☆「ええ処」の話。
実は漸く「えぇ処」見ました。しかも3週間分。
西川ちゃんとふじいあきらさんと小池栄子さんが出演された回も録画したまま見てなかったんですね。
一応「西川貴教、浅倉大介、貴水博之の話題を中心に扱うblog。」と銘打ってblogやってる人間としてはあるまじき行為だと思うんですが。(はは)
西ヲタ的には「これからの方向(バラエティも出て行くのか、ここで完全に「TV出演する」=「歌番組オンリー」でゆくのか)を迷っている」と言う話題に際して、
「やっぱ個人事務所って大変なんだなぁ、西川が社長で、自分の見せ方を自分でプロデュースしていける環境とはいえ、台所事情も考えなくちゃいけないわけだしなぁ。そういえば『TMさん』って、ポップジャムぐらいしかメジャーな歌番組に出てないよなぁ、最近。(どうやらNHKに西川をたいそう買ってくれている方がおられるらしい)後は司会に知り合いが居るような深夜帯の音楽番組(南マシューさんのあの番組とか)や、バラエティばっかりだよなぁ……。まあ、天下の日本放送協会で全国ネットの番組に出られているだけマシだけれど……」的なことをつらつらと考えながら見てましたよ。あの回。
しかし何故に西川ちゃん出演の回は二週間続けてOAだったんだろうか。気になる。
そんなこんなで山本コンビ出演の回。(前置き長ッ)
出演者から必然的に「新選組!」のお話が導き出されてくるわけですが、しかしあんな光景がNHKのスタジオ前室で展開されていたのか……。
山本耕史さんのマジックは去年色んな番組で見ているにもかかわらず「やっぱ凄いな」と感心しながら見たのだけれど、特筆すべきはぐっさん。なんて芸達者なんだあの方。
コントというより芝居のエチュードを一瞬連想しましたよわたくし。(笑)ラーメン屋コントではただラーメン作るだけじゃあなくて、「カウンターの上部にあるらしきテレビに映った今ブレイクしている女の子」に関してコメントしたりして。細かいよ設定が。
で、確かにその場に居たら絶対に混ざりたくなるなぁ、あれは。私がもしあの場に居たらお客さんとして「おやっさんは若い頃からラーメン屋一筋? それとも昔は別の事やってたの?」とか、「ラーメン作ってるおやっさんの人生遍歴」について聞いてみたいもの。一体どんな言葉が返ってくるやら。(笑)
スペースシャトルも凄いよな。効果音も自分でつけてるし、しかもちゃんと落ちがついてるし。へぇ、最近は「小」でも月まで行けるんだぁ。この前TVでやってた「アポロ13」の時代とはえらい違いだよなぁ。(笑)
(……そういえばスペースシャトル組み立ててるぐっさんが「元は大田区でやってた」って言うてはったけど、確かに下町には、工場の構えは小さいけれども実は物凄い技術を持っておられる方がたくさんいらっしゃるそうですよ。彼らの技術が結集したらそれこそ人工衛星を飛ばすのも夢じゃあないぐらいの)
あとはやはりギターセッションか。ぐっさんも芸達者だけれどやまこーさんも凄いよなぁ。ブルースっぽいコード展開で弾いてるところへリードギターを乗っけられるんだから。そしていい感じで曲が進んできた……って時に入ってくるぐっさんのエセ英語詞がまたいい。とてもいい。ニューオリンズってなんだ!(笑)
太郎さんの「俺が誰だか分からない」にも笑いましたよ。ええ。まさか自分に振られるとは思っていなかっただろうに、振られたときにぱっと反応できるのが凄いよなぁ。
ところであの一連の映像をみていてふと思ったのだけれど、「人を楽しませたい」って時に、ぐっさんは能動的に前に出てゆくタイプ…「自分がまず仕掛けて、相手の反応を見てまた次を考える」みたいな感じなのに対して、やまこーさんはまず相手を見てから動いてる感じがするなぁ。音楽で例えるならぐっさんが「長いことソロでやってる人」で、やまこーさんが「現在進行形でバンドやってるか根っこにバンドで合わせる感覚(アンサンブル感覚といってもいい)を持っている人」というか。どちらも「『人を楽しませたい』マインド」(なんだよそれ)は一緒なんだけれど、そこがまたそれぞれの個性が現れていて面白いですね。
(いや、「ぐっさんがアンサンブル感覚をもってない」ってわけじゃないんですよ。アンサンブル感覚をもっていなければいい芝居やコントや演奏は出来ないんじゃないかな、と思うんです。私。人が何人も集まって一緒に一つのことをやるんですから。だから勿論ぐっさんにもその感覚はあると思うけれど、それが強く出ているか出ていないかの違いですよ。)
☆エランドール賞の話。
ものすごく今更なお話ですが、やまこーさんも吉川プロデューサーも「良く、闘いました!」ですよ。
優れたるものは必ず世に出て認められるというか、見ている方は見ておられるというか。
んでもってどこで見たのだったか、Web上の動画ニュースで出ていた三谷さんの「香取慎吾さんからメッセージを預かってきたので読もうとするが、メッセージを見て『読むほどのことではない』といってやめてしまう」一連の小芝居には笑いました。
…と言うか三谷さん、香取慎吾をダシにして山本耕史をからかって遊んでませんか? やまこーさんが香取慎吾に熱視線を向けているのはご存知だろうから。
(いや、もしかしたら大真面目だったのかもしれませんが(笑)
そういえば日本アカデミー賞で役所広司さんが優秀主演男優賞の贈賞で壇上におられた時に、三谷さんがいきなり「笑の大学」の垂れ幕を取り出して広げて見せていたのがおかしかったなぁ。で、コメントを求められたら垂れ幕を隣のYOUさんに押し付けて。YOUさんだったら絶対に邪魔をするだろうなぁと思って見ていたら、やっぱりカメラに被るような風に垂れ幕を広げてみせて。(笑)多分その辺りのことも織り込み済みだったんだろうけれども、やっぱりいいなぁ三谷さん。
(そしてふと見れば会場には新選組!出演者の方が多数おられましたね。お梅さんと斎藤一とつねさんが一つのフレームに収まってるよ!とか、去年賞を取った「壬生義士伝の斎藤一(新選組!の芹沢鴨)」から「新選組!の斎藤一」へ賞が渡されたりとか…。今旬の役者さんや、知名度は低いかもしれないが芸は確かな役者さんが多かった「新選組!」ならではだなと思いましたよ)
しかしやまこーさん、香取さんの誕生日にこっそり楽屋に忍んでいって一緒に酒を飲んだ。でも「帰れ」って言われたって……………………。
なんというか、熱い男だな、と言ったらいいのか、あなた「それはLOVE きっとLOVE」ですよと申し上げた方がいいのか……いや、本人はその自覚がおありだろうと思うので言う必要はない……のか???(えぇ)
…西ヲタな自分はこんなシーンにふと「独裁 -monopolize-」とか「HEART OF SWORD」とか、或いはT.M.Revolutionの殆どのアルバムに収録されている「主導権を相手に握られっぱなし、もしくは相手に自分のペースを崩されっぱなしな男の子」が登場する楽曲たち(「恋ニモマケズ」とか、最近の事例だと「もはや君なしじゃ始まらない」とか)を連想してしまうんですが。(笑)
いや、非常に興味深い人間関係のありようを目撃しているわけですよ。我々は。しかも公共の電波を使って全国ネットで流れている映像や、Web上にアップされている全世界の人が見られる映像で。
ただ、その展開があまりにもありえなさ過ぎて。
まあ……これが男惚れって奴なんだろうとは思いますけど……それにしてもなぁ……。
取ってつけたようにニュースソースへのリンク
ORICON STYLE 2005年エランドール賞 授賞式
Yahoo!ニュース 2005年エランドール賞 授賞式
gooブロードバンドナビ 第29回2005年エランドール賞
☆さらに今更なザテレビジョンドラマアカデミー賞の話
上のリンク先を見ていただければ一目瞭然ですが、新選組!自体が最優秀作品賞とキャスティング賞、主演男優賞を香取慎吾、助演男優賞を山本耕史、脚本賞を三谷幸喜、主題歌賞を「『新選組!』メインテーマ」が取りました。
2004年の初めには「ジャニーズ主演」なのがアレだとか「コメディ書いてる三谷幸喜が…」とか言われていたのが、蓋を開けてみたらこの結果という。あちらこちらでドラマそのものや関係者が賞を頂いて、なんというか、あまり好ましくない言葉を使わせていただければ「ざまあみろって感じ?」ですよ。
…批判しかしてなかった方って、結局香取さんが主演だからとか三谷幸喜さんが本書いてるからとか、そういう上っ面だけでしか見られなかったッてことですよね。だから至極当たり前のことを批判のネタに使って色んな方面から生暖かい目で見られるんじゃないかなぁ。例えば香取大明神の掛け軸の件とか。
しかしここでも局長副長コンビはお互いの話ですよ。いい関係だなぁ。ホント。
この関係をいつまでも続けて行って欲しいもんです。
ちなみにこのコンビに関して++なにげない日常にハマり続ける日々++さんが「血液型人間学も認める二人の関係?(笑)」という記事の中でA型とB型の相性について書いておられたんですが、あの二人、ホントに元ネタになっているサイトの文言のような関係になってきてるよな……。いい方に歯車がかみ合ったんだろうなぁ。(笑)
……いや、私自身局長副長コンビとは別に「たとえしばらく会わなくても、友情が決して薄まらない心の友」になったA型B型コンビを以前から知っているのでアレですが。
「このカテゴリ」で蛇足だとは思いますが、因みにその二人の関係の歴史はこんな感じ。
二人は今から12年とちょっと前に運命的な出会いをした。彼らにとってその出会いは衝撃的で、初めの2年間は二人の個性がいい具合にかみ合っていい仕事を沢山成し遂げた。
出会いから3年目に色んな事情によって彼らは一旦別れ、以後表立っての交流は不自然なぐらいに無くなってしまう。あまりにも二人が成し遂げた仕事のイメージが大きかったせいなのか、特にB型の方は以前の彼を知るものがびっくりするような風貌に変身してみたり、正反対の方向に向いた作品を作ってみたりした。
不自然なまでの「沈黙」が徐々に破られるようになったのは別離から5年目だった。それぞれの仕事において「あの時代」の作品を使ってみたり、相手の話をしたり。A型の人のお師匠さん筋の方々も再集合したことだし、もしかしたら封印されていたあの時代のことが徐々に解禁になってきているのだろうかと思われたが、漏れ聞こえてくる二人の関係性に激的な変化は無かった。
そして出会いから9年目、別離から6年目の終わり頃、A型の人の作った作品に付随していたとあるURLが、彼らを見ていた人々の間に文字通り嵐を呼んだ。そのURLにはA型の人の作品の断片が日を追ってUPされていったのだが、ある時そこから聞こえてきたものに人々は仰天する。
このヴォーカルは…まさかそんな。
そしてそれぞれのFCからダイレクトメールが届き、更に人々は驚いた。また二人揃って活動してくれるらしい。
「望んではいたが実現するとは思っていなかった」事態に人々は狂喜乱舞したり「何で今更」と悪態をついたり様々な反応をするが、新しい作品が発表されると後はもうひたすら彼らを追いかけることに躍起にならざるを得ないのだった。彼らときたら以前と同じスピードで、ハナっからトップギアで走ってくれたのだから。
以後彼らは全国を演奏活動して回ったり作品を出したりしていたが、一昨年になって「CDとは言いがたい規格」で音源をリリースする方針を決めたレコード会社にA型の人が難色を示し、二人の作品を一つその規格で出した後暫く音源のリリースは途絶える。だが例の規格が撤廃される事が決定した2004年の暮れになって、彼らは2005年に新しい曲を4月にラジオ局でオンエアすることと、初夏にライブを行うことを名言。待つことにはいい加減慣れた、「多少の傷になら慣れ」たが、それでも長い間隙にはセンシティブになってしまうファンを安心させたのだった。
まあいい加減お分かりになったでしょうが、例の疑惑すら懐かしいあの方々ですよ。
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あの二人も実はA型B型コンビなのですね。「B型の人ががA型の人にひたすらぞっこん」な局長副長コンビとはまた違った関係を築いてますが。