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ビール紀行~旨いビールを求めて~

旨いビールを求めて国内外のビール醸造所や直営ビアパブへ旅をします

本土最南端の醸造所 Honey Forest Brewing(その2)

2023-02-06 13:11:21 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「Honey Forest Brewing」の続きです。


醸造所に到着。

     

     

外構も含めて極めて素敵な建物です。まるでおしゃれなスィーツのお店のよう。センスの良さが光りますね。

     

     

     

     

店内の様子。店内の装飾もこれまた素敵です。カウンター中心のミニマムな座席数の店内。これだけ雰囲気が良いとテンション上がりますね。

     

カウンターの奥にある小窓の向こうが醸造所だそうです。ブルワーさんにお話をお伺いすると、ひでじビールで研修を受けたられたそうで、最終的に醸造方式としてはユニケグ方式(発酵・熟成・貯酒をケグ内で行う方式)を採用されたそうです。よって大掛かりな設備はほとんどないそうで、仕込みの規模は100L。ユニケグ方式、郡上八幡のこぼこぼさん以来、久しぶりです。初期投資を抑えることと、小さな市場規模に対応することを考えると一つの解だと思います。

     

カウンターに立つビールサーバーは3本で、ケグ出しのビールも3種類でした。

それではビールを頂きましょう。

(続く)



Honey Forest Brewing
鹿児島県肝属郡南大隅町根占川南3788
TEL:0994-24-5557

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あああ
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本土最南端の醸造所 Honey Forest Brewing(その1)

2023-02-05 08:23:23 | ビール紀行(九州・沖縄)
今回からは九州縦断ビール紀行の第2弾として、鹿児島県南大隅町の「Honey Forest Brewing」へのビール紀行をお送りします。Honey Forest Brewingは2021年に誕生した本土最南端の醸造所。地元の柑橘と国産ハチミツを使用したビールが特徴です。しかも複数あるビールの一つが柑橘を使用したビールというわけではなく、展開するすべてのビールに異なった果実を使用しています。ビール醸造のそもそものきっかけが日本蜜蜂の自家養蜂をされていて、その美味しさを伝え、活かすためにビールを選択されたとのこと。ハチミツにもこだわりを持っています。そんなこちらの醸造所には、非常に素敵な雰囲気のパブが併設。週末だけの営業ですが、こだわりのフードとともに、ビールを楽しむことができます。課題はそのアクセス。本土最南端の醸造所というだけあって、公共交通機関でのアクセスに時間がかかります。鹿児島空港から、まずは鹿屋へバスで90分かけて向かい、鹿屋からは大泊方面のバスに乗り換え50分という道のり。バスの本数もかなり限られているので、ようやく現地までバスがつながった、といった感じです。

     

     

     

鹿児島空港からバスに乗車し約90分、鹿屋に到着。この鹿屋まで、結構、長かったです。

     

     

     

鹿屋バスターミナルで、今度は大泊方面行きのバスに乗り換え、約50分。醸造所最寄りのバス停「根占」で下車します。バスの乗車時間だけで2時間20分ですから、石川県の「日本海倶楽部」以来のバス旅かもしれません。

     

     

     

     

バス停から同じ道を歩くこと約5分。左手に黄色い看板が現れました。醸造所に到着です。

(続く)



Honey Forest Brewing
鹿児島県肝属郡南大隅町根占川南3788
TEL:0994-24-5557

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まずは軽いジャブから 霧島高原ビール(後編)

2023-02-03 21:41:21 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「霧島高原ビール」の続きです。


醸造所に到着。

     

敷地の入口にあるこちらが、ブルワリーレストラン的な存在の「麹蔵GEN」です。

     

     

そしてこちらの洋風な建物が、醸造所を核とする小さなチェコのテーマパーク。

     

     

中に入ると、ありました、お約束の醸造設備。こちらは仕込みの設備はガラスによる仕切りがなく、仕込みの作業中はライブ感が半端ないのですが、コロナのせいかビニールのカーテンで仕切られていました。

     

     

まだレストランは開いていない時間でしたので、売店でビールを購入します。販売されていたのは3種類で、定番2種に健康志向系1種。事実上、定番2種を硬派に醸造されているようです。

     

購入したのはボヘミアンブロンド。こちらの看板ビールです。仕込みの設備の前で試飲させていただきます。モルトのしっかりした香りとホップの香り。ほんのりホップの苦味が心地よく効く。旨い。モルトの香りと、程よいしっかりした旨味が特徴のボヘミアン・ピルスナーです。九州縦断ビール紀行の幕開けにぴったりなビールでした。

それでは鹿児島空港に戻ります。



霧島高原ビール
鹿児島県霧島市溝辺町麓 876-15

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まずは軽いジャブから 霧島高原ビール(前編)

2023-02-02 18:29:11 | ビール紀行(九州・沖縄)
今回から九州縦断ビール紀行の模様をお送りします。第1弾は鹿児島県霧島市の「霧島高原ビール」です。霧島高原ビールは地ビール黎明期から醸造を続ける超老舗級の醸造所。特に、日本におけるチェコ系の地ビールのパイオニアでマニアの中では定評があり、硬派にボヘミアンスタイルのビールを造り続けています。経営元は焼酎メーカーで、鹿児島空港からほど近い麹と焼酎とビールのテーマパーク「バレルバレープラハ&GEN 」内に醸造所があります。敷地内には以前はチェコビール&料理レストランがありましたが、現在はクローズ。現在は「麹蔵GEN」がブルワリーレストラン的な存在となっています。こちらの特徴は何といっても、鹿児島空港からの近さ。歩いて行ける距離なので、気軽に立ち寄ることができます。九州縦断ビール紀行の入り口となる空港は鹿児島空港。まずは軽いジャブで霧島高原ビールを頂きます。

     

     

羽田空港からソラシドエアで九州へ。今回は鹿児島から福岡・長崎に抜ける縦断ビール紀行。どんな旅になるか、ワクワクします。

     

     

珍しく雪の積もる鹿児島空港に到着。昨年末の寒波の影響でした。

     

     

     

ターミナルビルから離れ、醸造所へ歩いて向かいます。ちなみに連絡すれば車で送迎も可能です。しばらく歩くとお茶畑の所に「バレル・バレー」の看板を発見。

     

「バレルバレープラハ&GEN 」が見えてきました。久しぶりの訪問です。以前よりも建物が増えた印象。醸造所に到着です。

(続く)



霧島高原ビール
鹿児島県霧島市溝辺町麓 876-15

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九州縦断ビール紀行が始まります

2023-01-31 18:56:39 | ビール紀行(九州・沖縄)
これから、昨年12月末に行ってきました九州縦断ビール紀行の模様をじっくり時間をかけてお送りしたいと思います。今回の九州縦断のビール醸造所の旅は、鹿児島県からスタートし、宮崎、福岡、長崎へと至る、九州を北上するルートです。特に南九州に数多くの醸造所が誕生したので、そちらを集中的に巡る旅でした。全国でクラフトビール熱が高まる中、九州は独自の進化をしてきましたが、近年これまでとは違った展開を見せてきています。そんな九州のビール文化の変化も併せてお送りしていきたいと思います。

     

こちらは九州縦断ビール紀行で最後に頂いた、長崎県壱岐市の「アイランドブルワリー」の「PLUM BARLEY WINE」。壱岐の旅館の南高梅を使用したバーレーワインでした。九州の離島でこんなにこだわりのある本格的なビールが頂けるとは、想像以上のビール紀行でした。

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九州縦断ビール紀行より帰ってきました

2022-12-31 18:04:44 | ビール紀行(九州・沖縄)
年末、約1週間かけて九州縦断ビール紀行に行ってきました。本土最南端の鹿児島県南大隅町の「Honey Forest Brewing」から、最後は長崎県壱岐市の「ISLAND BREWERY」へと至る旅でした。今回訪問した醸造所は14カ所。特に南九州の醸造所とビールの特徴を把握できた非常に良い機会となりました。

     

     

写真は最後に訪れた「ISLAND BREWERY」で頂いた「YUZU-KOJI ALE」です。壱岐産の柚子の香りと強いながらも心地よい酸味が特徴の素晴らしいビールでした。

九州縦断ビール紀行シリーズは、また少し時間を空けてスタートしたいと思います。

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大分にまたひとつ Monkey Mountain(最終回)

2020-02-18 07:11:02 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「Monkey Mountain」の続きです。


次に頂いたのはレッドエールです。

     

     

干草系のホップの香りとレッドエールにしては控え目なナッティなモルトの香り。モルトの旨味はややしっかりで、穏やか目のホップの苦味と酸味のハーモニーが続く。旨い。控え目なナッティなモルトの香りが特徴のさっぱり目のレッドーエールです。

     

     

こちらで最後に頂いたのはIPA Double Mosaicです。モザイクの量が倍だそうです。メロン系のモザイクホップの香りがガツン。モルトの旨味はしっかり濃厚で、ホップの苦味と渋味は想像よりも控え目。旨い!メロン系のモザイクホップの香りがガツンと豊かな、苦味・渋味控え目のダブルIPAです。

今回はこれにて終了。こちらのビール、ベースがホームブリューイングともあって、手作り感のあるフレーバー。なのでビアスタイルとは違う部分もあり、その多様性が特徴です。特にIPAは好みのお味で、ホップの個性をじっくり楽しめる素敵なビールでした。こちらはバッチサイズが極めて小さいので、色んな種類を展開できるのが特徴です。ビール文化を大分で根付かせる発信地になることを期待しています。

     

     

持ち帰り用の瓶ビールの販売もしていますので、気になる1本を購入。ホテルでじっくり味わいましょう。

     

そのビールがこちら。バーレーワインです。しかも定番ビールだそうです。このバーレーワイン、何とアルコール度数12%!超ハイアルコールです。こちらの醸造所は本来時間のかかるバーレーワインの醸造を短期間で行う方法を開発されたそうです。アルコール感のあるレーズン系の香り。モルトの旨味はしっかり濃厚フルボディ。レーズン系の香りとホップの香りの余韻。酸味のアクセント。旨い。レーズン系のモルトとエステル香と、12%のアルコール度数を感じさせない絶妙なボディ感が特徴のバーレーワインです。これが750円とはお安い。



Monkey Mountain
大分県大分市府内町2-4-15 若竹ビル105
TEL:097-510-5501

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大分にまたひとつ Monkey Mountain(その2)

2020-02-16 11:00:27 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「Monkey Mountain」の続きです。


醸造所に到着。

     

     

小さな間口のビール直売所のような感じの店舗です。一見するとこの中でビールを造っているようには見えません。

     

     

中に入るとまずは左手に商品を提供するカウンター、右手に若干の客席です。

     

そしてさらにその奥はスタンディングのバースペースとなっています。醸造設備もいくつか見受けられます。このさらに奥が醸造所のようです。スタッフの方によると、150Lの仕込み規模で発酵タンクが2基だそうです。超ミニマム。

     

注文はこちらのカウンターで行います。こちらではケグ出しのビールと瓶ビールを頂くことができます。

     

     

メニューです。ケグ出しビールは3種類、その他、各種瓶ビールにスナックといった感じです。

     

     

最初はウォーターメロンブロンドを頂きます。臼杵産のスイカを使用。ハーブ系のホップの香りと、うっすらスイカの香りかな。穏やかなフレッシュな酵母の香り。モルトの旨味はやや控え目で、スイカに起因するであろう心地よい酸味が響く。旨い。ハーブ系のホップの香りと酵母の穏やかなエステル香に、しっかり酸味が特徴のブロンドエールです。

(続く)



Monkey Mountain
大分県大分市府内町2-4-15 若竹ビル105
TEL:097-510-5501

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大分にまたひとつ Monkey Mountain(その1)

2020-02-14 17:54:13 | ビール紀行(九州・沖縄)
つい最近までクラフトビール不毛の都市であった大分市に、Yell&Ale Breweryに続き、昨年新規醸造所が誕生しました。大分市府内町の「Monkey Mountain」です。Monkey Mountainはアメリカ人によって開業した小規模な醸造所で、エールスタイルのビールを中心に醸造しています。特筆すべきはバーレーワインが定番にあること。ライトなビールが濃厚ハイアルコールのビールまで、ビールの種類は多彩です。自家醸造のビールは、併設の小さなタップルームで飲むことができますし、瓶ビールを購入することもできます。今回はそのタップルームに行ってビールを頂くことにします。醸造所へのアクセスですが、JR大分駅から徒歩約5分。もう一つのマイクロブルワリーのYell&Ale Breweryからも至近距離にあります。

     

     

スタート地点はJR大分駅。駅舎もそうですが、大分のビール事情も大きく変わりました。駅から徒歩で醸造所に向かいます。

     

     

大分市名物の赤レンガ館が見えたら、右折します。

     

     

しばらく歩くと左手に営業してそうな、それらしきお店が見えてきました。醸造所に到着のようです。大分駅から、あっという間。

(続く)



Monkey Mountain
大分県大分市府内町2-4-15 若竹ビル105
TEL:097-510-5501

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ビール紀行家の冬休み2019

2020-01-02 17:19:24 | ビール紀行(九州・沖縄)
今回はビール紀行家の冬休み2019をお送りします。

     

こちらの九州の老舗的醸造所、お昼しかレストランの営業をしていません。

     

そこで併設のホテルのロビーでそのビールを頂きました。オリジナルのヴァイツェンもいいですが、こちらのスタウトが旨いのです。何故かこの地ではこの手のフォーリンスタウトを手掛ける醸造所が複数あるのです。「地ビール」らしさを味合った良い冬休みでした。

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