Everyone says I love you !

毎日、泣いて笑って喜んで哀しんでる、かなりラテンの血の濃い、そんな宮武嶺のエブリワンブログです!

失業率が下がっても国内消費が上がらないアベノミクスの失敗。すべては非正規雇用の拡大にある。

2016年08月30日 | 安倍政権の危険性

 

 安倍首相がアベノミクスが失敗していないと言い張る一番の数字が、有効求人倍率、逆に言うと失業率の低さです。

 総務省が2015年8月30日に発表した2016年7月の完全失業率(季節調整値)は3.0%と前月から0.1ポイント下がり、1995年5月以来21年2カ月ぶりの低さとなりました。

 ところが、国内総生産(GDP)を左右する国内消費が相変わらず冴えません。

 同じく総務省の7月の家計調査によると、2人以上の世帯の1世帯あたり消費支出は27万8067円と、物価変動の影響を除いた実質で前年同月比0.5%減となりました。


 今年2月を除くと2015年9月からマイナスの状態で、総務省は

「消費は引き続き弱い状況が続いている」

としています。


 すでに経済が「成熟」した日本においては、円安誘導で輸出が経済を引っ張るというアベノミクスの方程式はもともと成り立ちません。国内総生産を引っ張るのはその6割を占める個人消費ですから、消費がこう縮小しているようでは、経済政策としてのアベノミクスは失敗しているのです。

 それにしても、失業率が下がって、収入を得ている人が増えているはずなのに、どうして消費は減っているのでしょうか。

 それは、アベノミクスで正規雇用がどんどん減っているからです。

 日本経済新聞の下の記事の言い回しを借りれば

『ただ雇用指標の改善は消費に結びついていない。

新たに労働市場に入ってくる人の働き方はパートや派遣など長い目で見た所得の安定しない非正規労働や低賃金の職種も多く、家計の財布のひもが緩まないためだ。』

『7月の非正規労働者の比率は37.6%と高止まりしている。消費の回復には賃金引き上げや正社員化など雇用の「質」の改善が課題となる。』

 緑の土管から赤い帽子の安倍マリオが出てきたと言ってはしゃいでいる場合ではないと思うんですが、日本国民殿。

 

 

関連記事

消費税増税できないくらいアベノミクスで失敗した安倍総理は内閣総辞職すべきだ

【大恥】安倍首相が「G7はアベノミクスの3本の矢をもう一度世界レベルで展開させることだ」【世界仰天】

2015年1年間で5兆円、消費税増税3%分が吹っ飛んだ!今年の株価下落で年金目減りも参院選後までひた隠し!

日本から逃げる海外投資家の日本株売りが止まらない。ブラックマンデー以上の過去最大の売り越し。

総務省の家計調査、実質消費支出が5か月前年比減少。21か月前月比減少。とにかく内需が冷え込んでいる。

安倍政権になってから3年連続で実質賃金が下がりっぱなし!2015年も0・9%減。素晴らしき哉、アベノミクス。

GDPがマイナス1・4%になったのに実体経済は良好という安倍首相と、それをそのまま垂れ流すNHK。

アベノミクスは史上最低の作戦。1人当たりのGDPが民主党政権時代より2割以上減、統計史上最下位に!

 

 

逆に言うと有効求人倍率の上昇はアベノミクスの効果で景気が良くなったからではなく、民主党政権時代からずっと続いているものであり、最大の理由は少子化高齢化です。

よろしかったら大変お手数とは存じますが、上下ともクリックしてくださると大変うれしいです!

人気ブログランキングへ人気ブログランキング

ブログランキング・にほんブログ村へほんブログ村

Amazon 社会・政治・法律

Amazon Kindle ベストセラー

Amazon タイムセール商品

 

 

アベノミクスの終焉、ピケティの反乱、マルクスの逆襲 (さよなら安倍政権)
友寄英隆 著
かもがわ出版

最新刊。

ピケティ・ブームは、格差を拡大したアベノミクスを国民が突き放しつつあることを示している。安倍政権の経済政策を軍事力強化路線を含めて全体的にとらえ直し、マルクス『資本論』の視点もふまえ、経済政策をめぐる対決点を再定義した。

 

国民なき経済成長 脱・アホノミクスのすすめ (角川新書)
浜 矩子 (著)
KADOKAWA / 角川書店

株価は上昇しているのに、多くの国民の生活は良くならない―。人間の姿が見えない「アベノミクス」は、何の「ミクス」でもないと著者は言う。「アホノミクス」の提唱者が語る、日本経済の現状とあるべき未来像。

 

アベノミクスの終焉 (岩波新書)
服部茂幸 著
岩波書店

政府と日銀が紡ぐ「アベノミクスによって日本経済は回復しつつある」という「物語」。しかし、それは真実なのか。異次元緩和の始まりから一年がたった今、いくつもの「つまずき」を抱えたアベノミクスの実態が明らかになっている。政治のレトリックに惑わされることなく、客観的なデータにもとづき、警鐘を鳴らす。

 

アベノミクス批判――四本の矢を折る
伊東光晴 著
岩波書店

アベノミクスと称される一連の経済政策は果たして有効か。近時の株価上昇、円安はアベノミクスの恩恵か。第一、第二、第三の矢を順次検討し、いずれも長期不況からの脱却にはつながらないことを明らかにする。さらに第四の矢ともいうべき、安倍政権の真の狙いである憲法改正など「戦後政治改変」の動きもあわせて批判する。

 

検証 安倍イズム――胎動する新国家主義 (岩波新書)
柿崎 明二  (著)
岩波書店

「美しく誇りある」父のような国家が国民一人ひとりを子のように指導し、守っていくーー。異次元緩和や賃上げ税制など経済政策から教育、憲法改正、安保法制まで、安倍流国家介入型政治に通底するのは「国家の善意」である。その思考と意志を、国会審議や諮問会議議事録など「首相自身の言葉」から探る。

 

 

雇用過熱、さえぬ消費 消費支出は0.5%減 

2016/8/30付
日本経済新聞 夕刊
画像の拡大

 

 雇用は過熱しバブル経済の余韻が残る1990年代並みなのに、消費がさえない。総務省が30日発表した7月の完全失業率(季節調整値)は3.0%と前月から0.1ポイント下がり、95年5月以来21年2カ月ぶりの低さだ。それでも7月の実質消費支出は前年同月より0.5%減った。雇用増がパートなど非正規や低賃金の仕事で目立つことも消費停滞の一因だ。

 失業率が改善している背景には働き始める女性の増加がある。失業率を男女別にみると、男性は3.2%と前月と同じだが、女性は2.7%と0.3ポイント下がった。日本の労働市場は完全雇用に近い状態になっている。

 人口が減る要因もあって、人手不足感は強い。厚生労働省が同日発表した7月の有効求人倍率(季節調整値)は、1.37倍と前月から横ばいだった。6月に続いて、91年8月(1.40倍)以来、ほぼ25年前と同じ高さを保っている。建設業や流通業などの業種で求人倍率が上がっている。

 建設業は東京五輪関連の工事が2016年後半から本格化することや、今秋以降に公共工事の発注が増加することも見込まれている。求人倍率は4.31倍と平均を大きく上回り、賃金も上昇して平均より高いが、雇用の形は派遣や請負など非正規も多いとみられる。

 

 
画像の拡大

 

 人手不足は流通業でも深刻だ。首都圏を地盤とする中堅スーパー、オオゼキは15年10月に7店で閉店時間を約1時間早め、午後9時とした。さらに今年に入り、神奈川県の2店を閉めた。

 タクシー業界は運転手の高齢化と人材難が課題だ。中途の若い男性運転手が不足しているため、各社は女性の採用を拡大している。タクシー大手の日の丸交通(東京・文京)は2年間でグループの女性運転手が1.5倍以上に増えた。

 ただ雇用指標の改善は消費に結びついていない。新たに労働市場に入ってくる人の働き方はパートや派遣など長い目で見た所得の安定しない非正規労働や低賃金の職種も多く、家計の財布のひもが緩まないためだ。

 

 
画像の拡大

 

 総務省の7月の家計調査によると、2人以上の世帯の1世帯あたり消費支出は27万8067円と、物価変動の影響を除いた実質で前年同月比0.5%減だった。

 品目別にみると、被服及び履物が7.0%減。特に婦人服は28.3%減と大きく落ち込んだ。7月は百貨店でセールが開始されたが、後半で失速したという。総務省は「専門店などで低価格品を購入する傾向が強まったとみられる」としている。

 7月の非正規労働者の比率は37.6%と高止まりしている。消費の回復には賃金引き上げや正社員化など雇用の「質」の改善が課題となる。

 

 

総務省が発表した「家計調査」によりますと、先月の消費支出は自動車や外国旅行への支出が減ったことなどから、物価の変動を除いた実質で、去年の同じ月を0.5%下回りました。

総務省が発表した「家計調査」によりますと、先月の家庭の消費支出は、1人暮らしを除く世帯で1世帯当たり27万8067円と、物価の変動を除いた実質で去年の同じ月を0.5%下回り、5か月連続で減少しました。ことし2月がうるう年で1日多かった影響を考慮すると、実態として11か月連続の減少となります。

これは、軽自動車税の引き上げや燃費データの不正問題などの影響で自動車の販売が落ち込んだことや、世界各地でテロ事件が相次ぎ外国へのパック旅行への支出が減ったことが主な原因です。

また、合わせて発表された自営業者などを除く勤労者世帯の先月の収入は57万4227円と、物価の変動を除いた実質で去年の同じ月を1.8%下回って2か月ぶりの減少となりました。

 

 

よろしかったら大変お手数とは存じますが、上下ともクリックしてくださると大変うれしいです!


コメント (8)   この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前の記事へ | トップ | 次の記事へ »
最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
困れ安倍内閣 (一国民)
2016-08-30 22:13:27
経団連とかいう、経営者側のエゴしか頭にない奴らの長年の献金の成果が、自民党政権を動かした。
だが、手心を加えた自民党は、安倍の無能さも相俟って、景気回復させるどころか悪化させるばかり。表面上は高支持率を維持しているが、砂上の楼閣とも言える見せかけのもの。

経団連側も、人件費を浮かそうと、正規雇用を減らし同じ仕事を安く買い叩いた人間にやらせる。これで儲けた、と思ったら、安く買い叩いたせいで、自分たちの会社の製品を皆買わなくなってしまい、売れても安物しか売れない。ちっとも景気が良くならず。これが更に派遣人材を増やす悪循環を引き起こす。人に対して金をケチると、その会社自身に必ずそのツケは回ってくる。

歴史は繰り返すと言うが、日本の政府と企業は、いつになったら歴史に学ぶのか。景気回復できず、政権維持に困るが良い、安倍内閣よ。
【は?】甘利が復帰だと (ラッキー)
2016-08-30 23:42:22
甘利明元経産相が事実を報道したテレビ東京をスラップ訴訟
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1553.html

甘利明
「あんな物が放送されたらたまらない、俺の政治家生命は終わりだ!」

「日本なんかどうなったっていい!」

「原発行政の責任は自民党にあります」
と小さな声で発言する甘利明氏。
築地がひどい (ラッキー)
2016-08-30 23:47:57
築地移転先の豊洲新工事で落札率99.96%の神入札
http://matome.naver.jp/odai/2139243898231606601

小池百合子は、築地移転反対の嘆願書受け取りを、拒否!

Unknown (茶碗を洗う人)
2016-08-31 08:11:58
奢れるものは久しからずの歴史に従えば、待っているのは滅亡ですね。政権ならば退陣というかもしれないが、アベ氏たちがやってるのは政治じゃないから。
人材派遣という人身売買 (一国民)
2016-08-31 17:45:56
今更書く程の事では無い常識中の常識だが、この非正規労働者問題を生み出している最大の要因は、人材派遣に関する規制を緩和し過ぎた結果だ。

やはり人材派遣業務というのは、特殊業務に限って正当な意味を成すものだと思う。小泉内閣時代に製造業までに人材派遣業務を解禁した事は、ある意味、人身売買を合法化したようなものだと思う。必要な時だけ人を雇い、要らなくなったら雇用を切る。人の売り買い=人身売買以外の何物でも無いではないか。

ここは人材派遣が最初に認められた時まで遡り、就業可能な業種を規制強化する方向に行かないと、労働者の安売りは止まらず、結局は経済が潤う事は無いだろう。つまり、先に投稿した通り、人に金をケチると、そのツケは結局は企業の経営側が被る事になる。このサイクルをもっと知らしめるべき。

ところで、臨時や短期で雇われ働く人はアルバイトという俗称が定着しているが、何とかならないのだろうか。皆さんご存知の通り、アルバイト(原型はarbeiten)はドイツ語で働くという意味だから、英語ではworkだ。これには臨時や短期で働く意味など入っていない。
Unknown (篝)
2016-08-31 21:53:49
昔は派遣社員=篠原涼子さんみたいな資格一杯のエリート高給取りだったんですが小泉改革という名の改悪で使い捨て人材になってしまいました。
そりゃ企業は安い賃金でしかも簡単に解雇できるんだから賛成でしょう。
しかし企業を動かすのは人であり社員です。
また使い捨て人材では有能な人材が育たず長い目で見れば企業の収益は➖になるとおもうんですが長い目で見れる余裕がないんでしょうね
そりゃアベノミクスで年金溶かしまくりじゃ余裕は無いでしょうねw
fAked XX (1jAP)
2016-09-01 19:40:57
 奴らの見せる総てはフェイク
実体は別
 100円ショップに行ったらわかるで
売ってる食品のかさがドンドン減り
 見た目に大きさが同じものは、何かかさ増しの努力が
100円ショップで殆どのものを買わん奴にはワカラン
 周りで次々無くなっていく長屋、古ぼけた家
奴らは嬉々として言う
 ”景気が良ぉ成りましてん、今が旬やと思いましてん”
そのせいで追い出される住民の生活など意識外
 誰の景気が良ぉなったかって?
奴らの希望的観測上の景気はいつも上向き
 当たった試しなんぞあるはずもないけどな
奴ら博徒が議会という賭場でチョウハンと
 奴ら博徒が勝手な儲けの都合でアレセェ、コレセェ
債務は漏れなく奴らの生け贄のウチラに
 ”アッタリマエやんけ”と奴ら博徒は知らん顔
そんな奴らに”旦那はんのために”などという館の奴隷
 おまえ、真剣に奴らと一緒にてるてる坊主になれや
奴ら博徒の側に居たところで、おまえは奴隷
 勝手な同一化努力はトカゲの尻尾になれるだけ
哀れな9割の館の奴隷よ、ホイホイ浮かれてる場合か
 博徒の都合で切り離される時の事を考えとけよ
奴らは気まぐれやからよ
 日雇いをルンプロと嘲ってる場合やないの解るか?
フェイクの景気を美味しいケーキと間違ってるお前
 奴らと一緒に月に住みに行け
片道切符でgoや
 地球のことは甲斐性なしに任しとけ
心配イランからよ
Unknown (あ)
2016-09-29 16:40:25
まず雇用回復の初期段階では流動性が高い非正規が増えるのは当たり前です。ある程度、労働需給が引き締まると、非正規から正社員への切り替えが始まります

> それは、アベノミクスで正規雇用がどんどん減っているからです。

去年は8年ぶりに増加、今年も労働力調査を見ると全ての月で正社員の数が前年比で増えています。


消費低迷は消費増税が原因に決まってます。97年に引き上げたときも回復まで2年かかりました。


もう少し勉強してください。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。