自民党の石破幹事長が、秘密保護法案に反対する集会とデモ行進について、テロと変わらないと暴言を吐きました。
石破幹事長が、自身のブログで特定秘密保護法案への反対デモを批判した部分は次の通り。
今も議員会館の外では「特定機密保護法絶対阻止!」を叫ぶ大音量が鳴り響いています。いかなる勢力なのか知る由もありませんが、左右どのような主張であっても、ただひたすら己の主張を絶叫し、多くの人々の静穏を妨げるような行為は決して世論の共感を呼ぶことはないでしょう。
主義主張を実現したければ、民主主義に従って理解者を一人でも増やし、支持の輪を広げるべきなのであって、単なる絶叫戦術はテロ行為とその本質においてあまり変わらないように思われます。
集会の自由・デモ行進の自由は、「集会、結社、言論及び出版のその他一切の表現の自由は、これを保障する」(憲法21条1項)として、憲法上保障されています(デモ行進は動く集会として保障される)。
また大音量の声といいますが、騒音条例に違反するほどの音量であれば、集会・デモにくっついている警察が黙っていませんから、条例の範囲内だったと思われます。
そもそも、表現の自由として保障される集会・デモを、人を傷つけるテロになぞらえることが、非常識かつ人権意識の低さを物語っています。
特定秘密保護法案は表現の自由に由来する、これまた基本的人権である知る権利を侵害するからこそ、「大音量」で反対意見を「絶叫」しているわけで、叫んでいる内容ももっともなものです。
民主主義を達成するのは一人一人への呼びかけとおためごかしに言っていますが、民主主義を達成するのに、絶対不可欠なのが集会とデモ行進の自由です。一人一人では発信力の弱い一般国民が自分の意見を他人に知ってもらう数少ない機会の一つが集会とデモ行進だからです。
それをテロといってしまう感覚が信じられません。こんな人が幹事長をやっている政党が出した法案ですから、お里が知れるというものです。だいたい自分の選挙運動や街頭演説で絶叫しているのは政治家ではないですか。それも表現の自由に由来する政治活動の自由で保障されるから許されているのです。
ますます、秘密保護法案は廃案にすべきことが明らかになったといえるでしょう。
日本の国民主権と基本的人権を危うくする安倍内閣は許せません。
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「絶叫デモ、テロと変わらぬ」 石破幹事長、ブログで
2013年11月30日22時46分 朝日新聞
自民党の石破茂幹事長は11月29日付の自身のブログで、特定秘密保護法案に反対する市民のデモについて「単なる絶叫戦術はテロ行為とその本質においてあまり変わらないように思われます」と批判した。表現の自由に基づく街頭での市民の主張をテロと同一視したことは問題になりそうだ。
石破氏はブログで「議員会館の 外では『特定機密保護法絶対阻止!』を叫ぶ大音量が鳴り響いています」と紹介。「人々の静穏を妨げるような行為は決して世論の共感を呼ぶことはない」とも 批判した。石破氏は30日、朝日新聞に「ルールにのっとったデモを介して意見を言うのはかまわないが、大音量という有形の圧力で一般の市民に畏怖(いふ) の念を抱かせるという意味で、本質的にテロ行為と同じだと申し上げた」と話した。
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自民党の石破茂幹事長が、自身のブログで特定秘密保護法案への反対デモを批判した部分は次の通り。
今も議員会館の外では「特定機密保護法絶対阻止!」を叫ぶ大音量が鳴り響いています。いかなる勢力なのか知る由もありませんが、左右どのような主張であっても、ただひたすら己の主張を絶叫し、多くの人々の静穏を妨げるような行為は決して世論の共感を呼ぶことはないでしょう。
主義主張を実現したければ、民主主義に従って理解者を一人でも増やし、支持の輪を広げるべきなのであって、単なる絶叫戦術はテロ行為とその本質においてあまり変わらないように思われます。
自民党の石破茂幹事長は十一月二十九日付の自身のブログで、デモ活動について「単なる絶叫戦術はテロ行為と変わらない」と指摘した。テロの定義を めぐっては、特定秘密保護法案の条文のあいまいさが問題視されており、弁護士などからテロの範囲が広がりすぎることへの懸念が示されている。法案の審議が 続く最中に、市民の活動をテロと同一視した記述は批判を集めるのは必至だ。
石破氏は「今も議員会館の外では『特定機密保護法絶対阻止!』を叫ぶ大音量が鳴り響いています」とした上で、「いかなる勢力なのか知る由もありま せんが、左右どのような主張であっても、ただひたすら己の主張を絶叫し、多くの人々の静穏を妨げるような行為は決して世論の共感を呼ぶことはないでしょ う」と指摘した。
さらに「主義主張を実現したければ、民主主義に従って理解者を一人でも増やし、支持の輪を広げるべき。単なる絶叫戦術はテロ行為とその本質においてあまり変わらないように思われます」としている。
特定秘密保護法案のテロの定義をめぐっては早い段階から議論となっている。法案は一二条で、テロについて「主義主張に基づき、国家もしくは他人にこれを強要し、または社会に不安もしくは恐怖を与える目的で人を殺傷し…(後略)」としている。
この部分は(1)「主義主張を強要する目的で人を殺傷」した場合と「恐怖を与える目的で人を殺傷」した場合がテロにあたるという解釈と(2)「主 義主張を強要」した場合と「恐怖を与える目的で人を殺傷」した場合がテロ-の二通りの読み方ができる。森雅子内閣府特命担当相は(1)だと主張したが、石 破氏の発言は(2)のように主義主張を強要しただけでテロになるととらえているように聞こえる。
法案に反対する清水勉弁護士は「普通の法律の読み方だと主義主張を強要しただけでテロになる」と指摘している。
毎日新聞 2013年11月30日 23時36分(最終更新 12月01日 01時05分)
自民党の石破茂幹事長は29日付の自身のブログで、国家機密を漏えいした公務員らに厳罰を科す特定秘密 保護法案に反対し、国会周辺で行われている市民のデモについて「単なる絶叫戦術はテロ行為とその本質においてあまり変わらないように思われます」と批判し た。国会周辺では連日、市民団体が特定秘密保護法案に反対するデモを行っているが、これを「テロ行為」と同列視する内容で反発を招くのは必至だ。
石破氏は ブログで「今も議員会館の外では『特定機密保護法絶対阻止!』を叫ぶ大音量が鳴り響いている。どのような主張であっても、ただひたすら己の主張を絶叫し、 多くの人々の静穏を妨げるような行為は決して世論の共感を呼ぶことはない」と指摘。「主義主張を実現したければ、理解者を一人でも増やし支持の輪を広げる べきだ」と主張した。【高山祐】
というわけで、特定秘密を漏らしちゃった石破氏を適用第一号に。
石破氏をたたいてわたる 民主主義の道
ttp://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51880257.html
より抜粋
「秘密保護法のテロリズムの定義は「政治上その他の主義主張に基づき、国家若しくは他人にこれを強要し、又は社会に不安若しくは恐怖を与える目的で人を殺傷し、又は重要な施設その他の物を破壊するための活動」(第12条)である。
これを日弁連は「政治上その他の主義主張に基づき、国家若しくは他人にこれを強要し、又は社会に不安若しくは恐怖を与える目的で人を殺傷し、又は重要な施設その他の物を破壊するための活動」と読んで「強要もテロになる」と騒いでいる。
しかし常識で考えて、単なる強要がテロになることはありえない。これは「政治上その他の主義主張に基づき、国家若しくは他人にこれを強要し、又は社会に不安若しくは恐怖を与える目的で人を殺傷し、又は重要な施設その他の物を破壊するための活動」と読むのが正しい。
これについては「法案原案を作ったことのある一役人ですが、池田氏のいうことが正しいです。並列の意味で「A又はB又はC」などという条文はありえません。「A、B又はC」というのが法文的には正しい」というコメントが来た。これは初心者向けのサイトでも説明されている。
つまり日弁連のいうように読むためには「政治上その他の主義主張に基づき、国家若しくは他人にこれを強要し、社会に不安若しくは恐怖を与える目的で人を殺傷し、又は重要な施設その他の物を破壊するための活動」と書いて「又は」は入れないのだ。
他の同様のサイトを見ても、答は同じである。司法試験でこんな答案を書いたら0点だろう。江藤氏は司法試験を受け直したほうがいいのではないか。法案反対運動の人々は、この初歩的な間違いをあちこちで拡散しているようだが、彼らの知的水準はこんなものだ。」
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人を馬鹿にしたようなものいいですが、池田氏は「又は」だけに目を奪われすぎていないでしょうか。
「し」(”強要し”、と、”殺傷し”)に注目すると、これらが等価となり、日弁連のいうように強要だけでもテロになるはずです。
だいたいこのようなまぎらわしい場合は、むしろこの「し」に注目するのが普通の読みではないでしょうか。「又」がどうこう言うよりも、当該の文の場合、この「し」が伝える等価性のほうがよほど重いと思います。もし池田氏の言う文意にしたいなら、多少面倒ですが「・・これを強要する目的で、又は社会に不安もしくは恐怖を与える目的で人を殺傷し」とすべきでしょう。ややこしい文を日々読んだり、論文など日々書く人は当然そう感じると思うのですが・・・。そもそものもともとの文があいまいであり、10割私が正しいとは言いませんが、この文の場合6割がた私の述べたような読みになるのではないでしょうか。池田氏はあまりに、「又」だけに、また日弁連への嫌悪にとらわれすぎて近視眼的になっているのではないでしょうか。あるいは、やはりこんな程度の知的水準と言うことでしょうか。「法案原案を作ったことのある一役人」と述べる人もこんなこというとは、・・。こういう人が法案を作っているとはおそろしい。
それはそうとして、そもそもこういう文章を作るのがいけないわけですね。のちに都合の良いように解釈できるように、ということでこのようなものにしたのならけしからぬことです。
まあ、この定義が池田氏の言うようなものであれば、石破氏の言うことははっきり間違いということになるし、日弁連の言うようなものであれば、自民党のやることの多くがテロと確証されることにもなるので、私には今のところはどちらでもよいのですが・・。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2071405.html
(動画付き)
【関連情報】
中川雅治(国家安全保障に関する特別委員長)
http://www.webtv.sangiin.go.jp/generator/meta_generator_wmv.php?ssp=13598&mode=LIBRARY&pars=0.23501305765186237
混乱する国家安全保障に関する特別委員会(参)で地方公聴会の審議は行われていません。 この重要な特定秘密保護法案の委員会審議の杜撰さを多くの愛国系有権者に知ってもらいましょう。
詳細は
【Web検索システム】
検索条件:秘密 【検索結果】
http://www.aixin.jp/axbbs/kzsj/cscom.cgi
配置転換したらその部署では使えない人間だった…。
となっては会社の損失です。そういう人は入社の段階で排除したくなるのが企業の本能ではないでしょうか。
この法律は、いずれ憲法にある職業選択の自由を侵すことになると考えます。
さらに言えば、兄弟・姉妹の配偶者の国籍まで問題にするなど、民族浄化の思想で許されることではないと思います。
そもそもソヴィエトのスパイだったゾルゲは同盟国ドイツの人でした。まったく馬鹿げています。
政治家たちが賄賂をもらっても、不正しても、秘密にして裁かれないための法案です。まさに、やりたい放題、オリオンピックで、大企業から賄賂をもらい、キャバクラ遊びして、別荘買って遊んでも、裁かれない、この法案は腐敗した政治家を作る法案です。つまり、猪瀬知事の賄賂疑惑よりも確実に大金を貰い秘密にし裁かれないための法案です。
Dear Sweet Caroline,
クリスマスを前に、日本の国会ではとんでもない法案が通ろうとしています。 これは、主義主張や人生観・価値観を問わず、全ての国民から言論・表現の自由を全部または部分的に奪い、時の為政者の意のままに重要情報を操作、制御しようとするもので、アメリカ独立革命から続く、人類の自由への歩みを真っ向から否定するものです。
自分や家族、友人が語り合うことが、もしかすると監獄入りに繋がるかも知れない、と怯える社会に、あるいは仕事によっては自分や家族、友人のプライバシーが侵されるかも知れない、と怯える社会に、日本がなる可能性を秘めることを、貴女の国のお役人も、民間企業も、むろん貴女自身も望まれてはいますまい。 現に、ピレイ国連人権高等弁務官も、重大な懸念を表明されているではありませんか。(お忙しくてまだ法案詳細をご存じなければ、yahooででもご覧ください)
誇り高き貴女の国の「友好国家」としてあるまじき愚挙であるとは、お考えになりませんか? それに、もし将来、日本が貴国の友好国家でなくなった時には、この特定秘密保護法は、貴国に対して牙を剥くに違いありません。 為政者は変わっても、法律は利用されます。
多くの日本人も敬愛する、貴女のお父上 JFK が、貴女の目の前でこのような法案が国会を通過することになれば、なんと仰るでしょう。 デモとテロとが本質的に同じ、と言うイシバという権力の中枢を、貴女のお父上やキング師が許されるでしょうか。 自由の国アメリカの代表として大使をされる「同盟国」で、貴女ご自身が何もせず、ただ見逃すことを許されるでしょうか。
日本国民の問題を貴女に投げかけるのはスジ違いの失礼、お許しください。 なにしろ、あのイシバだとかアベだとかを含めた勢力は、貴女と貴国の言われることだけは聞きますもので、切にお願いする所存です。
Best regards, Dameo
政治記者たちは担当の政治家が決まっていたりするらしいので、個人的な人間関係ができてしまい、失礼なことでもあえて聞くのが自分の仕事だということを忘れがちなのでは。外人記者ならとうてい通用しないような詭弁を平気で使うというのはやはりぬるま湯に浸かりすぎという気がしますね。
「デモが法令の定める範囲で行われる限り、言論の自由にあたる」の見解をまず引き出しました。当然ですが。
悔しかったのかその後の本人の追加コメントが波紋を呼び(つくづく残念な人です)、今度は
”政治上その他の主義主張に基づき、国家若しくは他人にこれを強要し” だけでテロとなるのか指摘され、
彼自身が「人を殺傷し~がないとそうではありません」と釈明するはめに。(ネットで懸念されてました)
イシバさん エライ! この人は身をもって法案が理解不能だと知らしめてくれてます。
解釈自在の法案 ダメです。
秘密は守る義務を負っている」
大きなお世話。
国民への義務と言えばなんでもすむ、と思っているようですね。
国民の為の義務などときれいごとを言い、義人気取りをし、利己的な欲望を隠し続ける・・。
最低最悪。単純な悪以上の悪。
よくもこんな、ひとひねりもふたひねりも加えた詭弁をひねり出せたものだ。
在特会のような人種差別デモは例外として、それ以外のデモは宮武嶺先生がご指摘されている通り憲法で保障されている国民の権利です。当然、政治家には憲法尊重擁護の義務があります。幹事長がこんな発言するなんて民主主義の危機です。
石破氏はイラク戦争にも大賛成していましたが、何でも「テロ」と言えば正当化されると思っているところがあるようです。
政治家のこんなコケ脅し発言で、正当なデモまで萎縮してしまわないことを切に願うばかりです。
「肉屋を熱狂的に支持する豚」ですな。彼らは大日本帝国の支配層の霊にでも憑かれているのだろうか。
「法案に反対」のみならず「拙速な審議に反対」の声まで無視し、数の力で押し切ることを、彼らは「民主主義」と考えているのでしょう。
それは、まさに独裁者の思考だというのに・・・。
石破発言はすべての国会議員に対して「資質」を考える試金石となっていると思います。
石破氏の発言には、怒り心頭です!
強行採決された26日と、審議で揉めた29日に抗議活動に参加していました。
あまりにも強引な自公みんのやり方に怒りが収まらず、どうしても自分の想いを行動で示したいと思ったのです。
確かに音量は上げていましたが、至近距離で聞いても不快になるほどではなかったし、むしろ、皆さんが様々な意見を述べられていて、どうしても反対せざるを得ない、必死な想いが伝わってきました。
あれが単に絶叫にしか聞こえないとしたら、聞きたいものしか耳に入ってこないのかもしれませんね~
皮肉が効いたラップ風のコールなどは、笑いがこぼれて、踊りたくなっちゃうほどでした。
主なコールは『国民の声をちゃんと聴け』『強行採決絶対反対』『国会議員は恥を知れ』『野党の皆さんガンバレよ!』などでした。
この『国会議員は恥を知れ』に痛いところを突かれて、逆ギレされたのでしょう。
今回の件で、石破氏や自民党がこの法案で何を意図しているのか、世間にバレてしまいましたね~
おっと、うっかり自民のやろうとしていることか、と思ってしまいました。
「公の秩序」ってこんな時に使うのに便利なのですね。
自民党が「公共の福祉」を嫌って、「公の秩序」に固執する理由が見え始めてきました。
「人が恐怖を感じるような音で『絶対にこれを許さない』と訴えることが、本当に民主主義にとって正しいことなのか」。
「表現に足らざる点あればお詫びする」だそうです。
http://www.47news.jp/CN/201312/CN2013120101001508.html
民衆の声に恐怖するなら民意に従いなさい、石破さん。
あなた方が今やるべき事は、数を頼んでの強行突破ではなく、法案を取り下げること。
それをしてしまうと、わざわざ高いお金でコネを作って会いに来る人に失礼だと思うのでしょうか?
「コネのない大衆が泣いたり吠えたりしても無駄なんだよ」とアピールすることで支持者の方々が満足する面もあるのかもしれないですね。
だから、「いかなる勢力なのか知る由もありませんが」と、無視を決め込んでいるのかも。
政治家を長くやっていると、下心あってわざわざ越後屋を介して会いに来る人たちしか眼中になくなってしまうのかも知れないですね。お礼に請求書を膨らませてあげても隠せばすむと思っているのでは。