赤ガエルのボンヤリ日記

クルマもカレラ、自転車もカレラ、
すべて前世紀生まれの乗り物を愛する、クルマバカオヤジの中身うすーい日記です。

乗鞍畳平より無事帰還

2009-09-26 23:01:29 | けった(=自転車)
帰ってきました。中央道はやはりちょいとクルマが多かった。
山頂からのケイタイ投稿のときは快晴だったけど、食事を終えてしばらくしたら急に雲(ガス)に包まれ気温が急降下。下りの風の冷たさに震えながら降りてくる羽目に。


早朝5時半に自宅出発。夜明けが遅くなってきた。


9時ごろに乗鞍高原に到着。バスに乗る観光客と自転車クライマーですでに混んでいる。


最近は慣れてきたせいかケッタの組立ても手早くできるようになってきた。


今回はシューズとペダルを決定できないまま、両方を持参した。
右が今まで使ってきているSPDシューズ&ペダル。通勤にも兼用しており普通に歩けるので普段使いやツーリングには便利。

左はPD-7401ペダルとルックのクリート装着シューズ。
以前手に入れた未使用品ではなくて、別途手に入れた中古ペダル。外観はキズがついているけど回転に問題はない。
マウンテンバイク用のSPDと違って、足とペダルの接触面が広く踏み込んだとき/引き上げるときのグラつきがない。
性能的にはこっちのほうがいいんだろうけど、まだ使い始めてほとんど間がないのでちょっと不安。

結局駐車場で7401を試してみて、"使える"と判断。こっちで登ることにする。


上り始めて1キロちょっと、最初に展望が開けるヘアピンカーブ。
6月にはじめてきたときは一面の緑だったけど、いまはもう紅葉が広がってる。


最初のチェックポイント、三本滝ゲートに32分で到着。
お盆の乗鞍初登頂のときは37分かかっていたのでちょっと短縮した。
でも先月の全日本マウンテンサイクリングin乗鞍では先頭集団は16分で通過してた...


ゲートを見下ろす。周りは黄色に染まっている。


第2チェックポイントの位ヶ原山荘を前にしてすでにヘトヘト。なんだか前回の初挑戦のときより脚が動かない。
途中でちょっと長めの休憩を取って、補給食を摂る。
来る途中、新島々のコンビニで買っておいた大福もち。糖分が多く脂肪が入ってないので走行中の補給用にはおすすめとのこと。
標高2000mすぎて気圧が低いため、ビニール袋がパンパン。


補給しても回復が悪い。フラフラしながら位ヶ原山荘に到着。
手前の連続ヘアピンがきつかった。


ここから見上げる山頂までの眺めを期待して、たくさんの観光客がカメラを持ってガスの晴れるのを待っていた。
まわりの黄葉がとてもきれい。


ここにはクライマー向けに自転車スタンドが用意されているので助かる。
前回は行きにお茶していったのだが、今日は先を急ぎたかったので帰りに寄ることにする。


赤いのはナナカマド? 黄色いのはカエデらしい。


登山客から"野生のブルーベリー"だと教えられた果実。つまんでみると甘みは少なくちょっと渋いけど美味かった。


山荘からひと登りすると回りはハイマツと低木帯になる。


道のあちこちにカメラ持った人々がシャッターチャンスを待っている。


ガスが晴れてきた。山頂まですっきり見えるが自分がこれから登る先が見えるのは少々萎える。


ハイマツの緑とナナカマド?の紅葉がきれい。


ここからゴールまで、傾斜は中盤よりゆるくなるのだけど、脚が完全に息切れ寸前状態でなかなか前に進まない。
小休止をくりかえしながらあとちょっと、あとちょっとと最後の踏ん張り。
なんとかゴールしてタイムを見ると、2時間47分15秒...いちおうは前回のタイムより7分短縮できた。


脚の状態は最悪だったけどそれでもわずかに早く登れたのは、シューズとペダルを替えてペダリングのロスが減ったせいか?


てっぺんに着いたころはこの通りの好天。


池の向こうに見えるのは、先週クマが大暴れした畳平。


最初にクマが乱入したパトロール小屋。壊されたドアや窓は修理されていた。


クマが降りてきた魔王岳の登山道。
事件の影響か、途中で山歩きしている人たちも鈴を付けているので、自転車こいで登っている間も、あちこちからチリンチリンと音が聞こえてくる。


お花畑も草花が枯れて様変わり。


クマが最後に閉じ込められたみやげ物店。


今回も山頂の神社に参拝して、帰り道の無事故をお願いする。


食事を済ませたころから急にガスに包まれ、気温も急に下がってきた。
じっとしていても仕方ないので、ジャケットを1枚重ね着して下りにかかる。

帰り道は時間も気にしなくてすむのでところどころで紅葉の写真を撮っておく。


ナナカマド?の実


ハイマツ帯を抜けて位ヶ原山荘とヘアピンを見下ろすと一面の黄葉。


気温が下がったのとダウンヒルで風を受けたせいで体が冷え切ってしまった。
薄手のフリースっぽい素材のロングタイツでは防寒能力はイマイチ。
山荘でコーヒーをいただく。値段は400円、登山客向けの山荘でこの値段なら良心的だと思う。
標高2350m、やはりルマンドの袋は気圧のせいでパンパン。


何とか無事に駐車場へたどり着いた。はやいとこ片付けて温泉へ行こう。


めずらしくせせらぎの湯が貸し切り状態だった。のんびり手足をほぐす。


家についてカレラはガレージの天井へ。今回もよく働いてくれてありがとう。
今度はどこへ行こうかな。

「追記」交換したブレーキシューは感触も効き目もぐっと良くなっていた。替えてよかった。


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1 コメント

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Unknown (あさひ自転車)
2009-10-17 05:51:31
初めまして。
写真を拝見して、秋を感じさせてもらいました。
すごく綺麗な紅葉ですね!
こんな所を、私もサイクリングしたいです^^
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