1000円のお金と、1000円分の白菜、1000円の大根、1000円のお米がテーブルに置いてあり、「そのどれかを取ったものをあげるよ」と言う状況下にある場合、あなたは何を取りますか?
まぁ、「丁度、今夜は鍋でもやるから白菜でも貰おうか」と言うような特殊な場合は除いて、だいたいの人が千円のお金を取るでしょうね。
お金はいつでも必要な時に、他のものと交換できるのですから。
そして、お金以外のものは、時間の経過とともにその価値が減って行きますから、他のものを取るよりリスクが小さい。
農産物を例にしましたが、工業製品でも同じですね。ただ、農産物よりは保存がきくって言う条件はありますがね。
そう、なんやかんやで、今の経済のシステムはお金を扱う側にとって都合の良いものになってしまっているのですな。
お金の価値は不変(インフレなどは別次元の話です。)で、ボロボロのお札であろうが新札であろうが、その価値は一緒。
お金を提供する側が非常に有利なシステム化にありますから、なんと厚かましくも利息までとるような始末です。
これって、おかしくありませんかね?
本来、お金が物と物の交換の手段であるのなら、そのお金も時間の経過とともに目減りしても良いのではないでしょうか?
お金の価値が時間の経過とともに目減りするなら、お金を溜め込む事にリスクが生じますから、一部の金持ちがお金を溜め込むことにより経済が停滞すると言うような事も無くなります。
そして、経済格差なんて問題も時間の経過とともに解消される。
さて、d(・・。)上のような事を考えた人は昔からいまして、実際に実験的に実施されて成功した例もあります。
ρ(・・。)下の動画はその辺の話をテーマにしたものです。
「おかねの革命~エンデの遺言」シリーズ 1/6 地域通貨の"希望"
関連リンク:
「おかねの革命~エンデの遺言」シリーズ 1/6 地域通貨の"希望"
http://jp.youtube.com/watch?v=w3dJu1ewY0s
「おかねの革命~エンデの遺言」シリーズ 2/6 地域通貨の"希望"
http://jp.youtube.com/watch?v=PS27AFxI7X0&feature=related
「おかねの革命~エンデの遺言」シリーズ 3/6 地域通貨の"希望"
http://jp.youtube.com/watch?v=ZJyAOKev0yQ&feature=related
「おかねの革命~エンデの遺言」シリーズ 4/6 地域通貨の"希望"
http://jp.youtube.com/watch?v=tQqF3TYuwDQ&feature=related
「おかねの革命~エンデの遺言」シリーズ 5/6 地域通貨の"希望"
http://jp.youtube.com/watch?v=aU5AaK5ymgw&feature=related
「おかねの革命~エンデの遺言」シリーズ 6/6 地域通貨の"希望"
http://jp.youtube.com/watch?v=v11NmpV9vXk&feature=related
お金を発行する権利は国が握っていることが建前でありますから、国のお金ではなく一部の地域でしか通用しない「地域通貨」と言う形で過去に実施されたわけですが、かなりの成果がありました。
未来の経済システム
http://www5b.biglobe.ne.jp/~shu-sato/dc16.htm
情報元:
希望ある未来のために
http://www5b.biglobe.ne.jp/~shu-sato/index.html
シルビオ・ゲゼルと自由貨幣制度
・
シルビオ・ゲゼル(1862年~1930年)はドイツの経済学者でした。ゲゼルはお金は老化しなければならないといいます。物は朽ちたり錆びたりして老化しますが、お金は永遠に老化しません。ここにお金と物との交換に不公平ができるわけです。お金を持っているほうが優位な位置にたつのです。
ケインズはその著書「一般理論」のなかで、「シルビオ・ゲゼルは不当にも誤解されている。われわれは将来の人々がマルクスの思想よりゲゼルの思想から一層多くを学ぶだろうと考えている。」と書いています。
共産主義は資本家の搾取をなくすために、私有資本の廃止、計画経済、一党独裁の3つを行いました。それに対して、資本主義は私有財産、自由経済、民主主義の3つを主張しました。しかし、ゲゼルは資本主義の本質を利子であるとし、共産主義の3つを行わず、資本主義の3つの主張を認めたまま、利子を廃止することによって、資本家の搾取を無くすことをめざしたのです。彼はこれを自由貨幣といっています。これは資本家に独占された貨幣を開放するという意味です。
と言うことで、ゲゼルは民主主義のもとでの共産主義を目指した人とも言えます。マルクスやレーニンのようなクソ野郎とは違うのですな。
しかし、世のヒダリマキの方々はマルクスやレーニンなんかに傾向する。(-_-;) まぁ、革命思想の連中なんて、自分たちが資本家にとって代わろうと言う感じの淫志の志士でしかありませんからね。(" ̄д ̄)けっ!
さて、ゲゼルの自由貨幣の効果は絶大なものがありました。
自由貨幣制度の実施例
ゲゼルの理論を実践し、成功した例があります。1929年の世界大恐慌後のオーストリアのヴェルグルという町でのはなしです。町は負債を抱え、失業者も多い状況でした。そこで町は老化するお金のシステムを導入したのです。1ヶ月ごとに1パーセントずつお金の価値が減少するというものです。町民は毎月1パーセント分のスタンプを買ってお金に貼らなくてはならないという仕組みでした。月末を過ぎるとその月の欄にスタンプを貼らなくては使えなくなります。このお金は持っていても減る(つまりスタンプを買わないといけない)ので皆がそれをすぐに使いました。貯めることなく、経済の輪に戻ります。次々に持ち主を変えるお金は高い購買力をもちます。2年後には失業者がなくなりました。お金を借りても利子を払う必要がないので、皆がお金を借りて仕事を始めました。町民の所得も増え、増えた所得税収入で町の負債もなくなりました。税収は8倍に増えたといいます。町は最初このお金を、公共事業を行い失業していた人の賃金として出しました。その代わり、失業保険の支出はなくなりました。公共事業を行なったおかげで町はきれいで便利になりました。スタンプの売上は貧困者の救済基金に充てました。このお金はだれも受け取らないだろうと思われましたが、皆が喜んで受け取りました。大不況の中、ヴェルグルだけが繁栄する事態になりました。しかし、この制度は国家により禁止されました。そのせいで、ヴェルグルは再び30パーセントの失業者を抱える状態に戻ってしまいました。
スタンプ式の地域通貨はスタンプを貼るのが面倒な感じがしますが、現在の携帯電話の機能を使えば簡単にできるように思います。
金だけを扱う連中にとってだけ都合の良い現在の経済のシステムを見直して、国単位、自治体単位で自由通貨を運営することを、これからは検討すべき時代ではないでしょうか?
***** この情報に価値を感じたら *****
← Click!してね。
まぁ、「丁度、今夜は鍋でもやるから白菜でも貰おうか」と言うような特殊な場合は除いて、だいたいの人が千円のお金を取るでしょうね。
お金はいつでも必要な時に、他のものと交換できるのですから。
そして、お金以外のものは、時間の経過とともにその価値が減って行きますから、他のものを取るよりリスクが小さい。
農産物を例にしましたが、工業製品でも同じですね。ただ、農産物よりは保存がきくって言う条件はありますがね。
そう、なんやかんやで、今の経済のシステムはお金を扱う側にとって都合の良いものになってしまっているのですな。
お金の価値は不変(インフレなどは別次元の話です。)で、ボロボロのお札であろうが新札であろうが、その価値は一緒。
お金を提供する側が非常に有利なシステム化にありますから、なんと厚かましくも利息までとるような始末です。
これって、おかしくありませんかね?
本来、お金が物と物の交換の手段であるのなら、そのお金も時間の経過とともに目減りしても良いのではないでしょうか?
お金の価値が時間の経過とともに目減りするなら、お金を溜め込む事にリスクが生じますから、一部の金持ちがお金を溜め込むことにより経済が停滞すると言うような事も無くなります。
そして、経済格差なんて問題も時間の経過とともに解消される。
さて、d(・・。)上のような事を考えた人は昔からいまして、実際に実験的に実施されて成功した例もあります。
ρ(・・。)下の動画はその辺の話をテーマにしたものです。
「おかねの革命~エンデの遺言」シリーズ 1/6 地域通貨の"希望"
関連リンク:
「おかねの革命~エンデの遺言」シリーズ 1/6 地域通貨の"希望"
http://jp.youtube.com/watch?v=w3dJu1ewY0s
「おかねの革命~エンデの遺言」シリーズ 2/6 地域通貨の"希望"
http://jp.youtube.com/watch?v=PS27AFxI7X0&feature=related
「おかねの革命~エンデの遺言」シリーズ 3/6 地域通貨の"希望"
http://jp.youtube.com/watch?v=ZJyAOKev0yQ&feature=related
「おかねの革命~エンデの遺言」シリーズ 4/6 地域通貨の"希望"
http://jp.youtube.com/watch?v=tQqF3TYuwDQ&feature=related
「おかねの革命~エンデの遺言」シリーズ 5/6 地域通貨の"希望"
http://jp.youtube.com/watch?v=aU5AaK5ymgw&feature=related
「おかねの革命~エンデの遺言」シリーズ 6/6 地域通貨の"希望"
http://jp.youtube.com/watch?v=v11NmpV9vXk&feature=related
お金を発行する権利は国が握っていることが建前でありますから、国のお金ではなく一部の地域でしか通用しない「地域通貨」と言う形で過去に実施されたわけですが、かなりの成果がありました。
未来の経済システム
http://www5b.biglobe.ne.jp/~shu-sato/dc16.htm
情報元:
希望ある未来のために
http://www5b.biglobe.ne.jp/~shu-sato/index.html
シルビオ・ゲゼルと自由貨幣制度
・
シルビオ・ゲゼル(1862年~1930年)はドイツの経済学者でした。ゲゼルはお金は老化しなければならないといいます。物は朽ちたり錆びたりして老化しますが、お金は永遠に老化しません。ここにお金と物との交換に不公平ができるわけです。お金を持っているほうが優位な位置にたつのです。
ケインズはその著書「一般理論」のなかで、「シルビオ・ゲゼルは不当にも誤解されている。われわれは将来の人々がマルクスの思想よりゲゼルの思想から一層多くを学ぶだろうと考えている。」と書いています。
共産主義は資本家の搾取をなくすために、私有資本の廃止、計画経済、一党独裁の3つを行いました。それに対して、資本主義は私有財産、自由経済、民主主義の3つを主張しました。しかし、ゲゼルは資本主義の本質を利子であるとし、共産主義の3つを行わず、資本主義の3つの主張を認めたまま、利子を廃止することによって、資本家の搾取を無くすことをめざしたのです。彼はこれを自由貨幣といっています。これは資本家に独占された貨幣を開放するという意味です。
と言うことで、ゲゼルは民主主義のもとでの共産主義を目指した人とも言えます。マルクスやレーニンのようなクソ野郎とは違うのですな。
しかし、世のヒダリマキの方々はマルクスやレーニンなんかに傾向する。(-_-;) まぁ、革命思想の連中なんて、自分たちが資本家にとって代わろうと言う感じの淫志の志士でしかありませんからね。(" ̄д ̄)けっ!
さて、ゲゼルの自由貨幣の効果は絶大なものがありました。
自由貨幣制度の実施例
ゲゼルの理論を実践し、成功した例があります。1929年の世界大恐慌後のオーストリアのヴェルグルという町でのはなしです。町は負債を抱え、失業者も多い状況でした。そこで町は老化するお金のシステムを導入したのです。1ヶ月ごとに1パーセントずつお金の価値が減少するというものです。町民は毎月1パーセント分のスタンプを買ってお金に貼らなくてはならないという仕組みでした。月末を過ぎるとその月の欄にスタンプを貼らなくては使えなくなります。このお金は持っていても減る(つまりスタンプを買わないといけない)ので皆がそれをすぐに使いました。貯めることなく、経済の輪に戻ります。次々に持ち主を変えるお金は高い購買力をもちます。2年後には失業者がなくなりました。お金を借りても利子を払う必要がないので、皆がお金を借りて仕事を始めました。町民の所得も増え、増えた所得税収入で町の負債もなくなりました。税収は8倍に増えたといいます。町は最初このお金を、公共事業を行い失業していた人の賃金として出しました。その代わり、失業保険の支出はなくなりました。公共事業を行なったおかげで町はきれいで便利になりました。スタンプの売上は貧困者の救済基金に充てました。このお金はだれも受け取らないだろうと思われましたが、皆が喜んで受け取りました。大不況の中、ヴェルグルだけが繁栄する事態になりました。しかし、この制度は国家により禁止されました。そのせいで、ヴェルグルは再び30パーセントの失業者を抱える状態に戻ってしまいました。
スタンプ式の地域通貨はスタンプを貼るのが面倒な感じがしますが、現在の携帯電話の機能を使えば簡単にできるように思います。
金だけを扱う連中にとってだけ都合の良い現在の経済のシステムを見直して、国単位、自治体単位で自由通貨を運営することを、これからは検討すべき時代ではないでしょうか?
***** この情報に価値を感じたら *****
← Click!してね。
で、ある人が10000ゲゼル所有しているとして、
10000ゲゼル→1ヶ月後1%減額
→9900=10000×(1-0.01)=10000×0.99ゲゼル
9900ゲゼル→1ヶ月後1%減額
→9801=9900×0.99=10000×0.99*0.99ゲゼル
9801ゲゼル→1ヶ月後1%減額
→9702.99=9801×0.99=10000×0.99^3
9702.99ゲゼル→1ヶ月後1%減額
→9605.96=9702.99×0.99=10000×0.99^4
・・・
最初の日から12ヶ月後
→10000×0.99^12=10000×0.886384871
=8863.848717≒8863.85ゲゼル
→(8863.848717-10000)÷10000
=-0.113615128≒-11.4%
これだと「1年後のマイナスの利子は11.4%」となってしまう。
どうもこの地域通貨は、
①短期的な売買に使う場合には(但し1ヶ月未満の期間)問題ないかもしれない。
②但し、この地域通貨を使ってコツコツ貯金するのはやめた方が良い。(↑の例だと、1年後には約11.4%も減額してしまう。)
③さらに、誰かが立ち上げようとする事業に(特に前向きで建設的な事業に)投資するのにも向いていないと思う。
う~む。少なくとも「1ヶ月で1%減額する地域通貨」って考え直した方が良いと僕は思います。
ゆえに、一月ごとに1%減額を補うだけの切手状の地域通貨(スタンプ型)を貼るだけで良かったわけです。
簡単なやり方でなければ、当時の労働者が使いこなせませんからね。(^_^;)
>どうもこの地域通貨は、
>①短期的な売買に使う場合には(但し1ヶ月未満の期間)問題ないかもしれない。
>②但し、この地域通貨を使ってコツコツ貯金するのはやめた方が良い。(↑の例だと、1年後には約11.4%も減額してしまう。)
金を貯めこみたい立場の方にとっては、目減りする通貨は不都合かも知れません。
でもね、一般の方々は、ローンと貯蓄はトントンであれば良いほうではありませんかね?
与太郎さんはどのような立場で発言されているのでしょう?(-_-?)
白菜をつくってる農家の立場になってみれば、1%の目減りでも不利だと思うのですが?
まぁ、白菜ばかりつくってる農家は日本には少ないですけどね。(^^ゞ
>③さらに、誰かが立ち上げようとする事業に(特に前向きで建設的な事業に)投資するのにも向いていないと思う。
本来は民間でやったら赤字になるような事業は国や自治体がやるものでありました。
まぁ、アカ(特に社会党系)連中に踊らされて余計に赤字をつくってしまった前例がありますけどね。
さて、自由貨幣が根付いていない状況下では推測にしか過ぎませんが、貯め込む事ができない経済下では、私適な利益より公益のほうがたぶん優先されることになると私は思いますよ。(^_^;)
さて、ご参考。
ヴェルグルの労働証明書 第5章 もうひとつの「お金」は可能だ![日本人が知らない 恐るべき真実]<Anti-Rothschild Alliance>
http://www.anti-rothschild.net/truth/part1/05/part1_51.html
d(・・。)、反ロスチャイルド同盟の記事ですが、読むに値しないとは私は思いません。
ちなみに、「反ロスチャイルド」と称するのは「反ユダヤ」と誤解されたくないためだとか。
先入観だけで判断するのは愚かだと私は思いますけどね。
「地域通貨の『残高』に対して1%減額される」
ということではありませんか?元金そのものも価値が減額するわけだから。
それでも仮に、もし、仮に、1%減額した後に減額分の地域通貨を投入するとして、「1ピーナッツ=1円」
という交換レートと規定しますと、
1月1日:元金10000ピーナッツ
2月1日:残高9900ピーナッツ=10000×(1-0.01)=10000×0.99
となったので100ピーナッツ(=100円)投入し、残高10000ピーナッツ
3月1日:残高9900ピーナッツ=10000×(1-0.01)=10000×0.99
となったので100ピーナッツ(=100円)投入し、残高10000ピーナッツ
4月1日:残高9900ピーナッツ=10000×(1-0.01)=10000×0.99
となったので100ピーナッツ(=100円)投入し、残高10000ピーナッツ
・・・
1年後の1月1日:残高9900ピーナッツ=10000×(1-0.01)=10000×0.99
となったので100ピーナッツ(=100円)投入し、残高10000ピーナッツ
結局、1年間10000ピーナッツ(=10000円)貯蓄するためには、
100ピーナッツ×12ヶ月=1200ピーナッツ(=1200円)が必要。
1200÷10000=0.12=12%となり、
「10000ピーナッツ(=10000円)を1年間貯蓄するには1200ピーナッツ(=1200円)余計に必要になり
(コストがかかる)、実質的に12%の『マイナスの利子』が付く。」
ことになるのではないでしょうか。
地域通貨 (wikipedia):
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E9%80%9A%E8%B2%A8
>社会的に地域通貨がコミュニティー内で流通している例や、割引券のような役割を果たす地域通貨制度など、
>地域通貨の経済的効力は、地域通貨運動を行っているコミュニティーごとに異なる。
>日本では、通貨の発行は法に触れる虞れがあるので、厳密には通貨ではない。
>児童文学作家のミヒャエル・エンデが残したインタビューテープを元にしたNHKの
>ドキュメンタリー番組『エンデの遺言』で紹介されて話題になった。
>その価値を認めるもの同士での贈与、サービスとの交換、売買が可能である。
>なお、使用の促進を促すべく負の利子がつく場合や一定期間ごとに価値が無くなる場合もある。
>中央銀行ではなく、個人やNPOや労働団体や企業が発行する。
>現在、地域のコミュニティ活性化のために地域限定で、相互支賦与、支援の代償として地域通貨を期限
>限定で導入する動きがある。
なるほど、「負(マイナス)の利子」が付いてしまうのですね。正直言って「ふざけるな!」って思います。
そう言えば、シルビオ・ゲゼル自身は
シルビオ・ゲゼル (wikipedia):
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%AB%E3%83%93%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%82%B2%E3%82%BC%E3%83%AB
>なお、地域通貨との関連でシルビオ・ゲゼルの名前が話題に出されることが多いが、
>ゲゼル自身は地域通貨(正確には国家以外が管理する通貨)には反対であり、
>あくまでも国家が責任を持って管理し、インフレもデフレもなく流通する通貨制度が
>彼の理想であったことは指摘しておく必要がある。
というように地域通貨には反対だったそうですね。
当の本人が反対している地域通貨の価値って何でしょうかね。
>与太郎さんはどのような立場で発言されているのでしょう?(-_-?)
私は庶民ですよ。銀行だけではなく一般庶民にも「お金を貯めたい。」という欲求があるでしょうに。
それと、この地域通貨って「積み立て式の年金」にも利用不可能ですね。一般庶民にとって「年金」って
必要なものでは?
こういった地域通貨には「マイナスの利子」が付くという負の側面があります。
そのことを知っているのか知らないのか、空楽さんは地域通貨を礼賛する…。
その理由や気持ちが私には理解不可能ですね。
国の法定通貨を自由貨幣にすべきだとね。
ゲゼルも同様だと思いますけどね。別に地域通貨に反対したわけじゃないと思いますが?
私も地域通貨を手放しで礼賛した覚えはありません。
と言うことで、ρ(・・。)これは誤解ですね。
>そのことを知っているのか知らないのか、空楽さんは地域通貨を礼賛する…。
>その理由や気持ちが私には理解不可能ですね。
マイナスの利子については、貯め込んだ金で人を使って生活しようと言う人にとっては、問題かも知れませんが、元気な限りは働いて生活したいと考える人にとっては問題ではないように思います。
すべての生産物が時間の経過とともに目減りするのに、お金だけが目減りすることなくその価値が残存することこそ問題です。
目減りせずに存在して残っているお金は生産活動により発生した価値ではない。
お金が生産物の交換の手段であるなら、そのような生産活動に伴わないお金は排除しなければ、まともな生産物の交換はできなくなると思いますけど?
それでも、そのお金が必要ですか?
それこそ、「ふざけるな(`□´)」と言う話だと思いますけどね。
少し話がずれるかも知れませんが、世界で流通しているドルの総計が300兆ドルあり、全世界の国々のGDPの総計が30兆ドル、貿易の決済に必要なドルの総計が8兆ドルだそうです。
どう考えても、まともな経済じゃない。
目減りしないお金の経済なんて、破綻するのが当たり前。まして利子なんて取ったら破綻する速度を加速するようなもんですね。
>>与太郎さんはどのような立場で発言されているのでしょう?(-_-?)
>私は庶民ですよ。銀行だけではなく一般庶民にも「お金を貯めたい。」という欲求があるでしょうに。
病気などで働けなくなった時のことを考えますと、お金を貯めたいと言う気持ちは確かにありますね。
でも、その辺は別の形で何とかすべきではないでしょうか?
お互い様なんですからね。
>それと、この地域通貨って「積み立て式の年金」にも利用不可能ですね。一般庶民にとって「年金」って必要なものでは?
年をとっても働く意思があり、働ける環境にあれば年金はさほど必要ないものだと思います。
そのような社会に持っていくことこそが大事ではないでしょうか?
・
・
と言いながら、私も宝くじでも当たれば、やはり利子は必要だと言うようなタマかも知れませんけどね。(^^ゞ
>お金を発行する権利は国が握っていることが建前でありますから、国のお金ではなく一部の地域でしか通用しない「地域通貨」と言う形で過去に実施されたわけですが、かなりの成果がありました。
>金だけを扱う連中にとってだけ都合の良い現在の経済のシステムを見直して、国単位、自治体単位で自由通貨を運営することを、これからは検討すべき時代ではないでしょうか?
と<bold>空楽さん</bold>ご本人が「<bold>自治体単位で自由通貨(地域通貨の一種)を運営することを検討すべし</bold>」、と書かれていましたから、私は「空楽さんって地域通貨には賛成なんだ」と思い込んでいましたよ。
と、ここまで書いてみましたら「<bold>国単位で自由通貨を運営することを検討すべし</bold>」とも書いておりましたか。何だかややこしい文章を書くお方だな。
えっ、空楽さんは、「<bold>日本銀行は現行の紙幣『日本銀行券』を(ゲゼルの提唱した)自由通貨にしろ</bold>」とおっしゃっているのと同じではないですか?!
私は反対ですね。経済と社会が混乱すると考えられるし、自由通貨も良いものとは思えませんね。
自由貨幣 (wikipedia):
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E7%94%B1%E8%B2%A8%E5%B9%A3
↑を読んでみますと、あのケインズがこの自由貨幣について一定の評価を与えた上で批判したらしいですね。
(wikipediaから)
>スタンプ付き貨幣の背景をなす考えは健全なものである。もちろん、それを控え目な規模で実行に移す手段を
>見出すことは可能である。しかし、ゲセルが取り上げなかった多くの困難がある。とくに、貨幣はそれに付随する
>流動性打歩(編者注:いつでもモノに交換できる性質のこと。流動性とほぼ同義。)をもつという点において唯一
>無二のものではなく、ただその程度が他の多くの財貨と異なっているにすぎず、貨幣の重要性は他のいかなる財貨よりも
>より大きな流動性打歩をもつことから生ずる、ということに彼は気づかなかった。したがって、もしスタンプ制度に
>よって政府紙幣から流動性打歩が取り去られるとしたなら、一連の代用手段-銀行貨幣、要求払いの債務、外国貨幣、
>宝石、貴金属一般など-が相次いでそれにとって代わるであろう。
と言うように「ゲゼルは貨幣の持つ特質(他の「もの」より大きな流動性打歩)に気づかなかった。」とかなりキツめの批判をケインズは行ったのですね。それに、政府が発行する紙幣(日本では日本銀行券ですね)が「自由通貨」になったら、宝石とか貴金属とか外国の貨幣(例えばドル)の方が流通するかもしれないのですか…。(絶句)
日銀が「自由通貨」を発行した日には、それに取って代わるかのように「アメリカ・ドル」がどんどん利用されていくかもしれませんね。ドルって基軸通貨ですし。
あるいは、FRBが「自由通貨」を発行したときには、ドルに替わって「金(ゴールド)の貨幣」とか「プラチナ貨幣」が流通するようになり、「金本位制」の復活(またはプラチナ本位制の発足)ですか…。
そうなった場合、いったい誰が責任を取るのかなぁ。「自由通貨推進者(おそらく空楽さんも含む)」たちがそこまで考えているんだろうか?
「私は『日銀は自由通貨を発行すべし』とは一言も言っていませんよ。」
て言わないで下さいね。あなたは、はっきりと、
>国の法定通貨を自由貨幣にすべきだ
とおっしゃっていますし。
>「私は『日銀は自由通貨を発行すべし』とは一言も言っていませんよ。」て言わないで下さいね。あなたは、はっきりと、
>>国の法定通貨を自由貨幣にすべきだ
>とおっしゃっていますし。
自由貨幣なら日銀が発行せず国が管理すれば良いのでは?
国の統制のもとで自治体が発行しても良いですしね。もちろん、全国レベルで自由貨幣を展開しなければ不具合が起こりますけどね。
何のために日銀が存在するかよく理解していないみたいですね。単に通貨を発行するだけなら日銀は不要でしょ?
余計な小細工をするから日銀やFRBが必要なんじゃありませんでしたっけ?
流動性打歩ですか。国が統制する自由貨幣であれば、流動性はあると思いますよ。
別に紙幣を発行せずとも電子マネー的なやり方もありますし、金銀宝石より貨幣としての利便性は強いでしょうね。
さて、ドルが崩壊することなく金本位制などに後戻りすることは不可能ではないかと思います。全世界のGDPの総計の10倍以上の金又は貴金属を用意することは不可能ですからね。
金持ちが資本の長持ちさせるために金銀宝石を蓄えようがよろしいんじゃありませんか?
皆が必要なものを生産するためのマテリアルでなければね。特に規制しなくても良いかも。
それをかき集めるために、彼らも自由貨幣を使うでしょうからね。
働かなけりゃ、そのうち手放すことになるでしょうしね。( ̄∀ ̄*)
しかし、現状維持派はお気楽ですなぁ。
現在の貨幣制度を維持する弊害を無視して高見の見物の物言いができるのですからなぁ。
与太郎さん、それなりに責任を持って反論したいなら、ご自分のブログに記事書いてトラックバックしてくださいな。
>しかし、現状維持派はお気楽ですなぁ。
>現在の貨幣制度を維持する弊害を無視して高見の見物の物言いができるのですからなぁ。
あのー。
「自分たち『だけ』が環境危機を『人一倍』感じている。」
「『現行の経済システムを壊さなければ地球環境は守れない』と考えていない奴らはブタだ。」
と自分勝手な思いこみに基づく「選民意識」が高すぎるのは空楽さんや他の(一部の)エコロジストたちではありませんか?
グリーンピースとかの環境保護団体たちと同じ「臭い」がこのブログから発せられている気がしますね。
>与太郎さん、それなりに責任を持って反論したいなら、ご自分のブログに記事書いてトラックバックしてくださいな。
今まで、他人のブログ(ご隠居さんとか)を他の所でけちょんけちょんに批判していたのは誰ですか?
しまいにはご隠居さんやエコノミストたちのことを「経済ブタ」と口汚く罵って来たくせに...。
それに、インチキ臭くて無責任な陰謀論を展開して大恥かいている空楽さんには↑のような台詞は言われたくありませんな。
理論的に論破するにしても、自分のブログでやれば、もっとやりやすいのではないかな?
こちらもコメント欄で返信するのはメンドウでかないません。
>それに、インチキ臭くて無責任な陰謀論を展開して大恥かいている空楽さんには↑のような台詞は言われたくありませんな。
それは他の読者が判断することですね。
大恥かいているのは自分だと言う認識があるから、ここまで無礼なコメントがつけられるのじゃないかな?
君が守ろうとしているのは自分自身だと言う過去のコメントの流れから見え見えだものね。
さて、「↑」の件ですが、喧嘩を売りたいぐらいに反論したいのだったら、それなりの誠意を見せていただきたい。
こちらのコメント欄に長々と能書きたれる時間があるなら、自分とこに記事を書く時間ぐらいあるはずです。
ご自分のブログを充実させることのほうが大事じゃありませんか?
お互いに社会人であるのだから、それなりに仕事もあり忙しいはずです。
互いの時間を無駄にしないように、記事とトラックバックでゆっくり議論なり口げんかなりしましょうや。
そちらのほうが、まだ有意義だと思います。
だいたい、お金の問題などと言うややこしいものを説明するのには時間がかかるものです。
頭の中のイメージを文章化する手間は結構大変なものですよ。
自分の理想とする経済論があるのでしたら、それを自分のブログで記事にして書いてみる努力をしてください。
まずは、それからです。
最近の事情はあなたのブログの記事から当方も察しておりますから、督促などいたしません。
ブログより仕事のほうを優先されて結構です。
それは、当たり前の事ですから。
よろしく。
>君が守ろうとしているのは自分自身だと言う過去のコメントの流れから見え見えだものね。
あのですね。あなたがそのように私のことを見られるのは、あなた自身が自分の偏狭なイデオロギー(現行経済破壊論や陰謀論)に固執しているからではありませんか?
それだから、私ははっきり言ってあなたに洗脳されたくない!!!
トンデモ陰謀論者やトンデモ環境保護至上主義者になんかなりたくない!!!
それと、あなたはご隠居さんたちのことをけちょんけちょんに批判・誹謗中傷しておきながら、私からの批判のことを「無礼」と言っていますが、あなたは人から批判されることに対して覚悟や責任を感じていますか?
コメント欄に批判文を書くのはいけないことなのですか?何のためのコメント欄なのでしょうね。コメントに何か書かれるのがそんなに嫌ならいっそのことコメントを書き込めないようにブログ設定し直したらどうですか?
いずれにしても、もうあなたのトンデモな主張に反応するのはやめにした方が良いみたいですね。コメントなんかしない方が得策かも。