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弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

アメリカ格安航空であわや機長“逆噴射!” 「イラク!」「祈れ!」などと叫びながら機内を走り回る

2012年03月29日 | 法律と裁判・事件

 

 2012年3月27日午前、米格安航空ジェットブルー・エアウェイズの国内便機長が飛行中に突然「常軌を逸した行動」を取ったため、副操縦士が機長を操縦室から締め出し、テキサス州内の空港に緊急着陸したというのです。米連邦航空局(FAA)が明らかにしました。


 緊急着陸したのは乗客135人、乗員5人のニューヨーク発ラスベガス行き191便で、搭乗していた非番の操縦士が急きょ操縦を代わり、副操縦士と協力して無事に緊急着陸させたそうで、乗客乗員は幸いにも全員無事でした。

 この機長は言動がおかしいため、いったん操縦室から出された後、再び中に入ろうとして乗客に取り押さえられたということで、テキサス州アマリロの空港への着陸後、診察のため病院に搬送されたということです。


 乗客によると、機長は飛行中に客室に出てきて怒った様子で、後部座席と操縦席の間を走り回りながら

「イラク!」

「アルカイダ!」

「テロ!」

「爆弾がある!」

「やつらにやられる!」

「撃ち落とされる!」

「祈りはじめろ!」

「アフガニスタン!」

「その暗号がいるんだ。暗号を渡せ!」

「中へ入れろ。スロットルを引け。機体を降下させなきゃいけない!」

などと叫んで走り回っていたそうです。完全に錯乱状態ですね。乗り合わせた方々の恐怖や、いかばかりだったでしょう。

(横溝正史原作 映画「八つ墓村」の山崎努を思い出してしまった。。。怖すぎる!)



 FAAウェブサイトによれば、航空機のパイロットはFAA規定に基づき、40歳未満の場合は年1回、それ以降は半年に1回の健康診断受診が義務付けられ、精神衛生に関する問診も含まれているといいます。

 しかし、 アメリカでは、半月ほど前に別の航空会社で乗務員が離陸前に突然、パニックに陥って暴れ出す騒ぎがあったばかりです。

 そして、航空各社の競争の激化に伴い、機長や乗務員などが過酷な勤務を強いられているとの指摘もあり、空の安全を懸念する声が上がっています。

 日本でも格安航空会社が就航しましたが、安全管理は大丈夫なんでしょうか。。。?

 

 

少し海外旅行熱が冷めました。

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2012.03.28 Wed posted at: 09:38 JST

(CNN) 米格安航空ジェットブルーの旅客機内で27日、機長が操縦室から締め出されて暴れ、乗員らに取り押さえられる騒ぎがあった。同機は目的地を変更してテキサス州の空港に緊急着陸した。

同航空や米連邦航空局(FAA)によると、ジェットブルー191便はこの日午前7時半ごろ、ニューヨークのケネディ国際空港を発ち、ラスベガスに向かっていた。

ところが同11時ごろ、操縦士の判断で目的地をテキサス州アマリロに変更。機長の言動が異常だったため、副操縦士がドアをロックして操縦室から機長を締め出したという。

乗客の証言によると、機長は操縦室に駆け寄ってドアを激しくたたき、「減速しなければ、着陸しなければ」といったようなことを叫んでいたという。そこへ客室乗務員2人が駆けつけて機長を制止しようとし、さらに数人の男性が加わって床に組み伏せた。

機長を取り押さえるのを助けたという元警察官の男性乗客は、「もし(機長が)操縦室に戻っていれば、着陸させようとしただろう。しかも安全な着陸ではなかったはずだ」と振り返る。

機長は着陸後、待機していた捜査員に拘束され、医療施設に連行された。

米格安航空ジェットブルーの旅客機内で27日、機長が操縦室から締め出されて暴れ、乗員らに取り押さえられる騒ぎがあった。乗客の1人がCNNに当時の様子を語った


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