(1)地球温暖化
1万8000年前ころ、ヴェルム氷期が終り、気候は「温暖化」し、
「完新世」に入っていく。
【日本列島の誕生】
温暖化につれて、氷が溶け、海面が急激に上昇していき、
大陸とつながっていた日本列島は、陸橋が海に沈み、
日本列島は大陸と切り離された。
【植物の変化】
それまで、寒冷地に生える針葉樹林であったが、
東日本にブナ、ナラなどの「落葉樹林」が、
西日本にシイ、カシなどの「照葉樹林」(常緑広葉樹林)が広がった。
【動物の変化】
動物は、それまでのマンモス、ナウマンゾウ、ヘラジカなどの大型獣が絶滅し、
かわって、ニホンシカ、イノシシなどの小型動物が増えていく。
こうした環境の変化に伴って人々の生活も大きく変わり、
時代は縄文時代へと入っていく。
(3)縄文時代の発見
1877年のモースが発見した「大塚貝塚」の中から、縄文土器や石器が見つかった。
日本の縄文時代の発掘は、外国人の功績が大きい。
明治10年(1877年)横浜に上陸したアメリカの生物学者「モース」が、
東京へ向かう汽車の中から、大森に巨大な貝塚があるのを発見したのが、きっかけだった。
その貝塚の中に、土器や石器の破片が混ざっていたのだった。
モースによる「大森貝塚」発見は、日本の考古学の出発点となった。
(3)縄文時代の定義
縄文時代は、約1万2000年前~2400年に弥生時代に入るまで、
約1万年も続く。
縄文時代の特徴は
①土器の出現
ドングリ、栗等類の出現により、収集と煮炊きの必要から、
土器がつくられ、縄で模様をつけた「縄文土器」が出来た。
②弓矢の使用
狩猟の対象が動きの素早い中動物になった為、道具が変化した。
③磨製石器の増加
道具の製作技術があがる。
④骨角器
動物の骨や角を加工して、釣り道具を作るなど道具とした。
⑤海の利用
貝塚や、丸木船を使って、海産物を食糧とした。
⑥生活の安定
大型動物を追う生活から、住居の近くでの採取、狩猟生活にかわり、
「竪穴住居」で、小集団で定住するようになる。
⑦信仰をもつ
自然崇拝的なアニミズム。土偶などの宗教的道具が出来る。
(4)縄文時代の区分け
縄文時代は、土器の形態らよって、
草創期、早期、前期、中期、後期、晩期の6の区分に分けられる。
1万8000年前ころ、ヴェルム氷期が終り、気候は「温暖化」し、
「完新世」に入っていく。
【日本列島の誕生】
温暖化につれて、氷が溶け、海面が急激に上昇していき、
大陸とつながっていた日本列島は、陸橋が海に沈み、
日本列島は大陸と切り離された。
【植物の変化】
それまで、寒冷地に生える針葉樹林であったが、
東日本にブナ、ナラなどの「落葉樹林」が、
西日本にシイ、カシなどの「照葉樹林」(常緑広葉樹林)が広がった。
【動物の変化】
動物は、それまでのマンモス、ナウマンゾウ、ヘラジカなどの大型獣が絶滅し、
かわって、ニホンシカ、イノシシなどの小型動物が増えていく。
こうした環境の変化に伴って人々の生活も大きく変わり、
時代は縄文時代へと入っていく。
(3)縄文時代の発見
1877年のモースが発見した「大塚貝塚」の中から、縄文土器や石器が見つかった。
日本の縄文時代の発掘は、外国人の功績が大きい。
明治10年(1877年)横浜に上陸したアメリカの生物学者「モース」が、
東京へ向かう汽車の中から、大森に巨大な貝塚があるのを発見したのが、きっかけだった。
その貝塚の中に、土器や石器の破片が混ざっていたのだった。
モースによる「大森貝塚」発見は、日本の考古学の出発点となった。
(3)縄文時代の定義
縄文時代は、約1万2000年前~2400年に弥生時代に入るまで、
約1万年も続く。
縄文時代の特徴は
①土器の出現
ドングリ、栗等類の出現により、収集と煮炊きの必要から、
土器がつくられ、縄で模様をつけた「縄文土器」が出来た。
②弓矢の使用
狩猟の対象が動きの素早い中動物になった為、道具が変化した。
③磨製石器の増加
道具の製作技術があがる。
④骨角器
動物の骨や角を加工して、釣り道具を作るなど道具とした。
⑤海の利用
貝塚や、丸木船を使って、海産物を食糧とした。
⑥生活の安定
大型動物を追う生活から、住居の近くでの採取、狩猟生活にかわり、
「竪穴住居」で、小集団で定住するようになる。
⑦信仰をもつ
自然崇拝的なアニミズム。土偶などの宗教的道具が出来る。
(4)縄文時代の区分け
縄文時代は、土器の形態らよって、
草創期、早期、前期、中期、後期、晩期の6の区分に分けられる。
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