今日は午前中、司法研究科長から関学ロースクール生全員に対して呼び出しがあり、緊急集会がもたれました。
これからの勉強で何が重要なのか、また、関学ローはどういう改革をするのかが示されました。
午後は鑑別所に少女に会いに行ってきました。
とってかえして、もう一度関学へ。
夕方からは、教授会、拡大カリキュラム委員会、忘年会と3つのイベントが連続してありました。みなさんにご挨拶する良い機会だ . . . 本文を読む
今、野口先生と私のやっている少年事件の数がやっと1年で同じくらいですが、取り組み方が違うんですよね。一緒の釣りにいったり、ボーリングに行ったり。
家に呼んで家庭料理を食わせたり、シンナー吸っちゃった女の子に呼び出されて、海辺まで探しにいったり。
質が違うというか、次元がちがうというか。
宇都宮健児弁護士の「ザ・プロフェッショナル」もとてもよかったのですが、なぜ、NHKが番組にしないか . . . 本文を読む
ご講演の内容は、少年事件中心ではありましたが、本に書いてあることは避けましょうということで、名著『親をせめるな』にも少し触れられましたが、むしろ、野口先生の半生記といいますか、幼い頃の思い出から、刑務官として死刑執行に立ち会われた話、保護司として弁護士として少年に接してこられたから得た子育て論などなど。
生徒達の質問もするどく、「いままでで一番失敗した事件はなんですか」とか「これはまずかった . . . 本文を読む
妻イエティがブログを開くたびに、ベルルスコーニ首相の血だらけの顔が最初に出るのはやめて!というので、今、終わったばかりの、野口先生の講義風景をアップします。
参加者は受講生20名に、受講していないロー生や、このブログを見て来られた法学部生など、あわせて30名を超えましたが、関学ローが誇る模擬法廷ですから、座席は余裕です。 . . . 本文を読む
2007年に体調を崩したので、2007年はもちろん2008年も用心して少年事件は控えていたのですが、2009年は少年法授業のためにもライフワークなんだし取り組もう、と決心。8件連続受任中で、今、鑑別所にいる子が二人、試験観察中が一人で、私のキャパシティではこれで一杯一杯です。
ところが先週講義いただいた神戸児童連続殺傷事件の井垣元判事は、あの事件が家裁の1件目。以来、6000人の少年事件を審 . . . 本文を読む
公認会計士試験、合格者2000人に抑制へ 読売新聞12月10日
金融庁は10日、司法試験と並ぶ難関資格試験である公認会計士試験について、2010年から合格者数を2000人程度に抑える方針を明らかにした。
大量合格の反動で難関試験を突破しても就職先がない人が増えており、合格者数の抑制方針に転じる。
企業の監査業務など会計に詳しい人材のニーズが高まることを見込み、金融庁は06年に試験制度を大幅 . . . 本文を読む
関学やめるんですよ、と、年末なのでもう会えない人もいるかもしれないと思って、生徒さんたちにメーリングリストでお知らせしたり、直接授業でお話したりしてきました。
そうすると、たくさんの生徒さんたちが心温まるメールをくださり、なにか沈んだ心がちょっと暖まるような気がします。
なかには、メールを送ると僕がかえって気にすると思って、授業が終わるころに教室に来てくれて、お話してくださる方も。
. . . 本文を読む
私、こと、徳岡宏一朗は、2009年度をもちまして、関西学院ロースクール教授の職を辞することになりました。
もともと、任期制実務家教員は契約期間が現在1年となっており、次回の契約更新はしない旨、ロースクールの執行部の方々から直接ご説明を受けたのです。
契約更新のない理由はしかとはおっしゃらなかったのですが、2007年に一年間休職させていただき、その前後も体調不良でいろいろご迷惑をお掛けした . . . 本文を読む
明日は、神戸児童連続殺傷事件の元担当判事、井垣康弘先生のご講演です。
「少年裁判官ノオト」を上梓され、現在、産経新聞に長期連載中。
関学の法学部からも受講生が来ます。ロー生は少年法を取っていなくても受講できる公開講義、模擬法廷で午後4時50分から3時間!なので、出られるところだけでも、ぜひ、出てみてください。
来週は同じ神戸児童連続殺傷事件の野口善國弁護団長の3時間ご講演。これも公開講義 . . . 本文を読む
だいたい驚くほど少年法という科目自体が開講されていないロースクールが圧倒的に多いらしいのです。
新司法試験受験科目でもないのに20人も受講しているのは私の人気!ではなくて、講座の評判!!でもなくて、点数が甘いからだな。うん。
私は体を壊して休学した2007年以外、ずっと少年法を担当。なにしろ、条文が70ほどしかないのに、15回も講義があるので、苦労しっぱなしでしたが、今年は、自分としては . . . 本文を読む
旧司法試験は平成22年度、つまり、来年で終わります。たぶん、合格率0・3%くらいの超激戦になるでしょう。
その後、平成23年度から始まる予備試験について、法務省から発表がありました。予備試験とは新司法試験の予備の試験という意味で、ロースクールに行かなくても予備試験に合格すれば新司法試験を受験できるという試験です。
二つとも連続して通るなんて生身の人間にできるんかいな。
この予備試験の . . . 本文を読む
試験観察中の少年が事務所に来たので、Stay Gold !にこってり書いときました。ぜひ、ご覧ください。
昨日から、関学ロー少年法クラスでは、ロールプレイングを開始。20人の生徒が4人一組で5つの付添人弁護団を構成。
私がかつて担当した傷害保護事件の記録に基づいて、検討して、
①裁判官 ②調査官 ③少年の父親
のいずれかを選んで、交渉開始です。
②調査官を最初に選んだチームの付添人がい . . . 本文を読む
明日は、関学ロースクールの1年生の諸君に、基礎演習という科目で、刑法の強盗罪を教える予定です。かなり以前から準備していたので、ばっちり、レジュメも出来上がっていました。
ところが、メーリングリストで院生に強盗罪レジュメを送付したり、関学ローの教務補佐室に人数分印刷してもらった記憶が定かでないのです。
それどころか、自分の労作が自分の手許にもないので、念のため、授業前日ではありますが、メー . . . 本文を読む
ロースクールに関しては、ざっと1万人弱が適性試験を受けて、8000人弱がローに入学して、2000人が合格する、という具合である。
旧司法試験の今年の合格率。
0・6%
ほとんど日本の刑事裁判の無罪率じゃねえええええか!
それでも僕はやってない!(ふざけてすみません)
僕らが司法試験受けてたときよりさらに3倍難しいってことだ。
しかも数回での合格者が多い。
合格 . . . 本文を読む
現在、関西学院大学は新月祭という学園祭の最終日。
昨日、家族でいってきたのですが、展示発表は目立たなくて、とにかく屋台の多いこと!関学らしく呼び込みはソフトで感じよく、イエティも「関学ってイケメンが多いね」といいます。確かに、半ズボンに下駄を履いていた私のような学生はいません(これは当時から極端だった)。
ロースクールに寄ってみると授業のあるときに比べ数は少ないものの、学園祭などにはわき . . . 本文を読む