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ままちゃんのアメリカ

結婚42年目のAZ生まれと東京生まれの空の巣夫婦の思い出/アメリカ事情と家族や社会について。

Saint Patrick's Day

2018-03-17 | アメリカ事情

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今日3月17日は、セントパトリックスディである。この日は全てがアイルランド人、と言われるように、アイルランドだけではなく、アイルランド移民の多い(アイルランド本国よりもアイルランド人の多い)全米各地では、主にバーやパブ、あるいは個人のパーティで多くのアルコールを消費して祝われるが、緑色のビールなどアルコール類を嗜まない私や家族でも、たとえば、マクドナルドのグリーンなシェイクを楽しめる。祭日休みではないが、今年は土曜日なので、おそらく盛り上がって楽しまれることだろう。この日緑色を見に付けていないと、ピンチ(つねられる)されることもある。

 

 

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ミント味シェイク


聖パトリックはアイルランドの守護聖人で、アイルランドの国家的使徒であり、アイルランドにキリスト教をもたらした人であると信じられている。3月17日は、A.D. 461年の聖パトリックの死の日として広く受け入れられている。クローバーに似たシャムロックが聖パトリックの日(3月17日)の象徴になる以前には、よつ葉のクローバーが古代ケルト人にとっては、邪気に対する魔除けであった。


アメリカのアイオワ州の学校教育長官だったO. H.ベンソン(O. H. Benson)は、1900年代初めに、新たに設立された地域の子供向け農業クラブのシンボルとしてクローバーを使用するという考えを思いついた。 1911年、よつ葉のクローバーが全米にあるそのクラブの象徴として選ばれた。後にクラブは4-H*と命名された。この聖人の伝説、伝承、祝祭、そしてアイリッシュが彼をどのように敬うのか、 パレードからレシピまでの全てを見つけるセントパトリックスデーのサイトを検索することをお勧めする。

*アメリカ合衆国農務省の管轄下にあり、日本では「青少年クラブ」と名付けているところも多い。4Hとは、Head(頭)、Heart(心)、Hands(手)、Health(健康)の4つの頭文字で、四つ葉のクローバーをシンボルとする。主に5歳から21歳までの青少年が加入しており、会員数は全米で約900万人。なお、似た名称の「社団法人日本フオアエッチクラブ」があるが、異なる組織である。(ウィキより)

 

    

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Shamlocks シャムロック


https://en.wikipedia.org

四つ葉のクローバー



https://en.wikipedia.org

4-H クラブ


本当にセントパトリックは存在し、彼がアイルランドからヘビを追い出した、とされているが、それが事実かどうかは定かではない。実際ヘビはアイルランドには生息していなかった。さて、この聖パトリックは英国でマウィン・サカットMaewyn Succatとして生まれた。 16歳(約紀元400年頃)に、彼は西海岸の自宅から誘拐され、アイルランドに羊飼いとして働く奴隷にされた。 6年後、彼は逃げ、帰国すると、夢の中で受けた啓示により福音を宣べ伝えるために修道院で15年を過ごし、宣教活動に備えた。 彼が司祭になったとき、名前をPatriciusと変え、そしてPatrickに変わった。 当時、いくつかのクリスチャンがアイルランドに住んでいたが、パトリックはキリスト教をアイルランド全土に広め、組織化された教会をもたらした。


セイント・パトリックの日にシャムロックを身につけるのは、一般には、セイント・パトリックが三つの葉を使って聖三位一体を説明したからと説明されるが、その真偽は定かではない。 (カソリック教会の言う三位一体は神である神、御子、御霊=みたま。カソリック以外の全てのキリスト教会にこの定義はあてはまらない。)


もともとセイント・パトリックに関連付けられていた色は青だったが、現在は緑が好まれている。アメリカの植民地における最初のセイント・パトリックの日のパレードは、1762年にニューヨークで開催された。セイント・パトリックの日は、雪の中ででさえ、エンドウ豆を植える伝統的な日である。又キャベツの種も植えられるのもこの日である。昔の農家は、生育を良くするために、寝巻を着てエンドウ豆やキャベツの種を植える必要があると信じていたと言うことである。



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