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巡る巡る

はじまりの季節

2014-03-30 | Weblog
桜が咲いてる。もう満開近い木もある。もう暖房いらないし、一気に春。

去年の今頃は、息子が1ヶ月になって、外気浴しはじめの頃。
近所の公園に着く前に、いつも寝ちゃって、その寝てる息子と家族三人、桜の木の下で写真をとったのだ。

今年はどんな顔するかな~と公園に行ったら、満開の木の下で、ちゃーんと桜を見上げて、きらきらした目をしてた。そして、嬉しそうに笑った。

桜って、すごい。お花を見せて、笑ったのは初めて。いつも、じーっと見てるけど、笑うことってない。

幸せをもたらす木だなぁ。


前の日記のあと、「こどもを叱る前に読む本」という本を読む。

わたし、育児本は極力読まないことにしている。
息子のことをじっくり見ていたら、本に頼らなくてもいいはずと思ってたから。
でも、怒る自分はとっても嫌だし、無意識でも先日みたいに泣けてくるってどうなの、と思って、夫の後輩さんが出産後にくれていたのが、ずっと本棚にあったから思い出して読んでみる。

大正生まれのおじいちゃんが書いてる本なんだけど、こどもの特徴をすごく簡単なことばで話すように書いていて、あ、これ息子だ。うんうん。そうそう。へーって感じで読んでいる。

まだ途中なんだけど、それを読み始めてから、つい先日までの、全く叱らないわたしに戻った。

たとえば昨日も、ガラスのおちょこを割られたけど、怒らずにすんだ。夫と、「あーあー。ママ悲しいなぁ。コップ割れたのかなしいなぁ。パパも、困っちゃうなぁ。ガラスは掃除するのも危ないよー。」みたいな感じ。息子は、じーっとみていた。最後、笑ってたけど…。

叱らないでいるほうが、息子も私も、健全で幸せでいられる。

あと、ゆんみがコメントで書いてくれていたように、知らせる、というやり方にするようにした。わかってるかは謎だけど。

こうやって、これからも壁が現れるたびに、その壁を乗り越えるたびに、息子もわたしも成長するんだ。

仕事復帰まであと一週間。