モグラ・芝・雑草・趣味 

モグラ・芝草・雑草・趣味について気ままに書いていきます。

鉄道沿線などいたるところに生育する「コニシキソウ」!

2011-11-26 11:05:00 | Weblog


コニシキソウ→トウダイグサ科 1年草 生育期間3~11月
北アメリカ原産の帰化植物、道ばた、空き地、庭、畑地、鉄道沿線などいたるところに生育し、
春から夏にかけて次々に発生してくる.ときには一面に密生することもある。



ゴルフ場の場合、グリーン、ティ、アプローチなど芝地の被覆のまばらなところや裸地の
乾燥しやすい箇所に春から夏にかけて発生する。

[分布] 北海道、本州、四国、九州、沖縄
[成形] 茎はいくつにも分枝して地面をはい、地面にはりつくように広がるので防去しにくい。
[類似雑草] 本種に似たものに、ニシキソウ、オオニシキソウがある。


芝地に発生する「乾燥等」に抵抗を示す雑草!

2011-11-23 14:32:50 | Weblog



土壌乾燥に抵抗性を示す雑草
芝地に発生する雑草は土壌水分に対する適応性からみれば、畑地に発生する乾生雑草(xero-phyte)に
属するものが主体となります。


(オヒシバ)

夏季は芝草の蒸散作用が旺盛なことから、土壌が乾燥しやすくなるため、これに抵抗性を示す
雑草はコニシキソウ、メヒシバ、オヒシバなどが発生する。



冬季になると、芝草の休眠で蒸散作用が停止し、土壌の上に枯れた芝草の茎葉や刈かすの
未分解のサッチ層が堆積するため、地表が湿潤となり、スズメノカタビラ、ヒメムカシヨモギ、
ナズナ、オランダミミナグサ、カラスノエンドウなどが発生する。


(カラスノエンドウ)

縄文時代から食べられていたと言われる「栃の実」!

2011-11-20 10:26:02 | Weblog


栃の木(とちのき)(マロニエ)→トチノキ科
名前の由来は、[と]は数字「十」で、実が多い木の意味からきたそうです。
デンプンやタンパク質を多く含有する種子は渋抜きして食用になる。
食用にするには長期間水に浸し、大量の灰汁で煮るなど手間がかかる。



縄文時代から重要な食料で、米がほとんど取れない山村ではヒエやドングリと
共に主食の一つで、常食しない地域でも飢饉の際の食料として重宝された。
また、マタギの非常食としても用いられた。
現在では、渋抜きしたものを色々な食品に加工され利用されている。

コンペイトウに似た可愛らしい花だが、しばしば強害草となる。

2011-11-15 11:06:47 | Weblog


タニソバ→タデ科 一年草 生育期間4~10月 種子で繁殖。
[分布] 北海道、本州、四国、九州
コンペイトウに似た可愛らしい花
畑地、田のあぜ、荒れ地などやや湿った場所に生育し、しばしば強害草となる.
花の色は白から紅色まで変化があり、秋になると茎が赤くなり、ますます蕎麦に似てくる。



茎は毛がなく、下部は地に伏し斜め上に伸び、横に広がって群生する。
草丈は30~50cm.花は7月~10月にかけて咲き、「ミゾソバ」によく似ているが、
やや小さい総状花序を形成する。


ぺンクロスベントグラスのわが国への導入.NO2 「欠点」

2011-11-09 11:14:42 | Weblog

(ほふく茎)


(放置したままのベントグラス)
原種(本種はペンシルバニヤ農業試験場で3種類のクリーピンググラスの自由交雑の品種とされている)
ペンクロスベントの欠点は播種後、3~4年目頃から、春秋の低温期、ターフに色の異なる
斑点が出ることで、原種の特質が現れたといわれている。


(変色部分)
変色部分のなかには病害.生理障害に弱い傾向があり、対策として春秋2期のペンクロス
のインターシード(洋芝の上に洋芝の種を播く)がよいとされているが、効果の確認はない。
また、過保護の場合マット化し、生理障害、病害発生の元凶となるばかりでなく、
プレーコンディションにも影響することになる。


母ガニが多くの子ガニを抱えているのを見つけた!

2011-11-05 12:38:15 | Weblog


サワガニ→甲殻網エビ目サワガニ科
母ガニが腹部に多くの子ガニを抱えているのを見たのはその時が初めてなので、
見つけたときすぐに写真を撮りました。



日本固有種のカニで綺麗な水を好み、淡水域・山中の渓流などで過ごし、
歩行力が強いらしく、水辺からかなり離れたところまで出て歩くようです。



甲の色は棲み場所によって微妙に異なり、茶褐色、淡青色、淡黄色がいるとのことです。
サワガニは卵の中で変態し、孵化する際にはカニの姿となって生まれる「不完全変態」です。