Everyone says I love you !

弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

イスラエルのネタニヤフ政権の閣僚がガザへの核兵器の使用も「選択肢の一つ」。ガザへの人道支援物資の搬入に反対してパレスチナ市民は「砂漠にでも行け」。非道の限りを尽くすイスラエル軍はガザから即時撤退せよ。

2023年11月06日 | イスラエル・パレスチナ戦争

これからも一日一回、上下ともクリックしてくださると大変うれしいです!!!

にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へにほんブログ村

社会・経済ニュースランキング

Amazon 社会・政治・法律

Amazon Kindle ベストセラー

 

 

 イスラエル政府のエルサレム問題・遺産大臣で、反アラブ極右政党オツマ・イェフディットに所属するアミハイ・エリヤフ大臣が地元ラジオのインタビューで

「ガザ地区には今戦闘に参加していない人がいない」

「したがってガザ地区に人道的救済を提供するのは(戦争)失敗の口実になる」

と主張し、 また

「戦闘に参加しない人がいないと思うので、核攻撃も一つの選択肢になり得る」

と述べました。

 さらに、エリヤフ大臣はガザへの人道支援物資の搬入に反対して、パレスチナ市民は

「アイルランドか砂漠にでも行けばいい」

とも発言しました。

イスラエルのアミハイ・エリヤフ文化遺産担当相(前列中央)。[写真 X]

 

 

 歴史上最極右と言われるネタニヤフ政権の中でもエリヤフ氏はまさに極右中の極右ですが、こんな露骨な核兵器による威嚇(それ自体が国際司法裁判所で国際法違反とされている)をするなんて言語道断です。

 さらにエリヤフ氏はガザのパレスチナ人への人道物資の支援さえ反対して一般のパレスチナ人に砂漠へ行けという血も涙もないことを言っているわけですが、ネタニヤフ首相はエリヤフ氏の閣議への出席停止・職務停止を決めたものの、罷免はしないんですよ。

 まさに、この出来事自体がもうイスラエル政府が国際法を守る気など全くないことを示しています。

 イスラエル政府がパレスチナ人と交渉する態度も余地も全くないのですから、ウクライナに侵略しているロシア政府に対してやったように、イスラエル軍が即時撤退しろと国連総会も安保理も決議を上げて要求していくべきです。

イスラエル軍の空爆により(?)ガザ地域の病院が爆発し500人以上の市民が死亡。パレスチナのマンスール国連大使「きのう安保理が責任を果たしていれば、500人の命は救われた。安保理は目を覚ますべきだ」。

 
 
 

 ガザ地域でのパレスチナ市民の死者数はガザの保健省によると9770人と1万人近くとなりました。

 これに対して、イスラエル軍のハガリ広報官は11月5日の記者会見で、ハマスが病院の付近で地下トンネルを作り、司令部やロケット弾の発射場所として使用していると、自分たちの学校や病院への攻撃を正当化しようとしました。

 しかし例えそれが本当だとしても、イスラエル軍が一般市民を巻き添えにしてハマスを攻撃することはもちろん違法であり、戦争犯罪であって許されません。

イスラエル軍がガザ難民キャンプに連日の空爆で数百人が死傷。国連人権高等弁務官事務所「死傷者数や破壊の規模を考慮すると、イスラエルの空爆は戦争犯罪に該当する可能性があることを懸念している」

 

 

 パレスチナ自治政府は11月5日、イスラエル軍の攻撃が続くガザ地区で全体の半数を超える20万棟以上の住宅が損壊し、人口の7割を超える約150万人が避難民となっていると発表しました。

 前述したエリヤフ大臣がパレスチナ市民に核兵器を使うことも選択肢だとか、パレスチナ人は砂漠に行けという発言通りのことを実際にはイスラエル軍はしているのです。

 ハマスが1400人もの人々を虐殺して、200人以上の人を拉致したことももちろん許されませんが、イスラエル政府と軍がやろうとしていることはハマスをさらに超えるもはや皆殺しです。

 現にネリヤフ氏はその人質の方々について

「帰還を祈っているが、戦争には代償がつきものだ」

と切り捨てる驚きの発言さえしています。

 あらためて国際社会がすべきことはイスラエル軍の即時撤退を実現し、その後はイスラエル政府による違法入植地をパレスチナに返還させていくことしかありえません。

イスラエル空軍の爆撃機100機が数百回の爆撃をガザ地域に行ない、陸軍は地上侵攻を開始。ガザの国連機関と外部との連絡が途絶える。このままではイスラエル政府はガザを「アウシュビッツ」にしてしまう。

 

 

参考記事 村野瀬玲奈の秘書課広報室さんより

『ハマスについて非難すべきなのは当たり前としても、パレスチナの女性と子供をこんなに殺すイスラエルの「自衛」っていったい何でしょうか。イスラエルからパレスチナへの日常的で継続的で長期にわたる小規模中規模の暴力も加えれば、度を越していると判断せざるをえません。』

イスラエルによる自衛の枠をはるかに超えたパレスチナ攻撃に抗議する世界市民 (メモ) (2)

 

 

 

 

これほど残虐なネタニヤフ政権ですが、核使用威嚇発言の閣僚を罷免はしないものの職務停止というペナルティは課すわけです。

ところが、ウクライナを侵略しているロシア政府はそのトップのプーチン大統領が戦争開始当時から1年半の間に何度となく核兵器による威嚇をしていて、だからこそメドベージェフ前大統領が何度も何度も核兵器を使うぞと言ってもおとがめなしどころか、ずっと安全保障関係の重職についたままです。

ロシアのメドベージェフ前大統領がウクライナの反転攻勢に「1945年の米国による広島と長崎への原爆投下と同じことをしたら戦争はすぐに終わらせられる」と威嚇したことは国際法違反で絶対に許されない【改】

11月4日にはプーチン政権が重用する「御用歌手」であるシャマンという歌手が「民族統一の日」に、国営放送で、「私はロシア人」という曲を歌って、アタッシェケースの赤いボタンに手を触れると、背後で花火が一斉に上がるというパフォーマンをしています。

イスラエル政府の核兵器による威嚇ぶりと比べることで、ロシア政府のイスラエル政府のさらに上を行く非人道性や遵法精神のなさも浮き彫りになっていると言えるでしょう。

反米拗らせ論者が言うウクライナ政府とロシア政府がどっちもどっちだとか、親米右翼が言うハマスとイスラエル軍がどっちもどっちだという論はナンセンスですが、プーチン政権とネタニヤフ政権こそはまさにどっちもどっちの非道さと言えるでしょう。

バイデン米大統領がハマスとロシアを同列の脅威として「近隣の民主主義国家を完全に破壊しようとしている」。違う!ウクライナを侵略しているロシアと同列に論じられるべきはアメリカが支援するイスラエルだ。

これからも一日一回、上下ともクリックしてくださると大変うれしいです!!!

にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へにほんブログ村

社会・経済ニュースランキング

Amazon 社会・政治・法律

Amazon Kindle ベストセラー

 

 

イスラエル閣僚の「核兵器も選択肢」発言 アラブ諸国が非難

  <picture>パレスチナ自治区ガザ地区で地上作戦を行うイスラエル軍=2023年11月5日、イスラエル軍提供・AP</picture>拡大

パレスチナ自治区ガザ地区で地上作戦を行うイスラエル軍=2023年11月5日、イスラエル軍提供・AP

 イスラエルの極右政党の閣僚がパレスチナ自治区ガザ地区への核兵器の使用を肯定する発言をしたことを受け、アラブ諸国から強く非難する声が相次いだ。発言自体への批判に加え、この閣僚に対する処分の甘さに批判もあり、イスラエルの孤立がますます深まりそうだ。

 問題の発言をしたのはイスラエルのエルサレム問題・遺産相を務めるエリヤフ氏。地元ラジオのインタビューで核兵器の使用について問われ、「それも選択肢の一つだ」と語った。発言を受け、ネタニヤフ首相はエリヤフ氏の閣議への出席停止を決めたが、罷免することはなかった。

 サウジアラビア外務省は5日、エリヤフ氏の発言を「可能な限り強い言葉で非難する」との声明を発表し、「イスラエル政府に過激主義と残虐性が広がっていることを示した」と批判した。さらに、エリヤフ氏を罷免しないのは「イスラエル政府が人間的、宗教的モラルや法的規範を完全に無視することに等しい」と指弾した。

 アラブ連盟も「イスラエルが核兵器保有を認めただけでなく、パレスチナ人に対するイスラエルの差別的な見方を証明した。これが占領者の政府の本当の顔だ」と非難する声明を発表。ガザ地区を支配するイスラム組織ハマスとの人質解放交渉で仲介役を務めるカタールの外務省報道官は5日、「(核の使用は)現実的ではなく不可能だ。あらゆる人道法や国際法に違反している」と指摘し、こうした発言が不要な緊張を招くことへ懸念を示した。【カイロ金子淳】

 

 

イスラエル極右派大臣「ガザ地区へ核攻撃」発言が波紋

11/6(月) 8:07配信

中央日報日本語版

 

パレスチナ武装政派ハマスが支配するガザ地区にイスラエルが地上軍を投入して攻撃する中、イスラエルの極右派高官がガザ地区に核爆弾を落とす恐れがあるという発言で波紋を呼んだ。

5日(現地時間)、イスラエル紙ハレッツなど現地メディアによると、アミハイ・エリヤフ文化遺産担当相はラジオ番組に出演し、「ガザ地区には今戦闘に参加していない人がいない」とし、「したがってガザ地区に人道的救済を提供するのは(戦争)失敗の口実になる」と主張した。

また「戦闘に参加しない人がいないと思うので、核攻撃も一つの選択肢になり得る」と述べた。

エリヤフ大臣は反アラブ極右政党オツマ・イェフディット所属だ。

オツマ・イェフディットを率いるイタマール・ベン・グビル国家安全保障担当相は、現ネタニヤフ首相内閣の代表的な極右人物で、イスラエルの反アラブ、半パレスチナ運動の先頭に立ってきた。

エリヤフ大臣の発言が議論を呼ぶと、ネタニヤフ首相は急いで鎮火に出た。

ネタニヤフ首相は声明を通じて「エリヤフ大臣の発言内容は現実とかけ離れた考え」とし「イスラエルと軍は(ガザ地区地上戦で)非戦闘人材の被害を回避しなければならないという国際法を守っており、今後もそうするつもり」と述べた。

またネタニヤフ首相はエリヤフ大臣をすべての閣僚会議から永久的に排除すると明らかにした。

しかし、匿名のあるイスラエル閣僚は「閣僚会議のすべての決定はモバイル投票を通じて行われる」として「実際に、閣僚が集まる会議は今ほとんどないので、閣僚会議参加からの排除は全く意味がない」と評価した。

波紋が広がると、エリヤフ大臣は自分の発言が隠喩的な表現に過ぎないとし、一歩後退した。

エリヤフ大臣はソーシャルメディアX(旧ツイッター)を通じて「常識をもつ人なら核攻撃の発言が隠喩的な表現だということを知っているだろう」と覆した。

また「我々はテロに強硬で非対称的な対応を取ることでテロが適切でないことを見せるべきだ」とし「これが民主主義がテロを扱う唯一の形式」と書いた。

エリヤフ大臣の釈明にもかかわらず、反発は続いている。

イスラエルの野党指導者ヤイル・ラピド元首相はエリヤフ大臣の発言を「責任を負わない大臣のぞっとするような発言だ」と批判した。

ラピド元首相は「彼は約240人の人質の家族とイスラエル社会を攻撃し、我々の国際的地位を傷つけた」と強調した。

パレスチナ自治政府(PA)はエリヤフ大臣を「ファシスト」と呼び、彼の発言を通じてイスラエルの本音が明るみに出たと猛非難した。

PAは声明を通じて「エリヤフ大臣の発言は占領国(イスラエル)が我々に、特にガザ地区にしていることに関する率直な宣言であり、はっきりと認めたもの」と指摘した。

 

 

イスラエルのネタニヤフ首相(AFP時事)

中国、核兵器の増強継続 各国の総数1万2千発超―国際平和研

 出席禁止となったのは、エリヤフ・エルサレム問題・遺産相。地元ラジオのインタビューで、ハマスが実効支配するガザでの核兵器使用を容認する考えを示した。
 同氏はさらに、ガザに連行され拘束されたままのイスラエル人や外国人の人質について「帰還を祈っているが、戦争には代償がつきものだ」と指摘。人質の犠牲もやむを得ないと受け取れる発言を行った。
 エリヤフ氏はその後、X(旧ツイッター)で「テロへの強力な対応は絶対に必要だ」と釈明。しかし、人質の家族らでつくる団体は「ユダヤ人とイスラエルの倫理に反する衝撃的発言だ」と解任を要求した。ネタニヤフ氏も「現実離れしている」と苦言を呈した。
 イスラエルは核を保有しているとされるが、否定も肯定もしない政策を貫いている。

 

 

イスラエル閣僚、ガザへの核使用「選択肢」発言が波紋 停職処分に

イスラエル閣僚、ガザへの核使用「選択肢」と発言 停職処分に

イスラエルのネタニヤフ首相は5日、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスとの戦闘を巡り、核兵器使用が選択肢の一つだと発言したアミハイ・エリヤフ遺産相を職務停止処分にした。写真は、2023年10月28日にテルアビブの基地内で会見する同首相。(2023年 ロイター/ ABIR SULTAN POOL/Pool via REUTERS)

[エルサレム 5日 ロイター] - イスラエルのネタニヤフ首相は5日、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスとの戦闘を巡り、核兵器使用が選択肢の一つだと発言したアミハイ・エリヤフ遺産相を職務停止処分にした。

極右政党に所属するエリヤフ氏の発言は非難を呼んでおり、首相府は声明を出して「現実に基づいていない」と釈明。イスラエル政府は核保有を正式に認めていない。

アラブ連盟は声明でエリヤフ氏の発言が「核兵器保有を認めた」ものだとし、イスラエルによるパレスチナ人差別の実態を裏付けていると非難した。

米国務省高官も「明らかに好ましくない発言」と語った。

エリヤフ氏はラジオのインタビューでまた、ガザ攻撃によってガザで拘束されている外国人とイスラエル人を含む人質240人の命が危険にさらされるとの指摘に対し、「戦争は代償を伴う」とも述べていた。

※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください

 

 

イスラエルによる家屋への攻撃現場で死傷者を捜索するパレスチナ人たち=ガザ地区中央部のマガジ難民キャンプで2023年11月5日、ロイター

 パレスチナ自治政府は5日、イスラエル軍の攻撃が続くガザ地区で全体の半数を超える20万棟以上の住宅が損壊し、人口の7割超の約150万人が避難民となっていると発表した。難民キャンプや病院に対する攻撃も続いており、これまでの戦闘による死者はガザ地区だけで1万人近くに上っている。

 米シンクタンク「戦争研究所」などによると、イスラエル軍はガザ地区の最大都市ガザ市で北西部と南部から市内に部隊を進めており、ゲリラ戦を展開するイスラム組織ハマスと衝突している。イスラエル軍は5日、地上作戦を始めてからハマスの司令部や偵察ポストなど2500カ所以上の標的を攻撃したと発表。ガザ地区では5日、過去10日間で3度目となる大規模な通信遮断も起きた。

 民間人の犠牲も拡大している。中東の衛星テレビ「アルジャジーラ」は、4日から5日にかけて少なくとも3カ所の難民キャンプが攻撃を受け、50人以上が死亡したと報道。自治政府は、4日だけで3カ所の病院が「標的にされた」と発表した。当局の発表によると、これまでの戦闘による死者はイスラエル側では約1400人、ガザ地区では9770人に上る。

 イスラエル軍のハガリ広報官は5日の記者会見で、ハマスが病院の付近で地下トンネルを作り、司令部やロケット弾の発射場所として使用していると説明。カタールやインドネシアの支援で建設された病院も「ハマスに利用されている」と主張した。さらに、ガザ地区北部でこれまでに、南部への避難を呼びかけるチラシ150万枚を空から配布したほか、携帯電話への通話やメッセージでも住民に直接、警告したと強調。ハマスが幹線道路を封鎖し、民間人の避難を妨げているとも述べた。

 ガザ地区では多くの外国人も取り残されている。自治政府などによると、エジプトとの境界にあるラファ検問所では4日、ガザ北部で救急車の車列がイスラエル軍に攻撃されたことを受け、外国人らの退避が中断。5日も再開しなかった。退避は1日に始まり、日本人を含む外国人や外国籍を持つパレスチナ人らがエジプト側に逃れていた。支援物資の搬入は続いているという。

 一方、イスラエル北部では隣国レバノンを拠点とするイスラム教シーア派組織ヒズボラとの衝突が拡大している。ロイター通信によると、5日にはヒズボラの攻撃によりイスラエルの民間人1人が死亡。レバノン側ではイスラエル軍の砲撃により、車に乗っていた女性と8~14歳の孫3人が死亡した。ヒズボラの関係者はロイター通信に「敵(イスラエル)は民間人に対する犯罪の代償を支払うことになる」と警告した。イスラエル軍は「情報に基づいて攻撃している」と釈明している。

 また、イランメディアは5日、イランの最高指導者ハメネイ師とハマスの指導者ハニヤ氏がテヘランで会談したと報じた。会談でハメネイ師はイスラエルや米国を強く非難し、支援を続けることを改めて強調したという。会談日は明らかになっていない。イランはハマスやヒズボラの後ろ盾で、ガザ地区での即時停戦を求め、圧力を強めている。【カイロ金子淳】

 

 

ガザ地区からイスラエルに向けて発射されるロケット弾/Abed Rahim Khatib/Anadolu/Getty Images

ガザ地区からイスラエルに向けて発射されるロケット弾/Abed Rahim Khatib/Anadolu/Getty Images

(CNN) イスラエル国防軍(IDF)は、パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスが病院や子どもの遊び場といった民間のインフラを盾にしてイスラエルを攻撃しているとする証拠を公開した。イスラエルのこうした主張について、パレスチナ側は否定している。

イスラエル軍のハガリ報道官は5日、記者会見で、ガザ北部のインドネシア病院などがロケット弾攻撃へのイスラエルの反撃に対する盾としてハマスに利用されていると述べた。

ハガリ氏は、インドネシア病院の空中写真を提示し、近くにロケット発射装置があると指摘した。ハガリ氏によれば、病院からわずか75メートルから80メートルの場所にロケット発射装置があり、そこからハマスが攻撃を行っているという。

イスラエル軍は、ガザ地区の古い子どもの遊び場で、ロケット発射装置などを確認したと発表していた。

イスラエル軍は、子ども用のプールからわずか5メートルの位置にある4基のロケット発射用の筒を撮影したとする夜間の動画も公開した。

この映像を検証したCNNの専門家によれば、イスラエル軍が主張しているもののように見えるという。

パレスチナ自治政府の保健相は、イスラエル軍の主張を否定し、イスラエルは病院を標的とする口実を作るのが目的だと指摘した。

ハマスの報道部門幹部は5日夜、シファ病院の外で記者会見し、イスラエルの主張を否定した。

イスラエルに対しては、200万人以上のパレスチナ人が暮らす人口密度の高いガザへの攻撃をめぐり、激しい批判の声が出ている。

ハマスによるイスラエル攻撃以降、イスラエルはガザで1万1000回を超える空爆を実施しており、病院や国連が管理する避難所、難民キャンプなどの民間のインフラに損害が出たほか、民間人が死傷している。

 

 

ロシアの人気歌手ヤロスラフ・ドロノフさん(芸名シャマン)=4日、モスクワ(EPA時事)

イスラエル閣僚が「ガザに原爆投下」発言

 この歌手はシャマン=本名ヤロスラフ・ドロノフ=さん。9月に行われたコンサートで披露した「私はロシア人」という曲で、アタッシェケースの赤いボタンに手を触れると、背後で花火が一斉に上がった。
 シャマンさんは若者の間で人気があり、プーチン政権が重用する「御用歌手」。4月発表の楽曲「われら」のプロモーションビデオでは、黒い上着に国旗色の腕章を着けて「赤の広場」に立った。ウクライナのメディアは「ネオナチを連想させる」「(発表の4月20日は)ナチス・ドイツ総統ヒトラーの誕生日」などと非難した。
 7月の新曲の題名は「わが闘争」。ビデオはウクライナ侵攻をモチーフにしており、タイトルがヒトラーの著書と同じだとして話題となった。

 

 

これからも一日一回、上下ともクリックしてくださると大変うれしいです!!!

コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 立憲民主党の泉健太代表が次... | トップ | 数々の差別発言を繰り返し、... »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
イスラエル、ガザ出身労働者の(死地への)送還開始 (ロハスな人)
2023-11-06 18:22:17
イスラエル軍が“民族浄化”を続けているガザ地区ですが、ガザ出身のイスラエル国内の労働者を『戦火が著しいガザ地区に送還』するという信じがたい暴挙に出ているそうです!!

国防相が『人の皮をかぶった獣を相手にしている』というパレスチナ人をさらに『死地に送る』ということができるのも『シオニスト(ユダヤ人の聖地を奪還しなければいけない)という狂信者』≠ユダヤ人 だから?という推測も…。

日本やアメリカなどでも『上級国民と一般国民の扱いの違い(アメリカの場合は主に人種差別ですが)』問題が表面化しつつありますが、イスラエルほど極端な国は…。

https://news.yahoo.co.jp/articles/51d4030d74ac11738af389b8fcc5ff8c7e9fe195
☆イスラエル、ガザ出身労働者の送還開始
11/3(金) 19:52配信【AFP=時事】

イスラエル当局は3日、イスラム組織ハマス(Hamas)の襲撃以来国内にとどまるパレスチナ人労働者のガザ地区(Gaza Strip)への送還を開始したと発表した。 

ガザ検問所の責任者はAFPに対し、「10月7日以来、イスラエルにとどまっていた数千人の労働者が戻された」と語った。  

AFPTVの映像には、3日朝に通常は貨物輸送に使われる検問所に、労働者が大勢到着するのが捉えられている。  

イスラエル政府は2日、ガザ出身の労働者を送還すると発表していた。  
返信する
まるで記録で見た (時々拝見)
2023-11-06 20:12:42
沖縄戦のようです。
ネタニヤフ氏退陣を求めるイスラエル市民のデモに一縷の望みを持ちたいと思います。
また、ハマス侵攻前からのネタニヤフ氏のパレスティナの権利侵害、イベント会場、住宅地の無警備状態の責任も追及すべきだと思います。
911やトランプ氏落選~議会襲撃の時のような陰謀論、出ていてもおかしくないように思うのですが、海外ではどうなんでしょう?
返信する
Unknown (秋風亭遊穂)
2023-11-07 12:02:19
 エリヤフ大臣は核の恫喝を「比喩だ」などと弁明(にすらなっていないが)したようだが、謝罪をするわけでもなく、その中身を変えていないことは明白だ。核兵器使用の結果と同じ惨劇を起こしてやるという恫喝で、実際それは実行されている。だから、パレスチナ政府報道官の Selame Maruf は、エリヤフ大臣の「核爆弾」発言に対し、「イスラエルが犯した戦争犯罪を容認している証拠」と受け止めるようICCに求めたのだろう。

Gazze'deki hükümetten, Uluslararası Ceza Mahkemesi'ne çağrı
aa.com.tr/tr/dunya/israilli-asiri-sagci-bakandan-gazzeye-nukleer-bomba-atilmasi-olasiliklardan-biri-aciklamasi/3044258#
([https://www.]を冒頭に付けてください)
 反米拗らせ・親露派陰謀論者がICCを軽視するが、弱者が頼るのは「法の支配」であることを学ぶべきだ。
返信する
Unknown (ペトロ)
2023-11-07 20:48:12
平気で噓をつく腐りきったテロ集団ハマスに対して、1400人虐殺され200人の人質まで取られたイスラエル。
虐殺されても反撃せず泣き寝入りすれば、反イスラエル派は納得するのだろうか?


ハマス幹部、イスラエル急襲での民間人殺害を否定 BBCインタビュー
https://www.bbc.com/japanese/67341330
ハマスの政治部門ナンバー2のムーサ・アブ・マルズーク氏はBBCの取材に対し、ハマスの攻撃から「女性や子供、民間人は除外されていた」と述べた。
10月7日のハマスの襲撃をめぐっては、マルズーク氏の主張とは対照的に、戦闘員らが非武装の成人や子供たちを銃撃している証拠映像が多数残っている。
返信する
Unknown (なう)
2023-11-08 11:10:14
シオニストとユダヤ人は違うと信じて。
あまりにひどい惨状に、第6代イスラエル首相メナヘム・ベギンの「我々は虫けらから派生した劣等人種とは違う」との言葉が本気であったのかもと、疑いを持ち始めている。
ここでいう我々はユダヤ人であろうが、私としてはシオニストとユダヤ人は違うと信じたい。
だから、ユダヤ人はこのシオニストの暴走を身を挺してでも止めた方が良い。
でないと、ベギン氏の言葉が毒となって、ユダヤ人に返ってきてしまうのではないか?
ユダヤ人が向後幸せに暮らすためには、
ユダヤの名で行われているシオニストの暴走を止めるのが、必要と思う。
返信する
Unknown (津木野宇佐儀)
2023-11-10 02:31:23
>なうさん
ユダヤ人とパレスチナ人は、ピアニストで指揮者のバレンボイムと比較文学のサイードが共に手を取り合って活動をしてきたことからもわかる通り、決して水と油ではないはずです。
パレスチナ問題に限らず、「極端」の「暴走」にこそ私たちがもっとも警戒しなければならないですよね
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

イスラエル・パレスチナ戦争」カテゴリの最新記事