http://www.mtmtv.info/woman-screaming-in-horror-clip-art-913c8bd/
とあるレストランで突如一匹のゴキブリがどこからともなく飛んできてある婦人の服に留まった。
彼女は恐れから、ただちに叫び始めた。
パニックに襲われた顔と震える声で、両手でなんとかゴキブリを払い落とそうとしながら、彼女は跳びはね始めた。
彼女の反応は、たちまち彼女と共にいた誰にもパニックを起こさせた。
とうとうその婦人はゴキブリを追いやったが、それは別の婦人の服に留まった。
今度は、その婦人が、そのドラマを続けることになった。
給仕は助けようと前に進み出てきた。リレーのようにあちこちへ飛ばされていたゴキブリは次にその給仕の服に留まった。
給仕は直立して取り乱すことなく、じっくりと自分のシャツに留まったゴキブリを見やった。そして十分に確信して、指でそのゴキブリをつまみ、レストランの外へ放った。
コーヒーを啜りながら、その光景を目にし、心のアンテナが二、三の思いをキャッチし、あのゴキブリが彼女たちの大袈裟な(ほどの)振る舞いを引き起こした張本人なのだろうか、といぶかった。
もしそうならば、何故あの給仕は平静だったのだろうか?彼はひとつも慌てることなく、ほぼ完璧に事態を収拾した。
私の平安をかき乱したのは、ゴキブリではなく、事態を落ち着いて収集できなかったあの婦人方の叫び声であると理解した。
交通渋滞が私の平安をかき乱すのではなく、渋滞によって引き起こされるイライラを制御できない人々に、私は迷惑感を持つ。
問題への反応の仕方が、問題以上に大きい混沌を作り出すのである。
ーサンダー・ピチャイ、Googleの最高経営責任者、のスピーチから。
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とは、言っても、ことが、ゴキブリ、だと。。。落ち着いていられるだろうか。。。私ならうるさくなる、確実に。頭では冷静に、とは思っても、所詮、私は一介の人間。。。他人様にご迷惑をおかけしたくはないから、せいぜい静かに騒ぐことにしよう。そこが私がGoogleの最高責任者ではない所以。