを読むので3の41乗は、3.647299638×10の19乗ビット
5の41乗ですと、4.547473509×10の28乗ビットになります。
この場合の1秒当たりのビット数は、1.81898404×10の27乗ビット
バイトに換算すると、227.3736754 YBT(ヨタバイト、ヨタY=10の24乗)
因みに、テラBTは10の12乗
藤井名人の頭脳はAIとは異なり「量子コンピューター」と似ています。