モグラ・芝・雑草・趣味 

モグラ・芝草・雑草・趣味について気ままに書いていきます。

ゴルフ場の芝地に発生する雑草の特性!

2011-05-27 10:12:20 | Weblog

(ツメクサ)

芝地雑草の特性

刈取りに抵抗性を示す雑草
芝地では刈取りという管理作業が生育期間中行われるため、芝地ではかなりの低さと
頻繁に行われる刈取りに耐えて再生する雑草でなければ繁殖は難しいのです。


(ノチドメ)

芝草の刈高と刈取りの回数の多少によって、侵入する雑草の種類が著しく異なってきます。
種子による繁殖は、株元に落ちる落下型が生育範囲を確保するのに有利なため、芝地の
雑草の大部分を占めています。


(スズメノカタビラ)

芝草の生育期間中に、5mm前後の刈高で毎日行われるグリーンに発生する主な雑草は、
スズメノカタビラ、ツメクサ、ヒメクグ、チドメ、メヒシバ類で、これらの雑草は永年の定着に
よって植物の形態が遺伝的に環境に順応したものに変異し、刈取りによって草丈が低く
なっても念実し、発芽能力を備えるのは、結実後かなりの速さです。


今年も咲きました「ニホンタンポポ」!

2011-05-21 10:14:12 | Weblog


ニホンタンポポ→キク科 多年草

ニッポンタンポポは「有性生殖」をするタンポポです。



ニッポンタンポポは基本的に開花時期が早春から春にかけての短い期間に限られ、種の数も少なく、
また、日本タンポポは茎の高さが西洋タンポポに比べ低いため、生育場所が限定されます。年中咲い
ている西洋タンポポと違う所です。




タンポポはありふれた植物であまり花瓶に飾ることもないかもしりませが、しかし、原野に
彩りを添える花でもあり、また、季節を告げる花でもあります。


日本芝の茎を取り巻く周辺細胞は、器械組織によって十分に防衛されている!

2011-05-15 11:26:51 | Weblog


茎の構造と耐踏圧性

日本芝の茎を取り巻く細胞は、器械細胞によって十分に防衛され、特にほふく茎は、最外層の表皮は
クチクラ化し、内皮より内側に肥厚した器械組織の細胞郡が厚く取り巻き、養分の通路としての移管束
、貯蔵庫として柔細胞を守っています。



芝の植物体のすべての器官を通じて、最も外力に対する自衛措置が講じられているのが
「ほふく茎」で、物理的力に対して被害を最小限にとどめるように構成されています。



ゴルフ場のティ、公園、運動施設の芝生地で過度の踏圧を繰り返した時でも、最後まで残るのは
「ほふく茎」で、ほふく茎のはたらきで1時消滅したかにみえる芝地でも、一定期間養生することで、
再び芝生がよみがえる根強い生命力の源となっているのです。


「山菜の女王」と言われ、最近の人気は、タラの芽をしのいでいる!

2011-05-10 10:48:43 | Weblog


コシアブラ→ウコギ科

平地からやや山地に生える高木で幹にはトゲがなく、ツルツルしていて、葉は5枚で若葉は
緑色に光っており、採取すると手に油をつけた感じになります。



タラの芽と同じく枝分かれしますが、枝先にやわらかく、短い毛の生えた葉が始めた頃に摘みます。
タラノ木と同様に「ウコギ科」に属しますが、タラと違い大木になります。

コシアブラは、「山菜の女王」と言われ、コシアブラの最近の人気は、タラの芽をしのいでいるとか?



コシアブラの天ぷらを一噛みすると、口の中になんともいえない上品な香がひろがり
「山菜の女王」にふさわしい味です。

苦味と香があるため、天ぷら・素揚げなど油での料理が一番、苦味が油で丸めこまれ、
コクとなるからです。

コシアブラという名は、昔この木から樹脂をとって濾し、漆に似た塗料を作ったところからといわれ、
「ごんぜつ(金漆)鉄の錆止めにする塗料」という別名も。


今日は端午の節句(5月5日)に菖蒲の葉をお風呂に入れて、邪気を払う!

2011-05-05 11:29:42 | Weblog


ショウブ(菖蒲)→サトイモ科 多年草
 
池、川、湿地などに生え茎は分枝して横に這い、多数の葉をのばし葉は左右から扁平に
なって剣のようになっている。

草丈は70cmから100cm以上に、5~7月頃に葉の途中にうす茶色の花穂をつけます。
ショウブはアヤメ科でなくてサトイモ科なのです。



端午の節句に飾ったり、全体に良い芳香があり葉や根茎を風呂に入れ菖蒲湯として
使われるのでなじみが深いかとおもいます。菖蒲根は漢方薬にもなっています。



同じ「菖蒲」の名前をもつ花の咲くハナショウブと混同されることもありますが、両者は
全く別の植物で、古くはこの植物を「あやめ」と呼んでいました。