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ベル麻痺-愚痴なしブログ 

ベル麻痺の後遺症の軽減および目を守る方法を主に、併せて他の事も載せています。

過去問の利用方法

2025年07月05日 | 電験3種

昭和40年代にはじめて電験3種講座を受けた際に「法規は理論である」と法規担当の講師が教えてくれました。

例えば、IV電線の許容電流は理論的に決まり、60℃で流せる電流はゼロになることは理論の問題と理解できました。

なお、電験1種の法規(過去問)に理論と同等の内容が出題された事が有ります。

 

さて、この問題は消防設備士の実技(製図)の過去問ですが、法規を知らないと解けない問題です。

(何となく昭和40年代の電験3種問題を連想します)

問(3)このポンプの電力を求めよ。ただし、機械効率は65%とする。

この消防設備士の製図問題は、法規を勉強しないと正解が得られないのです。

①の揚程を求める問題は、4階の倉庫であることから1号消火栓になり、1号消火栓の17mの固定損失を忘れると全滅です。(2号栓の場合は25m)

答え H=h1+h2+h3+17 (m)

②全揚程は、値られた損失ヘッドと落差を加算して求めます。

③の問は、法規を知らないと解けないので、消火栓は同時に放水するのは2箇所と考えて答えを求めます。

1個の消火栓の送水量は150L/min、2個では300L/minとなり、ポンプの吐出量=300L/min

 

(2)の問題は少し難しいと感じましたが、法規と意味を理解すれば解けます。

法規には、吐出量の150%増での全揚程を定格全揚程揚程で除した値が65%以上であることが判定条件になります。

320×1.5=480L/min

QH曲線上にこの値を取ると、全揚程は10mとなり、10÷40=0.25となり、0.65未満であることから不適当と判断される。

 

(3)は付け足しですが、問題範囲に無くとも何時も計算するようにしています。

電験3種の発電の問題と類似します。

 

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基礎の重要性を再認識

2025年06月23日 | 電験3種

現在、消防設備士の問題に取り組み中ですが、ベルヌーイの定理、材料、滑車、パスカルの定理等、昔々学んだことを復習しています。

電験の理論に必ず出題されるのが「電磁気学」です。

この電磁気学を新しい切り口で解説した参考著書を時々、眺めています。

 

☟基礎電磁気学は、バラバラに教えられるため全体像が把握できないまま過ごしてきたと考えられます。

この基本法則は、マクスウェル方程式に集約して理解すると便利に感じます。

 

 

☟当ブログのハンドルネームの「nabla」は、この演算子から借用しています。

電験の試験日までは、まだ、2か月以上もありますので基礎理論の見直しをして理論で80点以上取れるように準備すれば三種は合格できます。

「理論を制する者 電験を制する」の教えは的を得ています。

合格した自分をイメージしながらモチベーションを高めるのも一つの方法かと思われます。

三種に合格すれば、二種の一次試験は視界に入ってきます。

 

 

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日々の練習(基本回路計算その2)

2025年06月17日 | 電験3種

回路計算は毎日3分~10分間は行う習慣にしています。

を含む計算は反射的に手が動いて書けるように訓練しないと、後期高齢者は退化します。

 

☟この問題は消防設備士と共通しますので、計算ミスが無いように練習します。

 

☟この回路計算と証明はアドミッタンスで行う練習に用いています。

特性インピーダンスまたは共振インピーダンスは、L/Cr (エル・パー・シーアールと憶えます)

この問題は、ほぼ毎日何秒で出来るか行っています。

時には目をつむり、脳内だけで繰り返すことで将棋の読みの訓練にもなります。

 

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基本回路計算

2025年06月09日 | 電験3種

消防設備士甲種1類の受験準備を進めていますが、電気は自信があるとの自負がありました。

しかし、問題集を解いてみますと、耐熱電線の種類および施工方法について知らない部分がありました。

回路計算に力率問題があり、改めて復習しています。

(現役時代はこんなことは無かったのですが、記憶が曖昧になっています)

難解な問題は無いのですが、合成抵抗、電流按分、電力計算、力率計算等は暗算で消化し時間を稼ぎたいので簡単な問題を繰り返し解く練習をしています。

「記憶とは、見えない物を信じること」と誰かが言っていました。

暗算で回路計算をする訓練は脳トレに役立つように感じています。

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電験三種(オペアンプ)SEPP

2025年04月23日 | 電験3種

オペアンプを理解するには、入力端子の電流=0、電圧=0の謎めいた表現を理解することが大切である。押しつけの丸暗記ではなく、自分で納得するまで基本回路の等価内部回路図を参照し、入力インピーダンス∞と電流=0を連想する。

・今迄ふれてこなかった出力インピーダンス0を実現している回路をオペアンプシリーズの最後にアップする。

・オペアンプの出力には等価的に「電圧&電流任意」の「VIany」が接続されていると考えることが合理的である。

 

☟TR接地回路の判別方法の確認を兼ねたSEPP(Single Ended Push Pull)回路図である。

 

☟等価的な仮想素子「VIany」は、出力インピーダンスがゼロであることで外部条件に合わせて任意の値になると理解できる。

※Q24、Q25はオペアンプμA741等価内部回路図のTR番号である。

・電験三種は広く浅くであり、〇×形式なので鉛筆を転がしての山勘でも50点はゲット出来そうなのに合格率が10%代なのは「〇×」の落とし穴と考えられる。

・三種問題の一部を分析して感じる私見は、無線屋を育てるのが目的なのか強電やも弱電知識が必要であることを問うているのか❓が出てくる。例えば、AM変調波の変調度を求める問題、TRの出力特性を用いて負荷曲線を描く設計的なことが電験三種に必要なの⁇と思える。出題者のセンスの無さが透けて見えてくる。

・変調理論の必要性は、PWMが主役に成っているので理解できるが、AM波の変調度は無線の試験問題(アマ級)である。

・変調に関する知識を求めるのであればパルス変調である。これならPWMが主流なので強電屋の知識として必要になる。

 

 

 

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