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弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

【#石丸伸二の化けの皮】東京都知事選の告示前に、石丸伸二氏が日本維新の会の幹部に選挙応援の相談をしていたことが判明。裁判多数敗訴・パワハラ体質。「石丸伸二はミニ橋下徹」だ【#石丸伸二は隠れ維新の会】

2024年07月10日 | 石丸伸二の化けの皮

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 まさかの石丸氏関連記事3連発になってしまい、お約束通り早くも新カテゴリー「#石丸伸二の化けの皮」を作らないといけなくなりましたw

 それにしても、東京都知事選の開票結果で彼が2位になるまで、この人の存在を軽視していたことを猛省しています。

 さて、日本維新の会の音喜多駿政調会長が7月8日のBSフジの番組で、続いて、藤田文武幹事長が7月9日の記者会見で、2024年6月の都知事選告示前に、同知事選で2位に食い込んだ石丸伸二氏から維新に選挙応援の相談があったことを明かしました。

 ちなみに石丸氏はAERAなどに

「維新? ないないない、絶対ない。無所属でいきますよ。いったい、誰がそんなこと言っているの?」

などとこの件はひた隠しにして大嘘をつき、維新から推薦をしたいと話があったがキッパリ断って

「完全無所属」

だという説明を選挙期間中に再三しています。

 石丸氏も維新もどっちも大ウソつきなので、どちらが本当なのか見極めていたのですが、2日経っても石丸氏がこの件に関しては沈黙しているので、これは珍しく(笑)維新が言っていることが本当でした。

共同通信の出口調査の結果、日本維新の会支持者と石丸氏の親和性は明らか。維新が上り調子のころなら相思相愛で推薦は実現していただろう。

 

嘘つき体質も維新とそっくり。

【#蓮舫一択】東京都知事選候補者の石丸伸二氏がまた敗訴。安芸高田市の「どう喝」訴訟で広島高裁も石丸氏から市議への名誉毀損を認める。市民の血税を無駄使いする石丸氏こそ恥を知れ。

 

これが石丸氏の最新ポスト。「よくわからない」というのが石丸氏が選挙当日から多用するフレーズ。

都合の悪い質問や批判は全部「わからない」「わからない」で逃げるパターン。

それに超一流弁護士が裁判の判決をもとに評論しているのに「何が断片的な情報」か。

【#石丸伸二の化けの皮】石丸伸二氏が自分のポスター代を不払いで訴えられた訴訟で最高裁まで争ってまた敗訴。ドケチなのか(笑)。紀藤正樹弁護士が「ほとんどモンスタークレーマー」と評したのももっともだ。

 

 

  まず、音喜多氏は番組の中で、知り合いに紹介されて石丸氏と面会したといい、石丸氏側から

「維新は政策も近い。支援をお願いできないか。ただ政党色は付けたくない」

と依頼されたと説明しました。

 そして、音喜多氏は支援の条件として

「維新と政策協定を結んで推薦を取ってもらう形」

を望んだが、折り合わなかったと説明しています。

 そして音喜多氏は

「(維新側から)推薦を申し入れて断られたという認識はない」

と語ったのですが、いまだに石丸氏からは反論がなく沈黙ですから、この音喜多氏の説明を認めたとみていいでしょう。

東京都知事選で小池百合子都知事が3選。蓮舫候補は3位に沈み、石丸伸二氏が2位に。石丸氏が最悪なのは具体的な政策はなく、選挙戦術だけが巧みで、上から目線の冷笑的な態度が動画世代の若者に受けただけなこと。

 

 

 さらに、7月9日の記者会見で藤田幹事長が、6月の告示前に馬場伸幸代表ら幹部4人で石丸氏と面会したが、石丸氏は面会時に

「政策の近い維新に何らかの形で応援してもらうことは可能か」

と支援を求めてきたと説明しました。

 石丸氏との面会にはネコ馬場代表と藤田幹事長のほか地元東京の柳ケ瀬裕文総務会長、音喜多駿政調会長が参加しました。

 そして、藤田氏の説明によると

「著名な方から紹介を受け、先方から意見交換、あいさつをしたいと申し出があった」

と説明し、維新側から石丸氏には

「(支援は)推薦を付けて全力でやるかやらないか、という2択でしか難しい」

と伝えたところ、2回目の面会で石丸氏から

「今回は自力で頑張りたい」

と返事があり、支援の合意には至らなかったとのこと。

 まあ、「選挙の神様」と言われる藤川氏に相談して、落ち目の維新とつるむのはやめたんでしょうね。

 これも都知事選で2位になれた要因でしょう。

 

 しかし、石丸氏は東京都知事選の最中には、日本維新の会側が石丸氏に推薦したいと申し込んだが断ったと説明していたのに、どんな大ウソつきなんですか、石丸伸二というお人は。

 維新の側は石丸氏の説明に内心はらわたが煮えくり返っていたのでしょうが、石丸氏との関係をこれ以上悪化させたくなくて、知事選が終わるまでは黙っていたということなんでしょうね。

 そして、音喜多氏ら東京維新の幹部が激怒して石丸氏を応援することまかりならんと通達を出し、日本維新の会から公認の候補者も出ないのに、石丸氏を応援したいのにそれも許されないのはおかしいと区議から離党者も出た、という報道がされていました。

 実際には、石丸氏の方から応援を求められたのに話が折り合わなかったのが真相だ、というのですから、石丸氏の維新そっくりの新自由主義体質は明らかです。

ネット上ではこのように切り取り説明がされていた。

 

 

 そして、日本維新の会が東京都知事選に候補者を出せないことに激怒して、橋下徹氏がしつこいくらいに繰り返して維新批判をしていた理由もわかりました。

 橋下氏は自分が創設した日本維新の会が、自分の弟分になる石丸氏を推薦するという構図を描いていたのにそれが実現しなかったから、怒り狂ったのでしょうね。

 そして、それと並行して、橋下氏は当初は60点だ自分にはできなかったと褒め上げていた自民と維新の政治資金規正法改正案についても、急に0点だと言い出し、初めて馬場氏らの名前を挙げて執行部を猛烈に批判しました。

 馬場代表と大阪府知事の吉村洋文共同代表が同法案のオンライン説明会で激論になったと伝えられていますが、吉村氏のバックには橋下氏がいるのでしょう。

 まあ、維新の会も橋下氏が創設してから大阪「都」構想住民投票でも、大阪万博でも、大阪カジノでも嘘ばっかりついてきたのですから、今回石丸氏に嘘をつかれてもまあ自業自得というものです。

橋下維新の会とハシズム(303)

 

 

当ブログでは、2008年に橋下氏が大阪府知事に当選したとき(当時38歳!)から、その人権蹂躙姿勢やパワハラ体質が非常に危険だと感じてずっと批判を続けてきました。

橋下氏はある種の天才で、松井一郎というパートナーを得て2010年には地域政党大阪維新の会を創設、安倍晋三氏や菅義偉氏と連携して2015年には大阪「都」構想住民投票も実現。

石原慎太郎氏を巻き込んで2012年には国政政党日本維新の会を作りました。

橋下氏は世襲ではなくむしろ出自にはハンディがあるにもかかわらず、ただのタレント弁護士から、ここまで日本の政治を揺さぶる仕掛けを8年で作り上げ、その後、最も露出度の高い政治評論家に転身してもう10年目です。

石丸氏がネット戦略が巧みだと言っても、橋下氏のⅩフォロワー数は261万人。

石丸氏はかなりの要注意人物で危険ですが、それでも橋下氏ほどの影響力のある存在になるとは私には思えません。

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「維新? ないないない、絶対ない」石丸伸二氏は記者直撃を笑い飛ばし…維新の都知事選「不戦敗」舞台裏

配信 AERA

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都知事選に出馬表明をしている石丸伸二・前安芸高田市長

 日本維新の会は6月20日に告示が迫る東京都知事選に、自主投票で臨む方針を12日に発表した。独自候補を擁立できず、不戦敗となる。実は維新は、この決定をする前に、不戦敗を避けようと出馬予定の候補予定者たちに支援を呼び掛けて断られていた。

【写真】3選出馬表明したこの人も支援要請を断った

「維新? ないないない、絶対ない。無所属でいきますよ。いったい、誰がそんなこと言っているの?」


 6月8日、AERA dot.の直撃を笑い飛ばしたのは、広島県安芸高田市の前市長で東京都知事選への出馬を表明している、石丸伸二氏だ。

 石丸氏は5月17日に都知事選への出馬表明をした際の記者会見では、無所属で立つと表明しつつ、
「政党からの推薦ではなく、支持ならあっていいかもしれない。話をしている党もある」
 と述べていた。

 石丸氏は京都大学をへて三菱UFJ銀行に入行し、ニューヨークなどで働いた。2019年の参院選で起きた公職選挙法違反事件で、当時の安芸高田市長が現金を受け取ったとして辞職。この後継を選ぶ20年の市長選に前市長の継承を掲げる副市長が出馬するのを知って、「この人に任せちゃ安芸高田市は終わってしまう」と会社を辞め、出馬した。
 当選後は市の定例記者会見や市議会の様子を、自ら「炎上商法」と呼ぶSNSやYouTubeを駆使して発信し、市政に注目を集めた。同市の公式YouTubeチャンネルは登録者が激増。登録者は26万人超と、東京都も上回り、全国自治体トップになった。

 その発信力に目を付けたのだろう。維新内部で、「石丸氏を推薦してはどうかという話が出た」のだという。

 日本維新の会は、前回、2020年の都知事選では小野泰輔氏(現衆院議員)を擁立し、小池百合子知事の360万票には引き離されたが、アウェーの東京で約61万票を獲得し、それなりの存在感をみせた。

石丸氏は開口一番「推薦はいらない」

 維新幹部が内情を明かす。
「今回の都知事選では、小野氏ではなく東京選挙区の参院議員である音喜多駿・政調会長が候補にあがった。SNSでも、一時はやる気があるような投稿もして、記者会見前に冗談っぽく、『都知事選に出る音喜多です』と笑いをとっていた。が、本気で出る気はなかったようです。都知事選に誰かいないのかという話になったときに、石丸氏が出馬というニュースが流れた。安芸高田市を劇的に改革した石丸氏は、維新からみてもシンパシーがあり、政策も似ている。ぜひ、維新からどうかという話にはなった」

 そこで、維新は馬場伸幸代表と藤田文武幹事長、柳ヶ瀬裕文総務会長、音喜多氏と幹部がそろって石丸氏に会ったという。その様子を知る関係者が、こう話す。

「石丸氏は開口一番、『政党推薦はいらない』と藤田氏に言いました。藤田氏は都知事選なので、音喜多氏、柳ヶ瀬氏ら東京から選出されている人が決めるべきと対応を任せた。石丸氏も『維新と考えが共通する点はある』というので話を重ねたそうです。しかし、推薦はいらないと貫く石丸氏の前に維新が撃沈した格好になります」

 一方、維新の国会議員によると、こんな話がある。

「柳ヶ瀬氏は『オレから石丸に断ってやった』と触れて回っていた。けど、石丸氏から袖にされたことは、党内では有名。素直に断られたと認めればいいのですが、メンツが許さないのでしょう」

 それで、冒頭のように石丸氏を直撃して確認したのだが、

「私から維新にお願いしたことはまったくありません。それより有名な会社の創業者からご支援もいただけそうです」

 とのことだった。石丸氏の関係者に確認したところ、大手コーヒーチェーンの創業者が支援している模様だ。

 石丸氏に袖にされた維新が、最後にすがろうとしたのが小池知事だった。「大阪都構想」が霧散し、看板政策がない維新。今は来年春の大阪・関西万博を成功させることが「維新の手柄」という戦略だ。

小池氏には相手にされず

「小池知事に『万博に協力と選挙で言ってくれれば、維新が支援する』『歴史的和解はどうか』と打診しました。しかし、まったく相手にもされませんでした。小池知事は自ら選挙の情勢調査をして、蓮舫氏にかなりの差でリードしているという手ごたえをつかんでいた」(前出・維新の国会議員)

 そんな経緯を経て6月12日、馬場代表は、
「独自の候補者擁立は断念したい」
 と白旗をあげ、自主投票とすることが決まったのだ。

 自民党が4月の衆院3補選、5月の静岡知事選など、不戦敗も含めて選挙に負け続けていることが岸田政権を揺るがす事態になっているが、実は維新も選挙に負け続けている。

 衆院補選では候補を擁立した東京15区、長崎3区で敗退。馬場代表は、
「関西以外で勝つのは難しい」
 とコメントしたが、おひざ元の大阪でも、4月の大東市長選で擁立した候補が敗れた。大東市は藤田氏の地元でもあり、衝撃は大きい。

 関西でも勝てなくなってきた維新。さらなる迷走が続きそうだ。

(AERA dot.編集部・今西憲之)

 

 

石丸氏得票、蓮舫氏を上回る 当選の小池氏は292万票―都知事選

 藤田氏によると、告示前、石丸氏側からの求めで面会。馬場伸幸代表と藤田氏らが対応した。この場で石丸氏から「維新に何らかの形で応援してもらうことは可能か」と水面下での支援を持ちかけられたという。

 これに対し、藤田氏は「推薦して全力でやるか、やらないかの二択で、ステルス(での支援)は難しい」と返答。その後、石丸氏から「今回は自力で頑張りたい」と伝えられたという。

 石丸氏は都知事選で「完全無所属」をアピールして次点に入った。藤田氏は会見で「強力な現職に立ち向かい、都民の心をつかむ活動をしたことは素晴らしいことだ」と述べた。

 

「石丸伸二氏から支援依頼あった」 維新幹部が明かす 都知事選巡り

石丸伸二氏(左)と音喜多駿氏

 日本維新の会の音喜多駿政調会長は8日のBSフジ番組で、東京都知事選で次点に入った前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏について「選挙前に2度ほど会い、支援をお願いされた」と明かした。

 音喜多氏は知り合いに紹介されて石丸氏と面会したといい、石丸氏側から「維新は政策も近い。支援をお願いできないか。ただ政党色は付けたくない」と依頼されたと説明。音喜多氏は支援の条件として「維新と政策協定を結んで推薦を取ってもらう形」を望み、折り合わなかったという。「(維新側から)推薦を申し入れて断られたという認識はない」と語った。

 都知事選は、自民党や公明党の自主支援を受けながら政党色を消した小池百合子氏が3選を果たした。音喜多氏は「(石丸氏は)勝手連的だった自民党のような応援を想定していたのかもしれない」と指摘した。【田中裕之】

 

石丸伸二氏と維新幹部4人、都知事選告示前に面会 幹事長が説明

小池氏の再選が確実となり、支持者らの前であいさつする石丸伸二氏=東京都新宿区で2024年7月7日午後8時6分、猪飼健史撮影

 日本維新の会の藤田文武幹事長は9日の記者会見で、東京都知事選で次点に入った前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏と、告示前に馬場伸幸代表ら幹部4人で面会したと明かした。石丸氏は面会時「政策の近い維新に何らかの形で応援してもらうことは可能か」と支援を求めてきたという。

 石丸氏との面会には馬場、藤田両氏のほか東京が地元の柳ケ瀬裕文総務会長、音喜多駿政調会長が参加した。藤田氏は「著名な方から紹介を受け、先方から意見交換、あいさつをしたいと申し出があった」と説明。石丸氏には「(支援は)推薦を付けて全力でやるかやらないか、という2択でしか難しい」と伝えたという。2回目の面会で石丸氏から「今回は自力で頑張りたい」と返事があり、支援の合意には至らなかった。

 藤田氏は「旧体制を打ち破っていく姿勢は共感するところがある」と石丸氏を評価しつつ、将来的な連携の可能性については「積極的に何かアクションをすることは私個人としてはないと思っている」と述べるにとどめた。【田中裕之】

 

 

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1 コメント

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Unknown (暗黒大将軍)
2024-07-10 22:44:22
要は石丸は最初から自民と旧統一教会が小池と二股をかけた組織候補で、組織力を高められるから後半の追い上げが可能だった、ってだけのことだと思いますよ

維新の場合は正式に推薦しようと自主投票だろうと石丸一択なのは変わりません

加えて東京には、15区補選では石丸嫌いの飯山陽を推しておいて、殆ど時間も経ってない都知事選では石丸にパラサイトする上田令子、三戸安弥みたいな「雑魚票ハンドラー」ものさばってます

この3勢力の野合を考慮に入れないと、4年前は熊本県副知事だった維新の小野泰輔でも60万ちょいなのにその3倍近く得票できたことを理解しようがありません

「ひろゆきや堀江が宣伝したから」とか言いますけど、じゃあ乙武はどうなるんだとしか思いませんし、「地道にSNSで支持拡大してきたから」なんてのは為にする議論の典型です

ジャスミン革命みたいなのが日本でもあり得るならともかく、むしろSNSによってそんな可能性が摘まれ続けてるのがこの国でしょ

それに「統一教会関係者はたまたまいただけ」ってワンパターンもいい加減少しはアップデートしてほしい

万が一「たまたま」だったとしても、利用できる「タマ」をアイツらが放っとくわけないでしょう(笑)
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