錦織選手の活躍で、戦前の日本人も四大大会などで優勝(全英、男女混合)やベスト4進出などで世界ランキング上位の選手が多くいたことを改めて思い出した。慶應の経済学者小泉信三がテニス普及に貢献した。スポーツなどの文化と経済との関連を小泉は意欲的に考えていたのだと思う。
この関連で、錦織選手が82年ぶりに全仏ベスト8というニュースで、82年前の日本人選手が誰か書いてなかったので調べたら、佐藤次郎という人 . . . 本文を読む
中森さんの福田論から、西部邁氏の福田恆存論(現在『日本の保守思想』に収録)を再読して、西部氏の著作をすこしまとめ読みしている。この佐高氏との映画をめぐる対談はかなり面白い。黒澤明の『生きる』の主人公造形への突っ込みが特に興味深い。「自分の言葉を失った人」「人生を振り返るのが不自然に遅い人」という視点から、黒澤作品の歪みを摘出している。佐高氏が西部氏のフォローに回って、いろいろ文献紹介しているのも . . . 本文を読む
須賀敦子の名訳といっていいと思いますが、タブッキの『インド夜想曲』はとてもいい作品でした。タブッキのほかの作品や、また須賀敦子にも興味がでてきました。
それとトークイベントのために読んだバージェスの『時計じかけのオレンジ』。幻の最終章については賛否があるようですが、映画との対比で考えるとやはり面白いなと思いました。柳下毅一郎氏の解説も丁寧で、バージェスの本作に対する複雑な思いがわかります。『 . . . 本文を読む
福田恆存の名著『人間・この劇的なるもの』を現代のアイドル論として再解釈して提示する、中森さんの意欲作です。今回の河出書房新社の特集本に寄稿・再録された中では、片山杜秀氏や西部邁氏と並んで興味深い内容でした。アイドルの「自己の宿命」を生きるという意味での「自由」論や、アイドル現場での「儀式的なるもの」への言及など、福田の現代的再生として面白いと思いました。
ところで福田のこの『人間・この劇的な . . . 本文を読む
いわゆる会議室を出た後しか追ってないけど(つまり競争市場参入ベース<へんな表現w>に完全に移行してからは見てる)、PIPは大成功ではないけど、この一年で大健闘だと思うよ。
いろいろ匿名さんたちが評したいのはわかるが、自営でもなんでも商売経験やそういう環境にいたことがあれば容易に想像つくけど、新規の業界でほとんど知見がないのに一年運営して、しかも多感で繊細な女性大人数を、ほぼたったひとりの( . . . 本文を読む
ニコニコ超会議のときにすでに読んでいてそのときにも少し話題にしましたが、ここでの紹介が遅れてすみませんでした。
中森さんの『寂しさの力』(新潮新書)の出版とその後の高い評価を背景にして行われた二ページにわたる長大なインタビューです。中森さんが同作で文体を変えたり、また内容的にも自分の過去を振り返ることで、未来の読者にむけて書いたという執筆動機が詳細に述べられています。
中森さんの新作「文 . . . 本文を読む
吉田豪さんがRTしてきた石田衣良氏の以下の発言。
「『アイドルは恋愛するな』というファンの視線は、ちょっと気持ち悪くて受け付けないんだよね。処女信仰といかに戦うかっていうのが、これからのアイドル界の課題だと思う」「かわいい子には9割5分彼氏がいるっていうのを認識したうえで、ファンは応援したほうがいいよ」(石田衣良)
を読んで以下のようにtwitterに書いた。
石田衣良氏のいうように「処女 . . . 本文を読む
twitterに書いたことを中心にまとめます。
まずトークライブ本体は、出番待ちしていた小熊あやめちゃんも巻き込んで、四人でやりました。
経済系のネタをわざわざふったのでわりとまじめな内容です。
ローソンの地モドル戦略についてを冒頭に話して、いまのアイドル現場がいくつか衰退する表徴がでていることを問題にして、過去のバンドブームのときの沸き方とそれが長期には維持できない仕組み、ローカルでのアイドル . . . 本文を読む
連休初日なので多くの大学では出勤日だったように思われます。
私も湘南新宿ラインのほとんどが観光気分の中、出勤日でしたw。
帰りに秋葉原に少し寄り道し、PIPをみてきました。他のグループもいくつか。
ライブはもかろんが欠けてるPIPを初めてみましたが、六人編成でみんな頑張っててそれはそれで楽しくみれました。しかしそろそろ新しい曲もほしいですね。頑張ってください、濱野さんw
個人的に . . . 本文を読む
たぶん去年のTIFでみた以来、握手会参加に至っては去年の『恋する夏!』のリリースイベント以来なので10か月ぶり??。ものすごく間があきました。
動画で「少女X」をみて、とてもいいなと思ったのと、池袋で行きやすかったので久しぶりに彼女たちを見に行きました。まず誰ももう僕のこと覚えてないだろうから、「偽装新規」のつもりでいきましたが、まずライブはとてもいいですね。
「少女X」はライブでみる価 . . . 本文を読む