ままちゃんのアメリカ

結婚42年目のAZ生まれと東京生まれの空の巣夫婦の思い出/アメリカ事情と家族や社会について。

自己開発へのゴキブリ理論

2018-11-22 | 人間性

http://www.mtmtv.info/woman-screaming-in-horror-clip-art-913c8bd/

 



とあるレストランで突如一匹のゴキブリがどこからともなく飛んできてある婦人の服に留まった。

 

彼女は恐れから、ただちに叫び始めた。

 

パニックに襲われた顔と震える声で、両手でなんとかゴキブリを払い落とそうとしながら、彼女は跳びはね始めた。

彼女の反応は、たちまち彼女と共にいた誰にもパニックを起こさせた。

とうとうその婦人はゴキブリを追いやったが、それは別の婦人の服に留まった。

 

今度は、その婦人が、そのドラマを続けることになった。

 

給仕は助けようと前に進み出てきた。リレーのようにあちこちへ飛ばされていたゴキブリは次にその給仕の服に留まった。

 

給仕は直立して取り乱すことなく、じっくりと自分のシャツに留まったゴキブリを見やった。そして十分に確信して、指でそのゴキブリをつまみ、レストランの外へ放った。

 

コーヒーを啜りながら、その光景を目にし、心のアンテナが二、三の思いをキャッチし、あのゴキブリが彼女たちの大袈裟な(ほどの)振る舞いを引き起こした張本人なのだろうか、といぶかった。

 

もしそうならば、何故あの給仕は平静だったのだろうか?彼はひとつも慌てることなく、ほぼ完璧に事態を収拾した。

 

私の平安をかき乱したのは、ゴキブリではなく、事態を落ち着いて収集できなかったあの婦人方の叫び声であると理解した。

 

交通渋滞が私の平安をかき乱すのではなく、渋滞によって引き起こされるイライラを制御できない人々に、私は迷惑感を持つ。

 

問題への反応の仕方が、問題以上に大きい混沌を作り出すのである。


ーサンダー・ピチャイ、Googleの最高経営責任者、のスピーチから。



www.quora.com



とは、言っても、ことが、ゴキブリ、だと。。。落ち着いていられるだろうか。。。私ならうるさくなる、確実に。頭では冷静に、とは思っても、所詮、私は一介の人間。。。他人様にご迷惑をおかけしたくはないから、せいぜい静かに騒ぐことにしよう。そこが私がGoogleの最高責任者ではない所以。







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賢人の質問

2018-11-20 | 人間性

https://clipartxtras.com  



人々はよくある賢人を訪ねては同じ問題について幾度も幾度も不平を言う。ある日賢人は、彼らに一つのジョークを言おうと決めた。すると人々は、笑い転げた。


数分してから、再び賢人は同じジョークを言うと、ほんの少しが微笑んだ。


それから三度目にまた同じジョークを言ったが、今度は誰一人笑わなかった。


賢人は微笑んで言った:「みなさんは、同じジョークに何度も何度も笑うことはないですね。それなのに、何故いつも同じ問題について嘆くのでしょうか?」

 
教訓:心配事を心配するのは、一向に問題を解決せず、あなたの持てる時間と労力を浪費するだけである。



 

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”色盲”

2018-11-18 | アメリカ事情

 https://www.nbcnews.com


 

 

レディ・ウェルドンとジャックス・ローズブッシュの2人の愛らしい幼児は、無礼なことではなく、先生を"はめてみよう"と思いついた。彼らの先生がふたりを区別できないようにしたい、ということである。レディは黒人で、ジャックスは白人である。しかし、この二人のBFF(Best Friends Forever永遠のともだち)はお互いの外見の色をまったく見過ごしている。ジャックスはレディと同じヘアカットをすれば、二人はどちらがどちらか見分けがつかないだろうと思ったのである。 こうした子供達の”色盲”がそのように愛らしく明確に示されるのは、息を呑むほどすばらしいことである。


2017年3月3日付け CNNニュース、マデライン・ホロコムの記事から。


 

 
 


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考えさせられる

2018-11-16 | アメリカ事情

 http://www.marcandangel.com

 

 

 

 

毎日の忙しい生活の中で、うっかり見落としてしまいそうな、ほんの小さなことが、気がつけばどれだけ価値のあることか思いもよらなかったことってありますか? 次の短い話は、心を緩めて温かい気持ちにさせてくれます。


**************

 

今日、私の父は92歳で老衰で亡くなりました。私はベッドルームのリクライニング椅子に座って安らかに眠っているように息を引き取っている父を見つけたのです。膝の上で、8インチx10インチの三枚折の額に入った、十年前に亡くなった母の写真を父はまっすぐに持っていました。母は父の最愛の人でしたから、明らかに父がこの世を去る前に見たい最後のものでした。



ちょうど20年前の今日、コロラド河の急流に溺れかけていた女性を救うために私は自分の人生を危険にさらしました。 それが私の妻との出会いで、彼女は私の人生のすべてです。



今日、私の8歳の息子は私を抱きしめて言いました。「おかあさんは、全世界の中で最高のお母さんだよ!」私は笑ってちょっと皮肉っぽく答えました。「あなたはそれをどうやって知っているの? 全世界のすべてのお母さんに会ったことないでしょ?」息子は私をさらにぎゅっと抱きしめて言いました、「僕は会ったよ。 おかあさんが僕の世界だもの。 」


http://www.marcandangel.com






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道にある邪魔物

2018-11-14 | 人間性

http://www.ba-bamail.com




古代、ある王は男たちに道路上に大きな岩を置かせた。王はその後、茂みに身を隠して、誰がその大きな岩を道からどかすかどうかを見守った。王の裕福な商人や宮廷士たちの幾人かは、大きな岩の周りを歩いて通り過ぎていった。


多くの人々は道を通しやすくしないのは王のせいだとしたが、誰もその岩を取り除くのに、なにもしなかった。


ある日、ひとりの農民が野菜を運んでやって来た。岩に近づくと、農民は抱えていた荷を地に置き、岩を押しのけようとした。たくさん押したり引いたりした後、彼はようやく岩をどかした。


農民が先ほど地に降ろした野菜を取りに戻ろうとすると、岩のあったところに財布があるのに気づいた。財布には多くの金貨が入っていて、そこにあった王からの短い手紙があり、それには金貨は道路から岩をどかした者への報奨金であると説明してあった。


この話の教訓:私たちが遭遇するすべての障害は、実は自分達の状況を改善する機会であるが、怠け者は不平を言う一方、ある者は親切で寛大さ心を通じて、障害を改善する機会を創造していく。

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