歴タビ日記~風に吹かれて~

歴タビ、歴史をめぐる旅。旅先で知った、気になる歴史のエピソードを備忘録も兼ね、まとめています。

「王の挽歌」と南蛮BVNGO交流館

2023-12-17 14:21:11 | 大分県
11月の初めに、ほぼ大分をぐるりと周る旅をした。2016年以来だから、7年ぶりになる。その中で、印象に残った「歴タビ」をいくつか、まとめておきたい。(大分駅前の宗麟公)本日は大友宗麟(義鎮ヨシシゲ 1530-1587)。大友氏のルーツは鎌倉時代にまでさかのぼる。初代・能直(ヨシナオ)は、我が相模(神奈川)の出身、鎌倉幕府の御家人で、豊後の守護に任じられたのが始まりだ。大友氏は、その後、400年22 . . . 本文を読む

若き独歩の面影(後編)~大分・佐伯

2023-11-12 13:47:12 | 大分県
先週出かけた、大分への旅。本日は、前記事に続き、「若き独歩の面影」後編を。佐伯では、登城の夫と別行動で、私は、国木田独歩館へ。かつては上級武士の住まいが並んでいた、白壁の続く「歴史と文学の道」の一画だ。1894(明治26)年、21歳の国木田独歩(哲夫)は、国語と英語の教師として、開校間もない鶴谷学館の教師として赴任する。寂しがり屋の独歩は、7歳下の弟・収二を伴い、校長の坂本永年邸の2階に間借りをす . . . 本文を読む

若き独歩の面影(前編)~大分・佐伯

2023-11-10 14:41:57 | 大分県
先週出かけた大分への旅、こちらでは「歴旅」歴史をめぐる旅編です。(本家ブログでは「色づく秋の旅~大分へ」他、旅全般をアップしています)まずは、大分県佐伯(さいき)市。夫婦旅ながら、ここでは夫と別行動をとる。夫は佐伯城へ登城。(↑)わたしは国木田独歩館へ。独歩館は、かつて国木田独歩が住んだ家で、↑「歴史と文学の道」の中にある。白壁の続く道は、かつての上級武士の住んだ地域を通る。。 . . . 本文を読む