スジキリヨトウ→学名:spodopteradepraratgButler
別名シバヨトウとも呼ばれ芝草の大害虫です。幼虫による芝草の被害は日本各地でみられ
毎年同じような発生を繰り返し、春先から晩秋にかけて芝刈りを怠ると大量発生します。
初めは樹木や草丈の長い雑草などに卵塊を産みつけて、2、3化期の成虫密度が高くなると、
灰皿やティマーク、ダストボックス、ベンチなどあらゆる所に産卵し、幼虫による被害は甚大に
なり、老齢の幼虫は、日中は土中や株の地際に潜み、夜間に地上部に出てきて食害する。
一般にゴルフ場では、刈り込み頻度が多いフェアウェイは幼虫の発生はおさえられますが
草丈の長いラフでの被害が目立ちます。