歴タビ日記~風に吹かれて~

歴タビ、歴史をめぐる旅。旅先で知った、気になる歴史のエピソードを備忘録も兼ね、まとめています。

街に歴史あり

2024-01-26 17:07:11 | 神奈川県
1月26日付「読売新聞」の横浜版。(冒頭画像)「『青線』からアートへ」という連載が始まった。その中で担当する24歳の女性記者が書いている。「街を彩るアートにひかれて取材を始めてみたら、何とこの街は、終戦間もない頃には非合法の『青線地帯』だったという」・・・ええ、知らなかったの!?新聞記者さんでも・・・?生まれも育ちもハマっ子のわたしは仰天・・・ああ、でも、それだけ、あの街が変わったということなら喜 . . . 本文を読む
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白亜の洋館、いまむかし

2024-01-25 18:08:06 | 神奈川県
昭和の学生時代、東横線に乗っていて、ふと目をあげると満開の桜。ホームのすぐ脇に坂道があり、桜並木が続く。停車中の車内からも、はっきりとわかるほど、見事な桜だった。「ああ、幸せだなぁ」と、多幸感に包まれたことを覚えている。それが大倉山の駅。(↓画像は令和の大倉山駅)桜の坂を上れば大倉山記念館があると知ったのは、もう少し先、洋館に夢中になって、あちこち歩き出してからになる。冒頭画像、大倉山記 . . . 本文を読む
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原作と映像化

2024-01-20 08:21:58 | 北海道
村木嵐『まいまいつぶろ』(幻冬舎)を読み終える。松本清張賞を受賞したデビュー作『マルガリータ』(文藝春秋)以来、村木氏の新刊は、けっこう読んできたつもり。でも、図書館で、こんなに待たされたのは、失礼ながら初めてだ。直木賞候補でもあったからかな?お話は、第8代将軍・徳川吉宗の時代・・・嫡男は、言語も不明瞭でかんしゃくを起こすこともしばしば。足を引きずり、尿を垂れ流す姿から「まいまいつぶろ」と家臣から . . . 本文を読む
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昭和は長かったから・・・

2024-01-19 16:38:34 | 神奈川県
年上の知人Tさんは、歴史への造詣が深い。日吉に長くお住まいなので、この機会に以前から知りたかったことを伺った。以下、Tさんのお話を忘れないようにまとめた備忘録で、史料的な裏付けがある内容ではないことを初めに申し上げておく。「天国に結ぶ恋」をご存知だろうか。もともとは「天城心中 天国に結ぶ恋」のタイトルによる映画(1958)だった。この前年の1957(昭和32)年12月、伊豆天城山中(石川さゆりさん . . . 本文を読む
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箱根駅伝~タスキを想う

2024-01-15 06:45:16 | 歴史 本と映画
今年の箱根駅伝は、額賀澪『タスキ彼方』と共に観戦した。テレビ中継だけでなく、スマホも動員し、状況はを常に把握しながら本を読む・・・ご贔屓チームの快走やピンチには、本を閉じて大声をあげるのだが。今年の箱根駅伝は第100回大会。額賀氏の「タスキシリーズ」も第三作を数え、本書では、過去の大会が大きな意味をもつ。俄然、箱根駅伝の戦前戦中の大会に興味がわく。読了後、さっそく、参考資料としてあげられていた早坂 . . . 本文を読む
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