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ビール紀行~旨いビールを求めて~

旨いビールを求めて国内外のビール醸造所や直営ビアパブへ旅をします

酒蔵の技術が光る Dr.KONG BREWING(その1)

2025-07-27 23:01:35 | ビール紀行(中国・四国)
今回からは山口県宇部市の「Dr.KONG BREWING」へのビール紀行をお送りします。Dr.KONG BREWINGは日本酒「貴」で有名な永山本家酒造場が手掛ける醸造所。醸造開始が2024年3月なので、まだビール醸造の歴史は始まったばかりですが、酒蔵の技術が反映されていて、なかなか個性的なビールを醸造されています。ビールのスタイルはエールが中心で、今流行のスタイルをベースに独自のアレンジが加えられています。醸造所には併設のタップルームがありますが、こちらは限定的な営業。併設のカフェ「フタマタセコーヒー」でビールの一部を飲むことができます。今回はこのカフェでビールを頂くべく、醸造所を目指します。醸造所へのアクセスですが、JR山陽本線の厚東駅からバスで約6分と徒歩約5分。バスの本数は少ないですが、上手く組み合わせれば、何とかアクセスできます。

     

     

JR山陽本線で厚東駅に到着。厚狭や新山口などの新幹線駅も近いので、遠方からも比較的アクセスしやすいですね。

     

     

     

厚東駅と駅前の様子。仮の駅舎のようなシンプルな建屋。駅前には何もなく、寂しい感じ。駅前のバス停から醸造所方面のバスに乗ります。

     

     

     

駅前からバスに乗車します。乗車すること約6分、醸造所最寄りのバス停「木田」で下車します。

     

     

     

バス停からは徒歩で醸造所に向かいます。近くを流れる川を目指し、橋を渡ります。その先に歴史のありそうな立派な建物が見えてきました。醸造所に到着です。

(続く)



永山本家酒造場
山口県宇部市大字車地138
TEL:0836-62-0088

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丁寧な仕上がり ブルワリー柳河(最終回)

2025-07-22 22:41:14 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「ブルワリー柳河」の続きです。


ビールのメニューです。

     

     

ビールの種類は4種類。伝統的な硬派なビールが揃います。若干のおつまみもあるようです。

     

     

最初は「ペールエール」を頂きます。柑橘系のホップの香りとエステル香。モルトの旨味はしっかりで、ボディに負けないホップの苦味がしっかり効く。旨い!柑橘系のホップの豊かな香りとしっかりボディが特徴のアメリカンペールエールです。

     

     

続いては、「アンバーエール」。芳醇なモルトの香りと干し草系のホップの香り。モルトの旨味はしっかりでホップの苦味がそれに続く。芳醇なモルトの香りの余韻。旨い!芳醇なモルトの香りと干し草系のホップが特徴のフルボディのアンバーエール。地味ながら旨いです。

     

     

お次は「スタウト」。グラスが変わりましたね。豊かなでドライなロースト香。モルトの旨味はややしっかりで、ホップの苦味が影で支える程度に効く。旨い!ややドライなロースト香とそれに寄り添うモルトの旨味が特徴のスタウトです。

     

     

窓からは川下りの様子を見ることができます。のどかな光景です。

     

     

最後は「アンバーエール」のおかわり。芳醇なモルトの香りとイギリス系のホップの香りが素敵!気に入りました。

今回はこれにて終了。こちらのビール、全体的にモルティでしっかり目の印象。どれも丁寧に作られていて、いい仕上がりのビールになっています。今回はフードなしでしたが、食事と一緒に楽しみたいビールです。

     

持ち帰り用の瓶ビールの各種販売もあります。

     

     

せっかくなので、柳川を散策して帰ります。途中、良さそげな魚屋を発見。煮魚がメインのランチを頂きました。柳川を満喫です。



ブルワリー柳河
福岡県柳川市沖端町7-3

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丁寧な仕上がり ブルワリー柳河(その2)

2025-07-20 21:39:18 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「ブルワリー柳河」の続きです。


醸造所に到着。

     

     

小さな和風の平屋の建物です。観光地なので、プラカップでのテイクアウトをされているようです。

     

     

     

店内の様子。入って正面がビールなどの注文・提供をするカウンターになっています。客席は少なく、ミニマム。観光の途中に、ふらっと1杯といった感じの場所でしょうか。

     

     

     

飲食スペースの奥が醸造所になっています。仕込みの規模は300Lで(容量は400L)、発酵タンクが300L×4基、500L×1基という体制。かなり小さな規模の醸造体制ですね。

それではビールを頂きましょう。

(続く)



ブルワリー柳河
福岡県柳川市沖端町7-3

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丁寧な仕上がり ブルワリー柳河(その1)

2025-07-17 22:51:53 | ビール紀行(九州・沖縄)
今回からは福岡県柳川市の「ブルワリー柳河」へのビール紀行の模様をお送りします。柳川は水郷の街で有名な観光地。そんな観光地に寄り添うのがブルワリー柳河です。こちらのブルワーの方は、日本酒の杜氏をされている方で、日本酒造りの技がビール造りに活かされています。ビールのスタイルはイギリスを中心とする伝統的なスタイル。硬派ながらも、丁寧な仕上がりが特徴です。醸造所には併設のカフェ(パブ)があり、そちらで軽食とビールを楽しむことができます。醸造所のロケーションも観光地の中心部にあるので、柳川散策の際に気軽に立ち寄ることができます。醸造所へのアクセスですが、西鉄柳川駅からバス約15分と徒歩約5分。バスの本数が想定よりも少ないので、事前チェックが必要です。

     

     

西鉄柳川駅に到着。天神からはかなり南下してきました。

     

     

柳川駅と駅前の様子。柳川観光の玄関口とあって、立派な今風の駅舎です。駅前から各方面にバスが出ています。

     

     

     

駅前から観光地方面のバスに乗車します。乗車すること10分強、醸造所最寄りのバス停「御花前」で下車します。

     

     

     

バス停からは徒歩で醸造所を目指します。柳川川下りの光景を眺めながら、進んで行きます。

     

     

     

歩くこと約5分、それらしき建物が見えてきました。看板も出ています。醸造所に到着です。

(続く)



ブルワリー柳河
福岡県柳川市沖端町7-3

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朝から昼までの営業 Whale Brewing(最終回)

2025-07-13 23:33:27 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「Whale Brewing」の続きです。


次に頂いたのは「Pale Ale」。

     

     

柑橘系のホップの豊かな香り。モルトの旨味はしっかりで、ホップの苦味がしっかり効く。ホップの苦味に重なる渋味。激しく旨い!柑橘系のホップの香りが素晴らしい、完成度の高いアメリカンペールエールです。

     

     

続いては「IPA」。凝縮したホップの香り。モルトの旨味はしっかりで、ボディに負けないしっかり苦味。旨い!凝縮したホップの香りとしっかりホップの苦味が特徴の、これぞIPAです。

     

     

4種目、「ヴァイツェン」。バナナ系のフェノール香。モルトの旨味はややしっかり目で、ヴァイツェンらしい酸味が効く。旨い。

     

最後は旨かったPale Aleをお代わりしてフィニッシュ。やはり完成度の高いアメリカンペールに酔心。

今回はこれにて終了。こちらのビール、伝統的なスタイルを丁寧に造られている印象。特に、アメリカンペールエールはそれらしさをしっかり表現している完成度の高いビールでした。場所柄、軽く一杯というスポットだけど、座って食事とともに楽しみたいビールです。

     

ビールの後は、やはり呼子のイカですね。地元の地酒とともに堪能しました。



Whale Brewing
佐賀県唐津市呼子町呼子3764-4
TEL:0955-82-5670

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朝から昼までの営業 Whale Brewing(その3)

2025-07-09 21:19:33 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「Whale Brewing」の続きです。


1階のカウンターに戻り、ビールを頂きます。

     

     

カウンター上にはこちらの定番3商品の瓶のディスプレイ。カウンター奥のタップは4本、定番3種に限定1種という感じです。

     

     

     

ビールのメニューです。定番3種に限定のヘレスが繋がっていました。限定ビールは横浜ビールとのコラボです。フードは3種類とミニマムですが、呼子名物のイカを使用したもの。イカとビールとの相性にこだわっているのが分かります。

     

     

最初はその限定ビールから頂きます。「Port Lager -Helles-」。ホップの華やかな香りとモルトの香り。モルトの旨味はややしっかりでクリスピー。ホップの苦味はやや控え目。旨い!ホップの華やかな香りにモルトのクリスピーさが光る、ややホッピーなヘレスです。

(続く)



Whale Brewing
佐賀県唐津市呼子町呼子3764-4
TEL:0955-82-5670

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朝から昼までの営業 Whale Brewing(その2)

2025-07-06 18:49:38 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「Whale Brewing」の続きです。


醸造所に到着。

     

     

今風の新しいお洒落な建物ですが、古い木造の建物をリノベーションしているそうです。

     

     

店内の様子。建物の中は大半が醸造スペースなので、試飲スペースは限定されています。目の前はガラス越しに醸造設備を臨みます。

     

     

ブルワー様のご厚意で、醸造所内を見せていただきました。所狭しと設備が詰まっているので、全体像を写真に収めることができません。仕込みの規模は1000L、発酵タンクは1000L×4基、ブライトタンクは1000L×2基という体制。近年創業の醸造所の中では大きな部類に入ります。

     

     

     

2階も案内していただきました。2階から見ると、確かに古い木造建屋をリノベーションしているのがよく分かります。その制約もあり、着座型の飲食スペースを設けたくとも難しいそうです。

それでは1階に戻り、ビールを頂きましょう。

(続く)



Whale Brewing
佐賀県唐津市呼子町呼子3764-4
TEL:0955-82-5670

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朝から昼までの営業 Whale Brewing(その1)

2025-07-04 17:04:10 | ビール紀行(中国・四国)
今回からは佐賀県唐津市の「Whale Brewing」へのビール紀行をお送りします。こちらの醸造所、何と朝からお昼までの営業という全国にも珍しい営業スタイル。というのも醸造所は朝市で有名な呼子の朝市通りに位置し、そのお客さんを主要な顧客層としているからです。これまで様々な秘境系の醸造所を訪問しましたが、この特異な営業時間により訪問困難な時間的秘境系の醸造所でした。今回何とか営業時間に滑り込むことができました。ビールのスタイルは伝統的なスタイルが中心。地元の名物のイカの料理に合うように仕上げています。醸造所へのアクセスですが、JR唐津線の西唐津駅からバスで約30分と徒歩約5分です。ちなみに醸造所の名称の「Whale」(鯨)とは、呼子が捕鯨で栄えた町だったことから名づけられたそうです。

     

     

JR唐津線で西唐津駅に到着。博多から約1時間半ですね。特急が走っていると有難いのですが。

     

     

西唐津駅前の呼子方面のバス停へ。駅前ですが分かりづらいので、利用される方はご注意を。

     

     

バスに乗車すること約30分。呼子のバスターミナルに到着です。

     

バス停からは徒歩で醸造所に向かいます。この時、時間は11時半過ぎ。午前中で営業終了なので、時間との闘いです。

     

     

     

     

醸造所のある呼子朝市通りへ。ほとんどのお店がもう閉まっています。しばらく歩くと新しめの建物が見えてきました。醸造所に到着です。

(続く)



Whale Brewing
佐賀県唐津市呼子町呼子3764-4
TEL:0955-82-5670

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孤高の醸造所 315BEER(後編)

2025-06-29 16:20:53 | ビール紀行(東北)
前回の「315BEER」の続きです。


醸造所に到着。

     

一見すると、醸造所には見えない店構えです。手作り感、満載。「TAKE OUT」の看板出ていますね。

     

     

店内の様子。雑多とモノが置かれていますが、全体的に作り手の方の世界観が伝わってくる店内です。入って左側は醸造スペースになっています。仕込みの規模は250Lですが、発酵タンクは500L。よって基本はダブルバッチだそうです。

     

こちらではサーバー出しの量り売りか缶製品の販売のみ。この日は缶製品は4種類でした。

     

     

缶製品を購入して、近くの公園で頂きます。最初は「SPACE RHYTHM IPA」。厚みのあるホップの香りとモルトの重厚な香り。モルトの旨味はしっかりながら、しつこくない。ホップの苦味がIPAらしく響く。旨い!重厚なホップの香りと、しっかりボディが特徴のIPAです。

     

     

そして「FRESH & DIRTY」(NEW ENGLAND IPA)。ホップの爽やかな香りとふくよかなエステル香とモルトの香り。モルトの旨味はしっかりながら、オーツの優しい口当たり。ホップのジワジワ系の苦味が続く。旨い。ふくよかなエステル香とオーツの優しい口当たりが特徴のヘイジーIPAです。

今回はこれにて終了。今回は2種類だけでしたので、他にも色々試してみたいですね。できれば店内で専用グラスで頂きたいビールです。



315BEER
岩手県奥州市水沢袋町 6-26

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孤高の醸造所 315BEER(前編)

2025-06-21 13:54:08 | ビール紀行(東北)
近年、全国に数多くの醸造所が誕生する中、なかなかチェックできていない醸造所が増えてきました。ふと、岩手県の醸造所を見てみると、奥州市に醸造所が2020年に誕生していることに気づきました。ネットでの情報量もあまりなく、謎の多い醸造所なので、ビール紀行してみたくなりました。今回からは岩手県水沢市の「315BEER」へのビール紀行をお送りします。名称の「315」とは「最高」を意味するようです。醸造所にはタップルームはありませんが、缶製品や量り売りをしているようです。それ以外はあまり情報がなく、ともかく醸造所に行ってみることにしました。醸造所へのアクセスですが、JR東北本線の水沢駅から徒歩約8分です。

     

     

JR東北本線で水沢駅に到着。醸造所へはこちらが最寄りですが、新幹線を使って水沢江刺駅からバスで向かう手もあります。

     

     

水沢駅と駅前の様子。駅舎は小さいですが、駅前は市街地が広がっています。

     

     

駅から徒歩で醸造所に向かいます。まずは国道397号線に出ます。

     

     

     

国道沿いに歩いて行きます。しばらくすると左手にそれらしい建物が。醸造所に到着です。

(続く)



315BEER
岩手県奥州市水沢袋町 6-26

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