歴タビ日記~風に吹かれて~

歴タビ、歴史をめぐる旅。旅先で知った、気になる歴史のエピソードを備忘録も兼ね、まとめています。

戦前の「サッカー天皇杯」優勝カップ

2024-08-27 16:47:41 | 東京都
先日、出かけた慶應義塾大学三田キャンパス、慶應義塾史展示館 。「2024年度春季企画展 慶應義塾と戦争――モノから人へ――」を見に出かけたのだが、それだけが目的ではなかった。実は、「大日本蹴球協会杯」も、絶対に見たかったのだ(冒頭画像)今年の五月、新聞を読んでいたら・・・、「『大日本蹴球協会杯』慶応大合宿所で発見され84年ぶりに返還、宮本恒靖会長『驚き圧倒された』(「読売新聞」2024.5.22) . . . 本文を読む

「モノから人へ」~後期展示

2024-08-20 16:44:05 | 東京都
慶應義塾大学三田キャンパス、「福澤諭吉記念 慶應義塾史展示館」の2024年度春期企画展は「慶應義塾と戦争ーーモノから人へーー」。前期(→過去記事)に続き、後期の展示を観てきた。私の感覚だが、後期の展示の方が胸に迫り、より印象的だった。前期が「大学と戦争」のあゆみを、そのときどきを象徴する用語やモノから「人」を語らせる展示だったのに対し、後期は、もっとモノと人が密というか、早い話が、モノか . . . 本文を読む

「モノから人へ」

2024-07-05 15:35:06 | 東京都
慶應義塾大学三田キャンパス、「福澤諭吉記念 慶應義塾史展示館」の2024年度春期企画展は「慶應義塾と戦争ーーモノから人へーー」。「モノは『戦争』を語り継げるか?」のコピーもつき、展示物「一点一点を掘り下げながら『戦争』のモノによる継承可能性を考える」と言う企画だ。戦争体験者が、どんどん減っていく中、人ではなく「モノ」を通じて、戦争を知ろう、語り継ごう、という試みだろう。展示は前後期合わせ50のキー . . . 本文を読む

オンライン対談イベント

2024-05-26 08:17:38 | 東京都
明治大学平和教育登戸研究所資料館、第14回企画展記念特別対談 「小林エリカ×山田朗『女の子たち風船爆弾をつくるThe Paper Balloon Bomb Follies』をめぐって」にオンラインで参加した。小林エリカ氏は、作家、マンガ家、アーティストと多彩な活躍をなさっている。この春、知人にオンラインブックトークを紹介され、参加したがこの時点で小林氏を存じ上げなかった・・・ . . . 本文を読む

「若き血」今昔

2023-11-17 16:34:42 | 東京都
東京都港区の慶應義塾大学・三田キャンパスに創立者・福澤諭吉を記念する「慶應義塾史展示館」がある。建物はかつての図書館だ。近代日本を代表するであろう「曽禰中條建築事務所 」が手がけただけあって今も変わらず、堂々と美しい。ここに無料で入館でき、慶應義塾にまつわる歴史を知ることができるのだ!先日、「建築プロムナード──建築特別公開日」 にあわせ出かけきた。(詳しくは本家ブログ→「建築さんぽ~三 . . . 本文を読む