(幼虫による被害)
タマナガヤ→学名:Agrotis ipsilon Hufnagel
北海道を除く本州・四国・九州に分布し、ベントグラスをはじめ西洋芝への被害が大きく一般に年2~3回発生し、
成虫の飛羽力は大きく1雌当り1000個の産卵が確認されています。孵化幼虫は夜間出て巣を中心に円形状に
芝草の軟かい部分を食害します。ベントグラスでは直径7~8mm程のスポット状に枯死します。
(殺虫剤による死骸)
ベントグラス以外にキャベツ,ナス,トマト,レタスなどの各種野菜やサツマイモ,タバコなどの
幼植物の地際部を食害し,切断するところから,一般にネキリムシと呼れています。
防除は6月中旬~7月上旬と、8月にかけて、幼虫を対象に防除します。