
今日はひっさびさにブルーです。
夜中まで仕事をしているからか・・・
ヤミ金に連日連夜、「団地に住めなくしてやるぞ!」などと追い込みをかけられ、とうとう、2003年6月14日、清掃員の男性(61)と妻(69)、妻の兄(81)=いずれも当時=の3人がJR関西線の踏切付近で電車に飛び込み、自殺。夫婦の自宅からは「苦しみぬいたあげく、死をえらびました」と書かれた妻の遺書が見つかっていたそうです。
見出しの逃走犯、恐喝の時効は成立しましたが、これで安心して出てきたところを、殺人罪で逮捕してやればいいのに!
(すみません、法律的にちょっと無理です)
ヤミ金から振り込め詐欺、そして震災詐欺へ。
日本経済が収縮していく中、ヤクザなど闇の勢力が生き残りを賭けて、市民を食い物にする事件は手を変え品を変え、続いていくでしょう。
この世の中には、東京電力だの経済産業省だの、結局、自分の利益や権力のために、悪い奴らが他人を踏みつけにしてもなんら痛痒を感じない奴らがはびこっています。
権力者や金持ちは、ヤミ金より品のいいスーツを着ているけれども。
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作家の宮部みゆきさんは確か元法律事務所の事務局でいらしたんですね。
それで、今の日弁連会長の宇都宮健児弁護士を一つのモデルにして書き上げたと言われるのが、「火車」。
司法試験受験生、必読です。
休職中の刑事、本間俊介は遠縁の男性に頼まれて彼の婚約者、関根彰子の行方を捜すことになった。自らの意思で失踪、しかも徹底的に足取りを消して―なぜ彰子はそこまでして自分の存在を消さねばならなかったのか?いったい彼女は何者なのか?謎を解く鍵は、カード会社の犠牲ともいうべき自己破産者の凄惨な人生に隠されていた。山本周五郎賞に輝いたミステリー史に残る傑作。
唯一の逃亡容疑者、時効成立へ 八尾ヤミ金心中事件
2011年6月21日 朝日新聞
大阪府八尾市で2003年、ヤミ金融グループの強引な取り立てを苦に夫婦ら3人が心中した事件で、大阪府警が恐喝容疑で指名手配していた川畑将容疑者(30)の公訴時効が、22日午前0時に成立する。同容疑者は、事件に関係したとされる8人のうち唯一逃亡を続けている。
八尾市の清掃作業員の男性(当時61)と妻(同69)、妻の兄(同81)の3人が03年6月14日未明、JR大和路線の線路上にうずくまり、電車にはねられ死亡した。
府警によると、妻はグループから計約3万2千円を借金。現場のリーダー格だった川畑容疑者は03年5~6月、仲間と共謀し「団地に住めないようにするぞ」などと妻を脅し、計15万3千円を取り立てた疑いがある。妻は「いくら払っても完済にしてくれません」と遺書につづっていた。