「特務艦隊」 C.W.二コル 文春文庫
そう黒姫(だと思った)に住みついた人だ。以前から小説を書いていたのは知っていたが、読んでいたのはもっぱら雑誌の記事など自然生活に関することばかりだった。ちょっと目についたので読んでみようと思った。
「武将列伝」 海音寺潮五郎 文春文庫
「天と地と」で有名な皆さんご存じの作家である。
上記は新本。今日ブックオフに本を10冊ほど持ち込んで510円也。その金額の大半は昨年新刊書で買った最相葉月の星新一の本だ。2300円で買ったやつでこれが300円。ま、そんなもんか。
で別に一冊105円の文庫新書を10冊購入。
「男と女のためのPの話」 マギー・ペイリー 新居桂子訳 斎藤綾子監修 新潮OH!文庫
PとはPenisのことである。しかし、表紙は「斎藤綾子」の文字が著者より大きく、さらに「Pならおまかせ」と斎藤綾子の名前についている。確かにそうなのだが・・・・(と、わかる人は多いのだろうか?)
「指揮官の決断」 三野正洋 新潮OH!文庫
軍隊の指揮官の話。別に戦争讃辞ではないが、結構こういったものは読む。
「性的唯幻論序説」 岸田秀 文春新書
「せいてきゆいげんろんじょせつ」と読む。岸田秀は、精神分析の手法を広く歴史、社会、集団へと適用する文明評論家。
「ケータイを持ったサル」 正高信男 中公新書
数年前のベストセラー。新刊当時興味はあったが買うまでは至らなかったので今回購入。
「世にも美しい数学入門」 藤原正彦/小川洋子 ちくまプリマー新書
数学に関する対談。藤原正彦は数学者でエッセイストだが、小川洋子は作家で「博士の愛した数式」の著者。
「騙し絵 日本国憲法」 清水義範 集英社文庫
一応「日本国憲法」の本・・・・でいいだろ
「亡国のイージス」(上・下) 福井晴敏 講談社文庫
この作品で第二回大藪春彦賞を受賞。映画は見ているが原作ははじめて。
「24人のビリー・ミリガン」(上・下) ダニエル・キイス 早川書房
発表時から興味はあった。「アルジャーノンに花束を」でヒューゴ賞、ネビュラ賞(どちらもSFで大きな賞)を受賞。もちろん読んだが感動した。これは「アルジャーノン~」とはまた別口。多重人格者の話だ。
「空飛ぶモンティ・パイソン 第一シリーズ」 イースト・プレス
言うまでもなく(で、わかる人はどのくらい?)、モンティ・パイソンのスケッチの翻訳本。
これはブックオフでなく、amazonの中古本
それとamazonで上記中古本とともにDVDセットも買った。それは・・・
「空飛ぶモンティ・パイソン」(またか!!)日本語吹替復活版 DVD7枚組
東京12チャンネル(日本初放映時)で放映された日本語吹替復活版だ。英語がわかる人は言語で楽しめるだろうが、残念ながら英語に疎い私は、吹替えに頼る部分が大きい。だが、この吹替えは単なる吹替えではないのだ。東京12チャンネルと言うローカル局(当時)、さらに深夜(と言っても当時の深夜は12時前だ)の時間帯に放映されるいわば穴埋め的(って言い過ぎか)な番組で、スケッチ(日本で言うショートコント)の合間にタモリが初めてTVに登場した番組だ。その声優陣は、今は亡き広川太一郎、同じく今は亡き山田康雄などらが演じており、特に広川太一郎のアドリブ(だったそうな)は抜群である。詳しくはWikipediaの空飛ぶモンティパイソンの項参照。