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弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

コロナ水際対策に五輪の大穴!4月から入国した2000人の五輪関係者の85%が「特例入国」で入国。1日の隔離・待機もなくすぐ練習!本番に来る10万人で東京オリパラは「感染の祭典」に。

2021年06月08日 | 自公政権の拙劣なコロナ対策

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 東京オリパラで「特例入国」する選手や大会関係者は、新型コロナウイルス流入を防ぐための検疫の「停留」(施設での隔離)が免除され、入国後、ただちに練習などができるのだそうです。

 4月、5月と1000人ずつ東京オリパラ関係者が入国していて、そのうち1700人は特例入国とか、すでにその中から感染者が出ているとか、もう最悪ですね。

 

(引用開始)

菅首相と全閣僚が出席して総括質疑が行われた参院決算委員会

 

 政府は7日の参院決算委員会で、4~5月に入国した東京五輪・パラリンピック関係者の約85%にあたる約1700人が、新型コロナウイルスの水際対策として導入されている隔離措置を免除される「特例入国」で入国したと明らかにした。立憲民主党の福山哲郎幹事長は、特例入国した人の中には陽性と確認された人もいるなどとして対策の不備を指摘した。

◆「なぜ五輪だけ緩和するのか」

 内閣官房の担当者の答弁によると、例外的に入国が認められた五輪・パラリンピック関係者は、4月が991人、5月が1012人。このうち特例入国したのは、それぞれ865人と842人。内閣官房は本紙の取材に、隔離されなかったうちの1人が入国4日後の検査で陽性と判明したと明らかにした。
 
 この陽性者は、空港検疫や入国3日後の検査では陰性だったという。濃厚接触者はおらず、他に感染も広がらなかったという。
 
 福山氏は審議で「何で五輪だけは関係者も含めて(水際対策を)こんなに緩和するのか。大きな穴が開いているのではないか」と批判した。
 
 政府は現在、原則として全ての国・地域からの新規入国を拒否。「特段の事情」があるとして例外的に認める人には14日目までの自宅待機、変異株流行国からの場合は3~10日間、検疫所長が指定する施設で隔離する「停留」を要請している。一方、東京五輪・パラリンピックで「特例入国」する選手や大会関係者は免除され、入国後は検査を受けながら練習などができる。 (村上一樹)
 
(引用終わり)
 
 
 
 
 
 
 菅総理たちが盛んに東京オリパラは平和の祭典と言っていますが、もし、世界各国から東京に10万人の人が集まって、それぞれの国から持ち込んだ変異株をお互いに別の国に持ち帰ることになったら、もうこれは「感染の祭典」ですよ。
 
 ウイルスカクテルの出来上がり。
 
 医療体制が整っていない発展途上国の方々などに、申し訳が立たないじゃないですか。
 
 五輪どころか、世界の歴史に東京と日本の名前が「ソドムとゴモラ」みたいな悪名として残るでしょう。
 
 福島原発事故を起こしたことを決して忘れてもらえない「フクシマ」と同じです。
 
 
 
 東京五輪組織委は、五輪関係者10万人は頻繁な検査をするし、一般人とは触れ合わない「バブル」に入れて日本国内への感染を防ぐと言っています。
 
 しかし、どうしてもこの「バブル」に入らざるを得ない通訳、警備、運転、清掃や食事などを提供する日本人は30万人いて、その人たちへのワクチンは2万人分しか用意されていないのだそうです。
 
 そうすると、8万人のボランティアもワクチンなしですよね。
 
 そしてこの人たちは、毎日、公共交通機関で自宅と現場を往復です。
 
 これでどうやって「感染の祭典」を防ぐんですか。
 
選手は8割がワクチンを打ってくることになっていますが保証なし。関係者はワクチン接種は不明。
 
このバブルに入る日本人30万人へのワクチンは2万人分。どこが水際対策だ。

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 東京五輪・パラリンピックで「特例入国」する選手や大会関係者は、新型コロナウイルス流入を防ぐための検疫の「停留」(施設での隔離)が免除され、入国後、ただちに練習などができる。
 
 外部と遮断した空間をつくる「バブル方式」で感染を防ぐ方針だが、このバブルに延べ30万人の国内関係者が出入りすることが明らかになった。
 
 世界中から選手らを迎えるため、新たな変異株が流入する可能性もあり、専門家は停留免除とバブルのほころびが招く感染拡大を懸念する。(沢田千秋、原田遼、藤川大樹)

 
 慶応大臨床遺伝学センターの小崎健次郎教授らは、新型コロナの国際的なゲノム(全遺伝情報)データベース「GISAID」で公開された情報を比較、分析した。
 
 英国株は、最初に見つかった英国のほか欧州、東南アジア、オセアニアなど世界各地から国内に流入していた。また、ブラジル株はブラジルと米国から、南アフリカ株は同国からではなく欧州の2カ国から入っていた。
 
 
 変異株の流行国からの入国者が、検疫所長が定める施設で3日間の停留を順次、要請されるようになり、流入の抑制傾向がみられた。政府は現在、変異株流行国に指定した約30カ国からの入国者に対し、検疫所長が指定する施設で3~10日間の停留を要請している。
 
 東京五輪・パラの選手と大会関係者ら計9万3000人は、この停留が免除される。代わりに、選手村や大会組織委員会が用意するホテルで3日間の自室待機をするが、選手や一部の大会関係者は、練習や運営のための外出が認められている。
 さらに、頻繁な検査と外部と接触しないバブルを形成することで感染を防止するという。しかし、バブルの不完全さが、これまでの国際大会で指摘されている。
 
 3月のフェンシング(ハンガリー)、4月のレスリング(カザフスタン)、5月の柔道(ロシア)などバブルが採用された大会で、日本選手が感染した。レスリング関係者は「日本人はまじめだが、マスクをしないでわめき散らす国が結構あった。ルールを守るかの差が激し過ぎる」と振り返った。
 
 
 東京五輪・パラのバブルは、それら国際大会をはるかにしのぐ規模となる。組織委によると、このバブルに出入りする国内の約30万人は通訳、警備、運転、清掃などに携わり、公共交通機関で自宅などから通う。30万人中、ワクチンの用意は2万人分しかない。
 
 釜萢かまやち敏・日本医師会常任理事は「非常に感染リスクが高い。わが国で感染した選手が母国に持ち帰り感染拡大させてしまう事態も容認できない」と強調。別のメンバーは「バブルという大会の感染対策と地域の対策が別の事象みたいに扱われるが、国民はそんなわけはないと見透かしている」と話した。
 
 
 

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1 コメント

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A Betrayer 略してABe (時々拝見)
2021-06-10 19:40:49
 いつだったか正確に覚えてないくらい昔のこと。
 当時のAbe内閣がある国家資本主義封建帝国から、「皇帝が天皇の代替わりで挨拶に行きたいから国賓として招いてくれ」てな話があったはずです。(だから令和元年2019年6月以降の話のはずか:独り言)ここで、まともなPMで国益より自己利益優先のごりごり利己主義、国も売っちゃう資本主義者でなければ、「招くから、来るまで尖閣諸島に船出すのは止めてね」くらいのことは言えるはずですが、結果はご存知の通り。2019年6月から翌年の3月までの尖閣騒ぎはPM Abeが止めようと思えば止められた国難でした。国賓で来てもらって尖閣諸島の贈呈式でもする予定だったのでしょうか?
 来たのは国賓ならぬ国貧だか酷貧だけ‥‥そしてPM Abeを継ぐと言ったPM SUGA。アベノグサク 、スガノグサク、キリがありません。
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