韓リフの過疎日記

経済学者田中秀臣のサブカルチャー、備忘録のための日記。韓リフとは「韓流好きなリフレ派」の略称。

アントニオ タブッキ『インド夜想曲』&アントニイ・バージェス『時計じかけのオレンジ』

2015-06-06 14:14:55 | Weblog
 須賀敦子の名訳といっていいと思いますが、タブッキの『インド夜想曲』はとてもいい作品でした。タブッキのほかの作品や、また須賀敦子にも興味がでてきました。

 それとトークイベントのために読んだバージェスの『時計じかけのオレンジ』。幻の最終章については賛否があるようですが、映画との対比で考えるとやはり面白いなと思いました。柳下毅一郎氏の解説も丁寧で、バージェスの本作に対する複雑な思いがわかります。『どこまで行けばお茶の時間』をたしか所有して積読のままだったので時間があれば読んでみたいと思っています。
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