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弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

【#自民党は統一教会】岸田文雄首相が自民党政調会長だった2019年に、統一教会のフロント組織である天宙平和連合(UPF)議長で国際勝共連合会長の梶栗正義氏と自民党本部で会談していた。

2023年12月05日 | ダメよダメダメ岸ダメ政権

次がこのブログ始まって以来5000本目の記事です。

なに書くか、迷うわ~~~(笑)

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 岸田首相と統一教会の癒着を示す朝日新聞のスクープです。

 これまで統一教会との癒着に関しては岸田首相は大きく取り上げられることはありませんでした。

 ジャーナリストの鈴木エイト氏が岸田首相と広島の統一教会関係者のツーショットを公開したこと。

 

 あとは、2022年8月23日の週刊文春で、岸田首相の熊本県にある後援会「熊本岸田会」の会長を務める崇城大学の中山峰男学長が「日韓トンネル推進熊本県民会議」の議長だと判明しました。

 これを受けて中山学長は8月24日、熊本市内で記者会見を行い

「団体が旧統一教会と関係があるという認識は全くなかった。記事を読んで非常にショックを受けている」

「非常に問題があると認識しており、少しでも関係があるとすればそういった誤解を招かないようにしないといけない」

と述べて、同日、団体側に退会届と議長の辞任届を提出したことを明らかにしました。

 岸田首相はコロナに感染中と言うことで8月24日にオンライン記者会見を行ない

「後援会長は旧統一教会に関連しているという認識がなく、すでに議長を辞めたと聞いている」

と説明しました。

画面の前に記者が集まるという、オンラインとは呼べない記者会見だったことも話題に。

岸田首相の絶望的なアナログオンライン記者会見。コロナ感染者の全数把握について「自治体の判断で、患者の届け出の範囲を高齢者・重症リスクがある方などに限定することを可能とする」と内容も絶望的。

岸田首相は自分のコロナ感染を利用してアナログオンライン会見を選び、自分自身と統一教会との関係やコロナ全数把握放棄ばかりか、原発推進派の安倍元首相でもできなかった原発新増設を言ってしまった。

 

 

 ところが、2019年10月4日、岸田氏が自民党本部で来日中のニュート・ギングリッチ元米下院議長と面談した際にあの天宙平和連合(UPF)ジャパンの議長で国際勝共連合の会長である梶栗正義氏と同席していたことを朝日新聞がすっぱ抜いたのです。

 そこにはUPFインターナショナル会長で米国の教団の元会長であるマイケル・ジェンキンス氏も同席していたということで、4人で撮影した写真が公開されています。

 UPFは、教団の創始者である文鮮明氏と韓鶴子総裁夫妻が創設した団体で、UPFインターナショナルは世界に約150あるという支部を統括する組織。

 安倍晋三元首相が統一教会の広告塔として殺害されるきっかけになったビデオメッセージを送ったのもこの団体です。

 ちなみにギングリッチ氏は世界中の統一教会のイベントに多数参加していることで有名だそうです。

旧統一教会関連団体トップに問う 教会と政治、安倍元首相との関わり - クローズアップ現代 - NHK

クローズアップ現代に、安倍晋三氏がビデオメッセージを送った統一教会関連団体の梶栗会長登場!「8年弱の政権下にあって6度の国政選挙において、私たちが示した誠意というものもちゃんと本人が記憶していた」

 

 

 自民党本部で自民党の政調会長が統一教会の大幹部二人と会談だなんて、これは岸田氏のみならず自民党統一教会との癒着を示す何よりの証拠です。

 しかし、岸田首相は

「ギングリッチ元米下院議長とお会いした際に大勢の同行者がいたが、どなたがいたかは承知していない」

「名刺交換したかどうか、同行者の方と何をしたかは覚えていない」

と記者団に述べたのみで逃げ切りを図っています。

 

 

 野党はこの絶好のチャンスを生かせず、統一教会の被害者を救済する法案の自民党修正案に賛成してしまい、衆議院法務委員会で全会一致で可決されました。

 日本維新の会が丸呑みして乗っかってきた立憲民主党の特措法案は、裁判所が解散命令を出す際に統一教会がその財産を動かせないように保全命令を出せるという内容でした。

 ところが自民党・公明党・国民民主党の案は、被害者が統一教会に裁判にするときに法テラスを使いやすくするだの、統一教会が不動産を売却する際に国に届出をすればいいだのというだけの、ほとんど役に立たない内容です。

自公両党が統一教会の財産保全法案の提出を見送り、被害者が裁判を起こすときに法テラスの支援を受けやすくするだけの法案を提出(呆)。消費者庁担当の工藤彰三内閣府副大臣は韓鶴子氏と「5回お会いした」と自白

自民党・公明党の被害者による自力救済を前提にしたナンセンスな統一教会法案に国民民主党が助け舟。第二自民党の維新でさえ財産保全法案を用意しているのに、第三自民党の国民民主党は自民党に合併してもらえ。

【#維新に騙されるな】法案作成能力ゼロの日本維新の会が統一教会の財産保全法案でも立憲民主党案を丸呑みして共同提出。立民支持者は維新のみならず維新と連携したくて仕方ない泉健太代表を警戒せよ!

 

 

 自民党は法案の付則に3年後をめどに財産保全のあり方を含めて検討を加えるとした修正案を示し、さらに立憲民主党の西村代表代行が

「財産の散逸や隠匿の兆候がある場合など必要があればいつでも財産保全に向けた検討に入ることが必要だ」

と求めたのに対し、自民党の柴山元文部科学大臣が

「具体的な課題が生じた場合は3年を待たずに検討を加える」

と答弁したことを評価して、この自民党案が全会一致で法務委員会では可決されたんです。

 日本共産党も、被害者の弁護団などが求めているとして賛成の方針を決めたということなのですが、弁護団は財産保全ができる法律を求めていたんですがねえ。

 弁護団の声明を待ちたいと思います。

180人目は岸田総理だった。

 

 

 岸田首相が統一教会の大幹部と写真を撮影していたのに対して、そこに写っていない大勢の人がいたから一緒に撮影した相手は誰かわからないだなんて言い訳はふざけています。

 岸田首相が梶栗氏と面会した日の翌日は、統一協会の韓鶴子総裁が出席したUPFの集会が名古屋市で開かれ、自民党議員だった細田博之前衆院議長が出席し、同日には韓総裁と山際大志郎元経済再生担当相ら自民党国会議員経験者7氏が記念撮影をしていました。

 しかも岸田氏と梶栗氏の会談を要請したのは当時の安倍晋三首相だというのですから、岸田首相が梶栗氏のことを統一教会幹部だと知らないわけがありません。

 ですから、統一教会の財産も保全せず、教団が財産を隠匿し放題だなんていう及び腰の法案はこの話一発で吹っ飛ばしていいはずなんです。

 立憲民主党も共産党も、政権与党に国民民主党まで加わった数の力に屈し、維新もいつ裏切るかわからないので妥協せざるを得なかったということでしょう。

 まともな野党は次の衆院選で必勝して、政権を奪取するしかありません。

 

自民党の統一教会汚染 追跡3000日

鈴木 エイト | 2022/9/26

 

 
 
 

岸田内閣がそれでなくても支持率20%台なのに、5大派閥が政治資金パーティで裏金作りが発覚。

おまけに岸田首相自身があの梶栗氏と写真撮影。

これほどの倒閣のチャンスに、統一教会の被害者救済法案でさえ立民・共産が押し切れないとは。

獅子身中の虫、妥協の鬼の泉健太氏が立民の代表でなかったなら、と思わずにはいられません。

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政治
2023年12月4日 9:59 日本経済新聞
自民党政調会長時代の旧統一教会関係者との面会報道について、記者団の取材に答える岸田首相(4日午前、首相官邸)

岸田文雄首相は4日、自民党政調会長だった2019年に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の友好団体トップと面会していたとの一部報道について発言した。「ギングリッチ元米下院議長とお会いした際に大勢の同行者がいたが、どなたがいたかは承知していない」と述べた。

「名刺交換したかどうか、同行者の方と何をしたかは覚えていない」と話した。首相官邸で記者団の質問に答えた。

茂木敏充幹事長は4日、面会記録の調査は難しいとの認識を示した。記者会見で「党として面会記録などを残しているわけではない。確認は難しいのではないか」と語った。

 

 

公開日: 更新日:
自民党内では“梶栗姓”は浸透(旧統一教会の友好団体「天宙平和連合(UPF)」ジャパン議長の梶栗正義氏=国際勝共連合HPから)

 岸田首相が旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の友好団体トップと面会していたとする朝日新聞(4日付)の報道に激震が走っている。

 これまで岸田首相は教団との接点について「知り得る限り関係はない」としていた。

 しかし、朝日新聞によると、自民党政調会長だった2019年10月に党本部でギングリッチ元米下院議長と面会した際、教団の友好団体「天宙平和連合(UPF)ジャパン」の梶栗正義議長が同席。面談は30分にわたり、主に岸田首相とギングリッチ氏が大統領選の情勢などを語り合ったが、梶栗氏と岸田首相も会話を交わし、梶栗氏は岸田首相に名刺を渡し、自己紹介したという。同紙は5日付紙面に岸田首相と梶栗氏が写る面談時のものとみられる写真も掲載した。

 岸田首相は4日、記者団に「大勢の同行者がいたが、その中に誰がいたかは承知していない」とトボけ、名刺交換については「同行者と何をしたかは覚えていない」と否定できなかった。

 旧統一教会問題の取材を続けるジャーナリストの鈴木エイト氏が言う。

「梶栗氏は海外要人と議員会館などを訪れ、有力議員とつながりを築いてきました。実は今も続いています。2019年に政調会長だった岸田氏と面会しても不思議はありません。朝日新聞の記事は面談の時間や様子が具体的に書かれており、信憑性は高いと言えます。それで、岸田首相も『承知していない』や『覚えていない』と歯切れが悪いのではないでしょうか」

 22年8月の内閣改造で留任した山際経済再生相は、教団との接点について「覚えていない」を繰り返したが、その後、次々と接点が判明。岸田首相は事実上の更迭に踏み切った。

「梶栗氏の父、故・玄太郎氏は教団の会長を務めており、自民党内で“梶栗姓”は広く知られています。岸田氏は梶栗氏の同席について記憶がなかったとしても、自民党の『点検』の際に、過去に交換した名刺をくまなく調べるなどチェックができたはずです。今からでも再点検を行い、説明責任を果たすべきです」(鈴木エイト氏)

 

 

2023年12月5日(火) しんぶん赤旗

岸田首相 統一協会系トップと面会か

会見「承知していない」

梶栗氏は勝共会長

 岸田文雄首相が自民党政調会長だった2019年に統一協会(世界平和統一家庭連合)ダミー団体のトップと同党本部で面会していたと「朝日」(4日付)が報じました。岸田首相は4日、報道を受けて会見し、面会について「承知していない」と述べ、調査するかどうか明言を避けました。ただ岸田首相は閣僚や党所属議員に対して協会との関係を自主点検するよう求めた経過があり、自身の説明責任が厳しく問われる事態になっています。


写真

(写真)天宙平和連合ジャパンの梶栗正義議長は国際勝共連合会長を兼ねています(勝共連合のHPから)

 同紙によると、岸田首相は19年10月4日にニュート・ギングリッチ元米下院議長らと面談しました。その際に、統一協会ダミー団体である「天宙平和連合(UPF)ジャパン」の梶栗正義議長が同席。梶栗氏は岸田首相に名刺を渡し自己紹介したといいます。

 梶栗氏は日本共産党の撲滅を掲げて、反共謀略ビラ配布などをしてきた統一協会の政治組織「国際勝共連合」の会長。UPFが一昨年9月に韓国で開いた集会には安倍晋三元首相がビデオメッセージを贈りました。それを同氏に依頼したのは梶栗氏とされています。

 岸田首相は昨年8月10日、内閣改造に伴う会見で、統一協会と自身の関係について「私個人は、知り得る限り、当該団体とは関係がない」と明言。その上で閣僚には、「協会との関係を点検し、厳正に見直すことを了解した者のみを任命した」としていました。

 岸田首相が梶栗氏と面会した日の翌日は、統一協会の韓鶴子総裁が出席したUPFの集会が名古屋市で開かれ、自民党議員だった細田博之前衆院議長(故人)が出席。同日には韓総裁と山際大志郎元経済再生担当相ら自民党国会議員経験者7氏が記念撮影をしていました。

 

 

旧統一教会の被害者救済の法案をめぐり、自民・公明、国民民主の3党は、立憲民主党、日本維新の会との修正協議の内容を踏まえて修正案を提出し、衆議院法務委員会で採決が行われた結果、全会一致で可決されました。

旧統一教会の被害者救済をめぐっては、自民・公明、国民民主の3党と、立憲民主党・日本維新の会が、それぞれ法案を提出し、5党による修正協議では、自民党などが、法案の付則に3年後をめどに財産保全のあり方を含めて検討を加えるとした修正案を示したのに対し、立憲民主党と日本維新の会は、財産保全の方向性をさらに明確にするよう求めていました。

自民党などは協議の内容を踏まえて野党側の賛成も得たいとして、修正案を5日、国会に提出し、衆議院法務委員会で審議が行われました。

この中で、立憲民主党の西村代表代行が「財産の散逸や隠匿の兆候がある場合など必要があればいつでも財産保全に向けた検討に入ることが必要だ」と求めたのに対し、自民党の柴山 元文部科学大臣は「具体的な課題が生じた場合は3年を待たずに検討を加える」と答弁しました。

これを受けて、立憲民主党と日本維新の会の国会対策委員長が会談し、柴山氏の答弁で一定の前進が確認できたとして、修正案に賛成することを決めました。

また共産党も、被害者の弁護団などが求めているとして賛成の方針を決めました。

そして委員会で採決が行われた結果、修正案は全会一致で可決されました。

修正案は5日午後の衆議院本会議でも可決され、参議院に送られる見通しです。

自民 柴山元文科相「賛成してもらい 有意義だった」

 

自民党の柴山 元文部科学大臣は、記者団に対し「ギリギリまで立憲民主党と日本維新の会にも理解してもらうために修正を続け、共産党も含めて賛成してもらい、有意義だった。財産保全のあり方について、3年を待たずに必要があればしっかり検討すると約束したので、法律の施行状況を与党としても見届けたい」と述べました。

立民 西村代表代行「直ちに財産保全のあり方の検討に入るべき」

 

立憲民主党の西村代表代行は、記者団に対し「自民党の柴山氏が『課題が生じた場合は3年を待たずに検討に入る』と答弁したことをプラスに捉えている。旧統一教会には財産の散逸や隠匿のおそれがあると思っており、直ちに財産保全のあり方の検討に入るべきだ。国会の責任は法律を成立させて終わりではなく、これから新たなスタートになる」と述べました。

また、立憲民主党の安住国会対策委員長は、記者団に対し「いざ解散命令が出た場合に『教団にお金がありませんでした』では、政府・与党も相当、責任を問われる。決してこの修正案に満足だとは思わないが、これ以上譲歩は望めないので、じくじたる思いはあるが、限られた会期の中で結論を得るしかない。法案審議の舞台は参議院に移るが、財産保全について、さらなる譲歩を強く求めていく」と述べました。

維新 遠藤国対委員長「少しでも安心与えることできたのでは」

 

日本維新の会の遠藤国会対策委員長は、記者団に対し「修正協議ではこちらの主張が100%入ることはほぼないが、被害者の救済につながれば『よし』と言えるのではないか。協議に携わった自民党議員には真摯(しんし)に向き合ってもらい、評価している。検討条項に『財産保全』ということばが入り、被害者に少しでも安心を与えることができたのではないか」と述べました。

公明 山口代表「幅広い合意形成できたことは大事な結果」

 

公明党の山口代表は記者会見で「立憲民主党や日本維新の会の意見も聴きながら幅広い合意が形成できたことは国民の理解を得る上でも大事な結果だった。今の国会で成立を図ることが重要だ」と述べました。

国民民主 玉木代表「一定の合意点 高く評価」

 

国民民主党の玉木代表は記者会見で「最終的には被害者救済が最優先課題で、政争の具にすべきではない。自民・公明・国民民主の3党の修正案に、最終的に立憲民主党や日本維新の会も賛同し、一定の合意点に至ったことは高く評価したい。被害者救済に向けて迅速な対応を行っていかなければならない」と述べました。

旧統一教会の被害者は

 

母親が多額の献金をした60代の女性は、衆議院法務委員会を傍聴したあと、記者団に対し「教団財産の包括的な保全を目指していた立憲民主党などの法案が否決されたことは残念で、怒りを感じる。自民党などの修正案がダメということはないが、国が積極的に被害者を救済するものではなく、大変、不確かだと感じた」と話しました。

また、元妻が信者で、多額の献金被害を訴えている橋田達夫さんは、オンラインで取材に応じ、「財産保全の法案が可決されなかったことは、本当に残念でならない。もし旧統一教会による財産隠しが発覚すれば、もう一度、財産保全のための法案を審議してほしい」と話しました。

 

 

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2 コメント

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記憶にございません (ゴメンテイター)
2023-12-07 09:01:14
中井貴一さん主演の、「記憶にございません!」という映画がありました。
支持率2.3%の内閣総理大臣のお話です。

キシダメ総理は、この映画の主人公を目指しているのでしょうか。
行き詰れば、自身の国会答弁に関する質問にも「記憶にございません」、いや「承知していない」と答えるかもしれません。
返信する
「記憶」になくとも (津木野宇佐儀)
2023-12-08 02:12:02
>ゴメンテイターさん
アベスガキシダ三代は「記憶」でなく、歴史学者が負の歴史として永久に語り継がなければならない現代史ですね
返信する

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