ブログに限らず,全てのWebサイトのトップにそのサイトのおすすめ記事というものを用意しているサイトがあります.されど,僕はそういうものをクリックしたことは記憶している限りでは一生に1回しかないのですよ.
特に初めて訪れたサイトで,運営期間も長いサイトだったりするとどういう記事があるのかを見るのがたいへん.だから,サイトマップみたいなのがあれば便利だろうなぁ,と思って自分とこでも作成したろうかと思っていたりします.読み手になった時の僕には,そういうものがすごく便利であるとは感じるのですが….
アクセス数/ブックマーク数が多い記事というのは,必ずしも自薦した記事であるわけではありません.それは客観的に読まれている/注目されているというのが分かり易いものではあると思うのですが,それがサイト内で一覧として表示されていてもどこか「この記事が読まれているよ.読んでみてね.」という感じに穿った見方をしてしまいます.
それと,より多くの人が読んでいるということで,「ベストセラーになった本など読んでやるものかー!」って感じのひねくれ具合もあったりします.
いや,別にベストセラー本を読まないわけじゃなくて,売れてるから推してるみたいなのが読む気にさせないだけなんですよ.読む気になる例としては,サイト主がおすすめしていたり,アクセス数/ブックマーク数が多いと言われような記事を,他者がおすすめしている場合は読んでみようかな,という気になります.書いた当人ではない誰かがおすすめしているということは,それなりに面白いのかもしれないわけです.それでもし外れてたんなら外れてたで別にいいわけですわ.
まぁ,その誰かっていうのがおすすめを信頼できると思える人限定にはなるわけですが.
以前はできるだけ全ての記事を読んでやろうって思いでいたのですが,いかんせんそんなにブログ読むのに時間を費やすつもりはない.だけど少し時間が許された場合,ちょっと過去ログを見てタイトルから面白そうなのを物色し出し,いざ手に取ったものが面白かったら,なんとなく掘り出し物を見つけたという達成感を勝手に味わったりします.その掘り出しものが実はサイト主がおすすめしていたものだっていいのです.おすすめされているところから手を出すよりも,自分が探し出した上で手を出したことに対して達成感を感じる.そして,おすすめされて読んだというよりもずっと自分の中で価値があるように錯覚させてもらっているのです.
錯覚でも自分の中では満足いっている.だから,その達成感や錯覚を感じさせないおすすめされているところからよりも,自分で発掘した方がずっと面白いさ,というわけでクリックする気がないわけであるのです.
■便利ではあるよな
「おすすめ」っていう言葉には何か抵抗を感じますが,そのブログの歴史というかサイトマップ的なものがあるというのは便利ではあると思います.特に初めて訪れたサイトで,運営期間も長いサイトだったりするとどういう記事があるのかを見るのがたいへん.だから,サイトマップみたいなのがあれば便利だろうなぁ,と思って自分とこでも作成したろうかと思っていたりします.読み手になった時の僕には,そういうものがすごく便利であるとは感じるのですが….
■読み手としての僕は,きっとクリックしない
便利ではあると思うけども,そういう「おすすめ」的に取り上げられたところからクリックする気が起きません.正直,そういう自薦的な記事を読もうという気が起きない.また,アクセス数が多い記事とか,ソーシャルブックマークで多くの人にブックマークされている記事一覧なんて手法でも読む気が起きない.アクセス数/ブックマーク数が多い記事というのは,必ずしも自薦した記事であるわけではありません.それは客観的に読まれている/注目されているというのが分かり易いものではあると思うのですが,それがサイト内で一覧として表示されていてもどこか「この記事が読まれているよ.読んでみてね.」という感じに穿った見方をしてしまいます.
それと,より多くの人が読んでいるということで,「ベストセラーになった本など読んでやるものかー!」って感じのひねくれ具合もあったりします.
いや,別にベストセラー本を読まないわけじゃなくて,売れてるから推してるみたいなのが読む気にさせないだけなんですよ.読む気になる例としては,サイト主がおすすめしていたり,アクセス数/ブックマーク数が多いと言われような記事を,他者がおすすめしている場合は読んでみようかな,という気になります.書いた当人ではない誰かがおすすめしているということは,それなりに面白いのかもしれないわけです.それでもし外れてたんなら外れてたで別にいいわけですわ.
まぁ,その誰かっていうのがおすすめを信頼できると思える人限定にはなるわけですが.
■発掘するのが楽しいのさ
あとクリックする気がない理由としては,おすすめされている以上は多くの人に掘り起こされてる可能性もあるから.そういう掘り起こされた記事を読むよりは,掘り起こされていないかもしれない過去記事をログから漁る方が好きってのもあります.以前はできるだけ全ての記事を読んでやろうって思いでいたのですが,いかんせんそんなにブログ読むのに時間を費やすつもりはない.だけど少し時間が許された場合,ちょっと過去ログを見てタイトルから面白そうなのを物色し出し,いざ手に取ったものが面白かったら,なんとなく掘り出し物を見つけたという達成感を勝手に味わったりします.その掘り出しものが実はサイト主がおすすめしていたものだっていいのです.おすすめされているところから手を出すよりも,自分が探し出した上で手を出したことに対して達成感を感じる.そして,おすすめされて読んだというよりもずっと自分の中で価値があるように錯覚させてもらっているのです.
錯覚でも自分の中では満足いっている.だから,その達成感や錯覚を感じさせないおすすめされているところからよりも,自分で発掘した方がずっと面白いさ,というわけでクリックする気がないわけであるのです.
その発想はサイト・ブログもち独特のものでは?
サイトやブログを持つ前からこういう発想でしたよ.
これは個人の感覚だと思いますよ.
>神無月さん
きっと神無月さんはすごい主張で1記事作られるんですよね!
ぜひ読んでみたいですわ.
運営者としては、Unknownさんの気持ちもよくわかります。
「おすすめ記事」の表示は、ユーザビリティの視点とは違うのではないでしょうか。
閲覧者が見やすいように工夫するのは、別に悪いことだとは言ってないと思います。
Unknownさんのサイトを拝見してみたいので、よろしければURLを教えてください。
これはブログに限らずに,僕自身の本選びの感覚と同一なんですよ.
行きつけの本屋とかで,そこの書店員さんがおすすめしている本については手に取ろうと思うけども,作者買いするような作家さんであっても,自分の本を「これがおすすめだよ」と言われると,その人の愛着もあるだろうから,何かしらフィルターかかってるんだろうなぁ,って思って読む意欲が削がれる.だからクリックする気は起きないよ,ということです.
おすすめ記事の表示については,らぶさんとこにもありますね.らぶさんとこや,えっけんさんとこを見ていたときに「こういうのって便利だよなぁ」と思いましたわ.だから,記事冒頭でも作ってみようかと思っているということを書いてるわけで.その行為が悪いことだなんて思っちゃいないんですがね.
僕もUnknownさんのサイトを見てみたいです.