38年ぶりに日本シリーズを制し、ナインに胴上げされる阪神の岡田彰布監督

関西各地のデパートや商店街の記念セールも大盛況。日本一に酔いしれた阪神ファンの熱狂はしばらく続くようだが、岡田監督は「ファンの人も日本一の余韻に浸ってゆっくり休んでほしい。応援疲れがあるかもわからない」とファンをねぎらった。さすがの気配りではある。

一服して23日に行われる阪神、オリックス両軍のリーグ優勝を祝うパレードもさぞ盛り上がると思う半面、結構問題もある。先月発表されたパレードのタイトルに入った「大阪関西万博500日前!」の字句に「政治利用するな」との批判が集中。2会場で約5億円というパレード開催費用は万博と一線を画し、公金は使わずクラウドファンディング(CF)と企業の協賛で賄う。

CFといえば、資金難を抱える東京・上野の国立科学博物館は500万点以上の標本維持のため1億円を目標にCFに踏み切り、2カ月で延べ5万6562人から9億1556万円が集まったと6日発表した。金額と支援者数は国内CF史上最多という。CFの底力を見る思いだ。

こちらパレードのCFは両軍の優勝記念グッズを返礼品として先月18日に始まり、7日正午現在で約5587万円、支援者数約7200人。「余った金は万博資金に?」との懸念もあって伸び悩んでいるとか。締め切りは月末。さあ、どうする虎・オリファン…。(今村忠)