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ビール紀行~旨いビールを求めて~

旨いビールを求めて国内外のビール醸造所や直営ビアパブへ旅をします

能登の桃源郷 日本海倶楽部(その3)

2009-06-20 22:07:07 | ビール紀行(北陸)
前回の「日本海倶楽部」の続きです。


広い庭から振り返ると、

     

そこはレストランのテラス席です。大勢の人で賑わっています。とっても開放
的。私も店内に入ります。

     

     

こちらが入口になります。

     

入って真正面に醸造設備があります。右側が醸造所のようです。

     

1階の店内の様子。なかなか凝った造りで、「特別」感を醸し出しています。こ
こもお客さんで満席状態。

     

カウンターのビアサーバーです。こちらも単なるゴールドではなく、赤みがかっ
たゴールドで柔らかい感じがします。 

      

冬場はこちらの暖炉で暖まりながら、ビールを楽しめるのでしょう。奥には醸造
設備のディスプレイがあります。

これだけ雰囲気が良くお客さんで賑わっていると、ビールや料理のほうもかなり
期待できます。 

(続く)



日本海倶楽部
石川県鳳珠郡能登町字立壁92番地
TEL:0768-72-8181
 
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能登の桃源郷 日本海倶楽部(その2)

2009-06-17 20:43:29 | ビール紀行(北陸)
前回の「日本海倶楽部」の続きです。


日本海倶楽部の醸造所兼レストランは海を臨む高台にあり、開放感のある広い庭
を有しています。

     

エントランスにあたる車のロータリーのあたりです。眼下に海が広がります。

     

     

芝生が広がる庭園の様子。ここの真後ろは醸造所兼レストランです。もちろんレ
ストランからもこの光景を眺めることができます。

     

     

庭にはこんな「あずまや」があり、こちらで飲み物を買って、ベンチでくつろぐ
ことも可能。ちょっとしたバーベキューもできるようです。

     

     

隣接してこのような「エミュー牧場」があり、子供たちに人気です。ここにいる
エミューそのものかは分かりませんが、こちらのレストランではエミュー料理も
提供しています。

(続く) 



日本海倶楽部
石川県鳳珠郡能登町字立壁92番地
TEL:0768-72-8181

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能登の桃源郷 日本海倶楽部(その1)

2009-06-15 22:21:31 | ビール紀行(北陸)
地ビール醸造所にはアクセスの難しい場所が結構あります。それでもその先に「桃源郷」が待っているので、どんな苦労も構わず向かうことが多いです。今回からのビール紀行はアクセスは難しいけど、どうしても行きたい醸造所です。石川県は「日本海倶楽部」へのビール紀行です。日本海倶楽部は比較的情報の少ない醸造所で、HPやWEBでもあまりその様子が分からないのが正直のところ。ビールはドイツもしくはチェコスタイルが中心のようです(かなりチェコビールに近い様子)。醸造所は能登半島の先端に近い場所にあり、交通アクセスは厳しい場所にあります(もちろん、自家用車であれば問題なし)。少し前までは、のと鉄道が近くまで通っていたのですが、現在は一部廃止になり、公共交通機関でのアクセスが難しくなりました。ビール紀行家は公共交通機関が基本。今回は諦めて車の助手席でアクセスしました。醸造所にはレストランが併設されています。こちらに向かいます。

     

国道249号線から走ることしばらくして、ようやく看板が見えてきました。
「海の見える地ビールレストラン」だそうです。期待。結構、自然の中にあり
ます。

     

現地に到着。周りは開けていて開放的な雰囲気。リゾート感があふれています。
雰囲気、最高。これは期待できます。

     

     

敷地内にこのようなコンテナを発見。しかも「日本海倶楽部」のロゴが。これは
もしやしてビールの売店?

     

そうです。ビール専用の売店です。広い庭の中にあり、こちらの売店でビールを
購入し、景色を見ながらビールを楽しむということも可能です。素晴らしい。

     

     

樽生は1種類。他に瓶製品を購入できます。ビール好きにはたまらないこの類の
施設。ビールの桃源郷の入口です。

(続く)



日本海倶楽部
石川県鳳珠郡能登町字立壁92番地
TEL:0768-72-8181

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富山の「きときと」 いきいき地ビール(その2)

2009-06-13 22:32:53 | ビール紀行(北陸)
前回の「いきいき地ビール」の続きです。


ビールの販売を行っている事務所で、出来立て「きときと(=新鮮)」ビールの
試飲をさせてもらいました。

     

こちらは「清水物語(しょうずものがたり)」、ピルスナータイプだそうです。
フレッシュな酵母の香りがします。ホップの爽やかな香りに、ドライでホッ
プの苦味が心地よい、爽快なビールです。これからの季節にぴったり。

     

こちらは都内でも見かける「太閤エール」です。実は、このバッチの太閤エール
は水を変えて仕込んだそうで、従来のものと随分違う仕上がりになっています。
例えば、色。従来のものは褐色系なのですが、こちらは真黒でダークエールの
ような感じです。香りもロースト香が強く、まるでスタウトのよう。モルトの旨味も
控えめで、ライトな印象。従来のものはボディ感が強いので、対照的です。水が
変わるだけでこんなに性格が変わるとは、なかなか面白い。このバッチも旨い
と思います。

この2種類を試飲させてもらい、瓶ビールを買って帰りました。

購入したのはこちら。

     

「清水物語」

     

「太閤エール」

     

そして「黒部氷筍(くろべひょうじゅん)」。特にこちらのビールはレベルが
高く、必ず買って帰ることを決めていた商品です。また都内で樽生で頂い
てみたい逸品です。

こんなに美味しいビールなのに、直営レストランが営業していないのは、大変
残念。また近い将来、よりアクセスの良い場所で再開することを祈っています。



いきいき地ビール
富山県氷見市小竹8-1
TEL:0766-91-8200
         
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富山の「きときと」 いきいき地ビール(その1)

2009-06-10 20:59:56 | ビール紀行(北陸)
今回ご紹介するのは北陸の富山県の醸造所です。富山県にもいくつか醸造所がありますが、その中でも比較的歴史のある「いきいき地ビール」へのビール紀行です。いきいき地ビールは富山県の氷見市に位置し、地ビール黎明期から醸造を行っており、関東圏でも缶や瓶製品をちょくちょく見かける醸造所です。東京駅の百貨店にいつもおいてあった記憶があります。ビールのスタイルはラガーを中心としながらもエールも手掛けていて、バイリエーションも多く、独創性を生かしたビール造りをしています。特に、「太閤エール」は有名。こちらの醸造所は昔は併設のレストランがあったのですが、現在は閉店しているため、醸造所の近くで飲めるところはありません。そこで今回はビールの買い付けがてら、醸造所の様子を見に行くことにしました。

今回は車で醸造所に向かいます(もちろん私は助手席)。氷見市の中心街から離
れた所に醸造所はあります。

     

ありました、「いきいき地ビール」の看板が。主要国道からすぐの場所。「レス
トラン ビアライゼ」と書いてありますが、こちらは今はやっていません。

     

こちらが醸造所の建物になります。見えている部分はレストラン部分になり、こ
の下の部分が醸造所です。レストランは閉店とのこと。残念です。結構立派な建
物です。

     

     

ビールの直売は事務所で行っています。今回は「きときと(=こちらの言葉で、
新鮮な)」なビールを買って帰ることが目的。

     

こちらが事務所で、ここが醸造所のようです。中に入って尋ねてみます。

(続く)



いきいき地ビール
富山県氷見市小竹8-1
TEL:0766-91-8200

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自社栽培のホップ 銀盤酒造

2008-09-03 18:23:40 | ビール紀行(北陸)
今回は番外編です(現地で飲めなかったので)。前回の宇奈月麦酒館は富山地方鉄道沿線にありましたが、この路線には他にもビールの醸造所があります。今回のビール紀行は全国的に有名な「銀盤酒造」です。こちらはピルスナーを中心に数種類のビールを醸造しており、瓶製品のみで販売しています(樽製品なし)。都内でも百貨店などでよくみかけます。代表的な製品は「秘峡黒部ビール」のようです。樽製品を作っていないせいか、ビアパブなどではみかけませんが、ビールへのこだわりは確かなものです。特に「黒部峡谷ビール」は原料として使用するモルトは国産で、ホップは自社農園で栽培しているものを使用しているとのこと。また他の一般的な地ビールとの違いは、酵母をろ過しているようで、コンディションが安定している点です。これは是非、醸造所を訪ねて飲んでみたいと思い問い合わせてみましたが、醸造所では販売のみで飲める所はないとのこと。しかも試飲もやっていないようなので、今回は「現地飲み」は諦めました。ただ工場は富山地方鉄道の長屋駅からすぐのようなので、宇奈月麦酒館の帰りに電車の車窓からチェックすることにしました。

     

長屋駅に近くづくと、ありました、銀盤酒造の工場です。酒造メーカーとしてはか
なり大きな工場です。ビール工場はどの部分なのかは分かりません。

そして、工場の周りは通常の田畑ばかりかと思いきや・・・

     

ホップ?!

     

ホップ!

     

確かにこれはホップ畑です。しかも本格的な農園です。この規模のホップ畑は初め
てだったので感動ものです。まさか電車沿いに畑があるとは思いませんでした。

     

帰りの電車の中で先ほどの光景を思い出しながら、秘峡黒部ビールを賞味しました
(ちなみ自社栽培ホップが使われているのは、黒部峡谷ビールのほうです)。ピルス
ナータイプにしては結構モルティな印象を受けました。飲み応えのあるビールです。




銀盤酒造株式会社
富山県黒部市荻生4853-3
TEL:0765-54-1181

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郷土の自然の恵み 宇奈月麦酒(その4)

2008-09-01 15:06:18 | ビール紀行(北陸)
前回の「宇奈月麦酒」の続きです


飲み放題プランにしていたので、どんどん頂きます。

     

こちらは「トロッコ(アルト)」です。ほのかなロースト香に酵母の香り少し感じ
ます。色も濃く、酵母で濁っているのですが、見た目ほど濃厚でなく、麦の旨
味も控えめです。最後にホップの苦味が引き締め、意外とライトな感じに仕
上がっています。これも黒部の自然のイメージに調和しているように思えます。

     

こちらは食事のメニューです。アイドルタイムだったので、種類は限定的ですが、
ビールのつまみには十分な内容です。

     

次に頂いたのは「カモシカ(ボック)」です。色は真っ黒で、まるでシュバルツの
よう。色が示すとおり、香りはロースト香が主役ですが、それほど主張しません。
麦の旨味は思っていたより控えめで、最後のほうにホップの苦味が現れます。
ラガーらしいさっぱり感が好印象です。トータルの印象としては、シュバルツの
イメージに近いものでした。

     

最後はお試しセットで締めくくりました。

黒部の名水を使用しているという先入観のせいかもしれませんが、全体的に清らか
で瑞々さが伝わってくるビールでした。近くにある宇奈月温泉で、風呂上りに飲むと
また数倍旨いことでしょう。




宇奈月麦酒館
富山県黒部市宇奈月町下立687
TEL:0765-65-2277

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郷土の自然の恵み 宇奈月麦酒(その3)

2008-08-29 23:31:05 | ビール紀行(北陸)
前回の「宇奈月麦酒」の続きです


ミュージアムを拝見した後、ビールを頂くために併設の宇奈月麦酒館に。

     

     

宇奈月麦酒館の店内の様子です。かなり広い店内で、天井も高く開放的です。内装
はドイツを意識しているのでしょうか。

     

こちらはレストランの椅子なんですが、宇奈月麦酒のロゴ入りです。気合入ってい
ます。

     

     

レストランのカウンターの後ろに、醸造設備がガラス越しに並んでいるのが見えま
す。

     

カウンターのビアサーバーです。木製とは珍しいです。

     

この日のビールは3種類で、定番のケルシュの代わりに期間限定の黒部ビール(ピ
ルスナー)が提供されていました。こちらのビールにはスタイルの名称でなく、地元
の名物などの名称が付けられています。こちらでは飲み放題プラン(90分)もあり、
男性1750円・女性1450円で、地ビール、日本酒、焼酎などが飲み放題です。ビ
ールならジョッキで3杯飲めば、元がとれるお得なプランです。

     

まずは「お約束」、期間限定の黒部ビール(ピルスナー)を頂きました。色は非常
に美しいゴールドで、酵母で少し濁っています。ピルスナーらしいホップの香りと
苦味に、ほどよい麦の香りと旨味が調和しています。酵母の風味は感じられませ
ん。このビールの原料である黒部で栽培された麦と黒部の名水という自然の恵み
に思いを馳せながら頂きたいビールです。

(続く)




宇奈月麦酒館
富山県黒部市宇奈月町下立687
TEL:0765-65-2277

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郷土の自然の恵み 宇奈月麦酒(その2)

2008-08-26 09:35:29 | ビール紀行(北陸)
前回の「宇奈月麦酒」の続きです


     

     

駅から田園風景の中をしばらく歩くと、道の駅の看板が見えてきました。宇奈月麦
酒のロゴが目印です。 

     

道の駅兼、宇奈月麦酒館の建物です。もちろん醸造所併設です。観光バスも観光の
コースとして立ち寄るようで、なかなか立派な建物です。

     

     

宇奈月麦酒館の入口には、百貨店などでたまにみかける宇奈月麦酒の缶製品を模し
た宣伝用の大きな置物(?)が。

     

中に入るとまずは売店があるのですが、その奥にこのような看板が。「地ビールミ
ュージアム」が併設だそうです。これは珍しい。まずはこちらを拝見することに。

     

     

宇奈月麦酒の特徴と製造工程に関する展示が中心のようです。ただビールを飲むだ
けではなく、事前にそのビールの素性を知っておくのも一興です。そのビールに対す
る愛着が湧き、それがビールの味に加味されるような気がします。

     

ミュージアム内部からはガラス越しに醸造工場を見ることができます。

いよいよ次はビールを頂きます。

(続く)




宇奈月麦酒館
富山県黒部市宇奈月町下立687
TEL:0765-65-2277

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郷土の自然の恵み 宇奈月麦酒(その1)

2008-08-23 00:35:57 | ビール紀行(北陸)
今回からのビール紀行は北陸は富山県に移ります。富山県は黒部市宇奈月にある「宇奈月麦酒」へのビール紀行です。宇奈月麦酒は道の駅の中にある醸造所で醸造されています。道の駅でビール醸造というのは珍しいように思えますが、実は他にも観光の目玉として醸造している例がいくつかあります。この宇奈月麦酒は首都圏でも缶製品が販売されているのをみかけます。ビアスタイルはドイツタイプが中心で、名水を活かした爽やかな喉越しが印象的です。こちらのビールは黒部の名水だけでなく、地元宇奈月産の大麦を利用している地元の原料にこだわる醸造所です。それゆえ「地ビール度」の高い醸造所だと言えます。今回は醸造所兼レストランである「宇奈月麦酒館」に行って来ました。ちなみに富山県の醸造所で直営のレストランを営業している所は非常に少なく、貴重な存在となっています。宇奈月麦酒館へのアクセスは富山地方鉄道の下立駅から徒歩8分と、ビール紀行家には大変有難いシチュエーションです。

     

富山から電車に揺られての到着です。結構時間がかかりました。

     

       

日本海側から少し内陸側の駅です。周りは田んぼで、のどかな所です。

     

ちなみに駅舎はこんな感じ。こじんまりとしていて、いい感じ。富山地方鉄道の駅
は、どの駅も味のあるノスタルジックな駅ばかりでした。 

        

駅前には早速、案内の看板が。無人駅で、駅舎もかなり小さいのに、案内があると
は思いませんでした。徒歩5分とは、HP上よりも短くなっています。

(続く)





宇奈月麦酒館
富山県黒部市宇奈月町下立687
TEL:0765-65-2277

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