理屈は立派だが。

　なかなか上手く行かないんじゃなかろうか？

習近平が狙う「米一極から多極化へ」の実現に一歩近づいたBRICS加盟国拡大

　多極化を狙うのであれば中国の戦略は失敗だろう。本当ならここでもっと踏み込んでアメリカと中国の「二極化」を狙うべきだった。少なくともそのチャンスはあったし「上海協力機構」というシステムを作り出したのに、それを生かせていないのと同じくこのシステムも中国にとって最終的には足枷にしかならないんじゃなかろうか。今現在、中国は不動産バブルが崩壊しつつあり、立て直す最後のチャンスがあるにもかかわらずそれができていない。要はアメリカがリーマンショックから立ち直った時の様に通貨のバラ撒きをやればいいのだ。だがそれをやらない。実際に成功した唯一の方法なんだからやるしかないはずなのに、だ。となるとやらないのではなく「やれない」のだろう。その足枷は何か？結局人民元をドルに対抗する通貨にしようとすると通貨の価値を落とすような事ができないんじゃなかろうか？面子で実体経済を潰すのは馬鹿げているが今の習近平政権は面子を守る事しか考えていないんじゃなかろうか？その意味ではプーチンと一緒である。だからアメリカは中国の足元を見透かして台湾問題を煽っている。とはいえ習近平はプーチンほど馬鹿では無いのでこの餌には食いつかないと思うけど。でもこのままではジリ貧。どうするのかねえ？

こんな発言があったとは。

　ここまではっきり言うとはねえ。

プリゴジン氏墜落死巡るバイデン氏の発言、ロシアが不快感

　不快感はいいがバイデン発言を明確に否定しないのが驚きだ。普通は否定すべき話なのだが外務次官が「ふさわしくない発言」としか言えないという現実は大きい。これだって明確に何が嘘なのか言えていないし。

ロシア、プリゴジン氏を殺害との非難は「全くのうそ」と主張

　具体的に「何が嘘」なのか明確に言えないのはどう考えるべきなのだろうか？「プーチンの関与が嘘」とはっきり言えないのは言えばかえって疑いが濃くなるからだろうか？どちらにせよプリゴジン暗殺でプーチンはかえって窮地に立たされている気がする。この手の暗殺ではよく起きる事だが。

何処へ持って行くつもりだ？

　中国もまた馬鹿な事をやるのかねえ？

中国で日本への“嫌がらせ投稿”相次ぐ　参議院にも“抗議電話”か？　在北京日本大使館「迷惑電話は犯罪行為」　現地の日本人学校に“投石”も

　胡錦濤の時代だったか？あの当時は政治家の靖国参拝で大騒ぎになった事があったが今回は処理水で問題になっている。個人的には処理水の排出には反対の立場だが中国のこの状況は理解できない。この状況がエスカレートすると最終的に困るのは習近平政権じゃなかろうか？また愛国無罪で大騒ぎしても中国政府は取り締まれるのだろうか？ガス抜きとしてやらせているとしても最終的に自分に返ってきてしまうと思うのだが。胡錦濤の時は経済は良くなっている時だったのに今度は落ち目。取り返しのつかない結果にならなければいいが。

誰だ、こんな奴を財務大臣にしたのは？

　逆に資産が無い事を自慢するというのが呆れるのだが。

竹中平蔵「私への批判者は面白がっているだけで本気じゃない」パソナ株は従業員持ち株制度利用しただけ…"資本所得ほぼない"が「人生に誇り」

　経済学者で稼ぐ力の無い事が「人生の誇り」って何処のマルクス主義者だよ？マルクス主義者だって自宅が豪邸なんて奴がいるという話があるのに経済学者で大臣までやって金が無いというのだから話にならない。しかも持ち株制度で株を手に入れるとかやっている事がセコ過ぎて、こんな小物を本当に財務大臣にして良かったのか？と思ったのは私だけでは無いと思う。しかも７２歳にもなって大臣までやったのに未だに「労働所得」で稼がざる得ないという現状についてどう考えているのだろうか？バブル期までなら、その年齢で年金が入れば安心してリタイアできた世代が少なくないのに自分がそれができないという現実を省みて財務大臣としてやってきた事に何の反省点も無かったと思っているのだとしたら何のために経済を学んだのか？未だに竹中平蔵に記事を書かせる理由が判らない。まあ炎上しても話題になればいいという意味では成功しているのかもしれないが、「みんかぶ」がやる仕事かねえ？「みんかぶ」の信頼を落としかねないと思うが。