訃報を聞いたばかりで頭の中がまだ混乱しているのですが、断片的だけど畠山先生の事を書きたいと思います。
※ 畠山先生については、http://www.f.waseda.jp/hatakeyama/ http://researchmap.jp/htakuro/ などをご参照ください。
いつから知己を得るようになったのか定かではありませんが、畠山先生が横浜市総合リハビリテーションセンターにおられた時ぐらいだと思うのでかれこれ20年以上になります。とは言うものの頻繁にお会いしていたわけではなく、アシスティブテクノロジー関連のイベント等で親しくさせていただいたものです。
いつも帽子(ハット)を被りおしゃれで、物腰がとても柔らかで誰からも好かれる方でした。僕のような無頼の輩にも同じように接していただき、お話をしているだけでこちらも優しき気持ちになってしまいます。これも畠山先生の人柄でしょう。
多分10年以上前になるかと思いますが、京都でのATACの帰りに畠山先生、日本福祉大学の渡辺崇史先生と僕と三人で地下鉄の中でアシスティブテクノロジーの色々な事を話しました。わずか2〜30分のことですそれががすごく印象に残っています。同じ横浜ですが新幹線の時間が違っていたのでその後はご一緒できませんでした。
その後も何度かお会いしたと思いますが、もっぱらFacebookでした。ATの話だったり、日常の些細な出来事だったり。
今年になってからお身体の具合が悪くなって入院されましたが、入院してからも時々Facebookに治療のことや日々の様々なことを書かれて、僕も色々お話しさせていただきました。
そんな中、メッセンジャーで畠山先生から「渡辺貞夫は、好きですか?」と聞かれました。僕は「いいですね、好きです。」と答えました。「横浜のコンサートのチケットがあるのですが行きませんか?」その時は、入院中だからと安易に考えていたのですが、今にして思えばかなり病が重かったのかもしれません。
「なんで僕?」と思ったのですが、数ヶ月前にジャズの話で畠山先生と盛り上がったので、多分それを覚えておられたんだろうと思います。
コンサートの様子を病床の畠山先生に報告がてらFacebookに拙い文章ですが書かせていただきました。なんとか畠山先生には様子は伝わったようで喜んでいただけたと思います。
そしてチケットのお礼にと先日ミカンをご自宅にお送りさせていただきました。メッセンジャーで👍をいただいたのが最後のやりとりでした。
あの渡辺貞夫のチケットの半券は畠山先生との最後の思い出として大事に取っておこうと思います。