昨日の夜、彼から「3年でCrystal Ballを描き上げたら、その後はもう考えてあるの?」と聞かれた。
あります。大正末期〜昭和初期の旧民法における家制度のなかの結婚を描きたい。
「鬼滅の刃」の大ヒットで、今は描けない。甘々のラブストーリー大正版が、山ほど作品になっている。
私が描きたいのは、役目としての正妻、分を弁えた妾、内に秘めた愛憎とそこに咲く一輪の花。かなり純文学。
妾のひ孫に当たる現代の女性から話が始まる。
正妻は政略結婚で地方銀行の頭取の娘。生涯、夫から愛されることがなく、それを受け入れられる教育を受けている。
妾は、分を弁えて奥様に無礼な真似をしたりはしないが、自分だけが旦那様の本当の妻だと信じている。子供は、この妾だけに3人いる。旦那様は普通の男で40代になると若い愛人を持つ。この愛人が、モガ気取りで「新しい時代の女は自分」と言って、正妻と妾の生き方を軽蔑する。だけど、結婚を1番したがるのがこの女。
この正妻が、1番生き方が美しい。
愛を求めることなく、愛することに重きを置き、誰にも犯されることのない自我を持っている。
同じテーマで絵を描き続ける。話したこともない好きな人を想って。
最後の一枚の絵は「自画像」
かなり画力がないと描けない作品なので、5年先でもいいかな。「鬼滅の刃」のブームも終わってるし。
プリンター設定終わり‼️
Thank you❤️
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