当方の「目減りするお金」の記事の反論として、辰乃与太郎氏が記事を書いたようだが反論にもなっていないし、真実とは何かを追求する姿勢も感じない。(-_-;)
現行の貨幣経済のシステムに問題がなければ、シルビオ・ゲゼルの自由貨幣の提唱などもなされるはずがないのに、彼の記事にはその辺の記述は無い。
目減りするお金 - 楽農倶楽部(別館)
http://blog.goo.ne.jp/rakuno_club/e/f997e56bcfed3cc8a686dc932f747c62
1000円のお金と、1000円分の白菜、1000円の大根、1000円のお米がテーブルに置いてあり、「そのどれかを取ったものをあげるよ」と言う状況下にある場合、あなたは何を取りますか?
まぁ、「丁度、今夜は鍋でもやるから白菜でも貰おうか」と言うような特殊な場合は除いて、だいたいの人が千円のお金を取るでしょうね。
お金はいつでも必要な時に、他のものと交換できるのですから。
そして、お金以外のものは、時間の経過とともにその価値が減って行きますから、他のものを取るよりリスクが小さい。
農産物を例にしましたが、工業製品でも同じですね。ただ、農産物よりは保存がきくって言う条件はありますがね。
そう、なんやかんやで、今の経済のシステムはお金を扱う側にとって都合の良いものになってしまっているのですな。
お金の価値は不変(インフレなどは別次元の話です。)で、ボロボロのお札であろうが新札であろうが、その価値は一緒。
お金を提供する側が非常に有利なシステム化にありますから、なんと厚かましくも利息までとるような始末です。
これって、おかしくありませんかね?
本来、お金が物と物の交換の手段であるのなら、そのお金も時間の経過とともに目減りしても良いのではないでしょうか?
お金の価値が時間の経過とともに目減りするなら、お金を溜め込む事にリスクが生じますから、一部の金持ちがお金を溜め込むことにより経済が停滞すると言うような事も無くなります。
そして、経済格差なんて問題も時間の経過とともに解消される。
この辺の知識なしに、自由貨幣について論じることなどできようはずがないのに、辰乃与太郎氏は自由貨幣の枝葉の問題にたいしてしか述べることをしていない。
はっきり言って、彼は自由貨幣について学ぶ意思など無いのだろう。
単にメンツをつぶされたことに対しての当方への私怨で記事を書いているとしか思えない。
辰乃与太郎ブログver.2.1: 地域通貨ってそんなに良いものなのか?
http://ytrh-tatsuno.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/post_4984.html
一通りそのアニメを見ていたのだが…、違和感をいっぱい感じてしまった。
1ヶ月ごとに1%減額するため、その通貨の使用者は自分の預金通帳らしきものにスタンプを押して減額された自由通貨(地域通貨)を補うシステムになっているらしい。このシステムによって、「減額される前にこの通貨を使おう」というインセンティブが働く、という仕組みだ。
ヴェルグルの地域通貨のことを述べて、次のような疑問を投げかけている。
① まじめに働いて給料を自由通貨で得て、コツコツ貯金すること自体にコストがかかる。
確かに、貯蓄することに関しては目減りする貨幣は不利である。ただし、現行の貨幣経済化においては次のような問題があることを当方がコメント欄で指摘した。
辰乃与太郎ブログver.2.1: 地域通貨ってそんなに良いものなのか?
http://ytrh-tatsuno.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/post_4984.html
自由貨幣の目減りするところがお気に召さないようであるが、自由貨幣の目減り以上に我々は現行通貨の利子の負担を背負わされているのだがなぁ。
すべての生産物の生産の過程で利子が関わってきます。
ちなみに、ドイツの場合で一般家庭の利子の総計の負担は30パーセント程度になるそうな。
ヴェルグルの地域通貨のマイナスの利子は年利12パーセント。
さて、どちらがお得かな?( ̄~ ̄;) ウーン
生産物の生産の各過程において、利子が負担となることは原価計算の知識があれば理解できるはずである。
確かに自由貨幣では貯蓄はしにくいが、現行貨幣の経済システムにおいては物を買うたびに間接的に多くの利子を負担している。その負担は非常に大きい。
その辺のことを考慮しなければ、単に貯蓄がしにくいからと言って、自由貨幣を問題視することはできないよと助言を与えたつもりであったのだが、次のようなくだらない記事を辰乃与太郎氏は書いたのである。
辰乃与太郎ブログver.2.1: やっぱりヘンだよゲゼルの自由通貨
http://ytrh-tatsuno.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/post_ed80.html
先日、楽農倶楽部にて紹介されたゲゼルの自由通貨について、私はかなり批判的に取り上げ自分のブログにアップした。
その後、楽農倶楽部のKさんから反論らしきものがなされたのだが、
>「マイナスの金利」と「借金によるプラスの金利30%」はどちらが良い?
というものであった。
どう解釈したら上のような文章になるのだろう?(゜Д゜) ハア??
誰が借金を踏み倒すような話をした?そして、彼の記事は借金を踏み倒すためには自由貨幣が有効であるが、それは私(辰乃与太郎氏)は問題だと思うと言うような論調になっている。(リンク先の文章をご確認ください)
意図的に当方の意思を捻じ曲げて伝えようとしているとしか私には思えない。
はっきり言って、辰乃与太郎氏向けの記事を書くのは時間の無駄であるから、今後は辰乃与太郎氏は無視して記事を書いていくことにする。
とりあえず稚拙な記事に今回だけは反論しておこう。
しかし、ろくに調べもせず自分の脳内だけで問題点を列挙できるのだから、楽なものだ。(ーー;)
② 前向きで建設的な事業を営もうとする事業体に投資する場合にも不向き。
ヴェルグルの事例では金を借りるのに金利の負担を心配する必要がないので、お金を借りて事業を始める者も多かったことについての資料は提示済みです。
③ 積み立て式の年金なんて不可能
積み立て式の年金は現行の貨幣制度でも不可能です。
指数関数的に金利が増大していく現行の貨幣制度はいずれ破綻することは、経済学を少しでもかじったことがあれば常識と言えます。
まぁ、自分の時代さえ無事で済めば良いって考えなら別の話ですがね。
④ そもそも「マイナスの利子」が付く通貨なんて人々は望んでいるのか?
知らなければ人々も望まないでしょうが、多くの人々に周知されたらどうでしょう?
望まない人々は、現行の貨幣制度で不当な利益をあげて金を集めた方々だけではないでしょうかね?
⑤ 実際に自由通貨にて売上や利益を計上した場合、税金はどうするのか?法的に問題はないか?
地域通貨と言う限定された形で自由貨幣を運用すればそのような問題もあるでしょうが、国の通貨を自由貨幣と言うことに定めた場合、そのような問題は生じないでしょうね。
シルビオ・ゲゼル (wikipedia):
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%AB%E3%83%93%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%82%B2%E3%82%BC%E3%83%AB
>なお、地域通貨との関連でシルビオ・ゲゼルの名前が話題に出されることが多いが、ゲゼル自身は地域通貨(正確には国家以外が管理する通貨)には反対であり、
>あくまでも国家が責任を持って管理し、インフレもデフレもなく流通する通貨制度が彼の理想であったことは指摘しておく必要がある。
当の本人は地域通貨or自由通貨の導入には反対だったらしいです。
日本語が理解できれば、このような結論は出ません。
ゲゼルは地域通貨と言う限定された形で自由貨幣が使われることには反対でしたが、国全体で法定通貨として、自由貨幣が流通することを望んでいたとwikipediaの記事にも書かれています。
自由貨幣 (wikipedia):
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E7%94%B1%E8%B2%A8%E5%B9%A3
↑を読んでみますと、あのケインズがこの自由貨幣について一定の評価を与えた上で批判したらしいですね。
(wikipediaから)
>スタンプ付き貨幣の背景をなす考えは健全なものである。もちろん、それを控え目な規模で実行に移す手段を見出すことは可能である。しかし、ゲセルが取り上げなかった多くの困難がある。
>とくに、貨幣はそれに付随する流動性打歩(編者注:いつでもモノに交換できる性質のこと。流動性とほぼ同義。)
>をもつという点において唯一無二のものではなく、ただその程度が他の多くの財貨と異なっているにすぎず、
>貨幣の重要性は他のいかなる財貨よりもより大きな流動性打歩をもつことから生ずる、ということに彼は気づかなかった。
>したがって、もしスタンプ制度によって政府紙幣から流動性打歩が取り去られるとしたなら、一連の代用手段
>-銀行貨幣、要求払いの債務、外国貨幣、宝石、貴金属一般など-が相次いでそれにとって代わるであろう。
うわぁ、「ゲゼルは貨幣が持つ重要な特質(他の物より大きな流動性)に気づかなかった」とケインズはかなりキツめの批判を行っていたのですね。
確かにスタンプ式の通貨は使いにくいかも知れないが、国の法定通貨として定めてある場合、宝石や貴金属などよりはるかに利便性があるから流動性については問題ないと言える。
しかも、現在の携帯電話の電子マネーみたいなやり方を応用すれば、スタンプ式などの不便性は解消されるでしょうね。
①日銀が「自由通貨」を発行した日には、それに取って代わるかのように「アメリカ・ドル」がどんどん利用されていくかもしれない。(ドルは基軸通貨です。)
②あるいは、FRBが「自由通貨」を発行したときには、ドルに替わって「金(ゴールド)の貨幣」とか「プラチナ貨幣」が流通するようになり、「金本位制」の復活(またはプラチナ本位制の発足)…。
自由貨幣を発行するのに日銀やFRBなどの中央銀行制度は不要です。
国が管理し国が発行、または各自治体で発行すれば良い。
ドルが崩壊することなしに、金本位制度に移行することは常識で考えて不可能です。
何のために金本位制度を継続できなくなったのかを理解していませんね。
世界で流通しているドルの総額が300兆ドル、全世界の国々のGDPの総額が30兆ドル、貿易の決済に必要なドルの総額が8兆ドル。
300兆ドルもの金塊を米国が保有していると思いますか?
さて、2本目の記事はだいぶすっとばして...
⑤「経済システムを変革したい」という情熱は下手すると「アンチ資本主義イデオロギー」に堕落してしまう恐れがある。マルクス主義者たちの大失敗という教訓を忘れてはならない。
都合の悪い部分はすべて無視するのですね。
ρ(・・。)この資料、提示済みでしたけど。
シルビオ・ゲゼル(1862年~1930年)はドイツの経済学者でした。ゲゼルはお金は老化しなければならないといいます。物は朽ちたり錆びたりして老化しますが、お金は永遠に老化しません。ここにお金と物との交換に不公平ができるわけです。お金を持っているほうが優位な位置にたつのです。
ケインズはその著書「一般理論」のなかで、「シルビオ・ゲゼルは不当にも誤解されている。われわれは将来の人々がマルクスの思想よりゲゼルの思想から一層多くを学ぶだろうと考えている。」と書いています。
共産主義は資本家の搾取をなくすために、私有資本の廃止、計画経済、一党独裁の3つを行いました。それに対して、資本主義は私有財産、自由経済、民主主義の3つを主張しました。しかし、ゲゼルは資本主義の本質を利子であるとし、共産主義の3つを行わず、資本主義の3つの主張を認めたまま、利子を廃止することによって、資本家の搾取を無くすことをめざしたのです。彼はこれを自由貨幣といっています。これは資本家に独占された貨幣を開放するという意味です。
マルクス主義者たちの失敗を理解しているから、シルビオ・ゲゼルの自由貨幣制度を支持する人があるのですがね。
以上、「辰乃与太郎氏とは議論しても時間の浪費だ」と言う根拠です。
***** この情報に価値を感じたら *****
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現行の貨幣経済のシステムに問題がなければ、シルビオ・ゲゼルの自由貨幣の提唱などもなされるはずがないのに、彼の記事にはその辺の記述は無い。
目減りするお金 - 楽農倶楽部(別館)
http://blog.goo.ne.jp/rakuno_club/e/f997e56bcfed3cc8a686dc932f747c62
1000円のお金と、1000円分の白菜、1000円の大根、1000円のお米がテーブルに置いてあり、「そのどれかを取ったものをあげるよ」と言う状況下にある場合、あなたは何を取りますか?
まぁ、「丁度、今夜は鍋でもやるから白菜でも貰おうか」と言うような特殊な場合は除いて、だいたいの人が千円のお金を取るでしょうね。
お金はいつでも必要な時に、他のものと交換できるのですから。
そして、お金以外のものは、時間の経過とともにその価値が減って行きますから、他のものを取るよりリスクが小さい。
農産物を例にしましたが、工業製品でも同じですね。ただ、農産物よりは保存がきくって言う条件はありますがね。
そう、なんやかんやで、今の経済のシステムはお金を扱う側にとって都合の良いものになってしまっているのですな。
お金の価値は不変(インフレなどは別次元の話です。)で、ボロボロのお札であろうが新札であろうが、その価値は一緒。
お金を提供する側が非常に有利なシステム化にありますから、なんと厚かましくも利息までとるような始末です。
これって、おかしくありませんかね?
本来、お金が物と物の交換の手段であるのなら、そのお金も時間の経過とともに目減りしても良いのではないでしょうか?
お金の価値が時間の経過とともに目減りするなら、お金を溜め込む事にリスクが生じますから、一部の金持ちがお金を溜め込むことにより経済が停滞すると言うような事も無くなります。
そして、経済格差なんて問題も時間の経過とともに解消される。
この辺の知識なしに、自由貨幣について論じることなどできようはずがないのに、辰乃与太郎氏は自由貨幣の枝葉の問題にたいしてしか述べることをしていない。
はっきり言って、彼は自由貨幣について学ぶ意思など無いのだろう。
単にメンツをつぶされたことに対しての当方への私怨で記事を書いているとしか思えない。
辰乃与太郎ブログver.2.1: 地域通貨ってそんなに良いものなのか?
http://ytrh-tatsuno.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/post_4984.html
一通りそのアニメを見ていたのだが…、違和感をいっぱい感じてしまった。
1ヶ月ごとに1%減額するため、その通貨の使用者は自分の預金通帳らしきものにスタンプを押して減額された自由通貨(地域通貨)を補うシステムになっているらしい。このシステムによって、「減額される前にこの通貨を使おう」というインセンティブが働く、という仕組みだ。
ヴェルグルの地域通貨のことを述べて、次のような疑問を投げかけている。
① まじめに働いて給料を自由通貨で得て、コツコツ貯金すること自体にコストがかかる。
確かに、貯蓄することに関しては目減りする貨幣は不利である。ただし、現行の貨幣経済化においては次のような問題があることを当方がコメント欄で指摘した。
辰乃与太郎ブログver.2.1: 地域通貨ってそんなに良いものなのか?
http://ytrh-tatsuno.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/post_4984.html
自由貨幣の目減りするところがお気に召さないようであるが、自由貨幣の目減り以上に我々は現行通貨の利子の負担を背負わされているのだがなぁ。
すべての生産物の生産の過程で利子が関わってきます。
ちなみに、ドイツの場合で一般家庭の利子の総計の負担は30パーセント程度になるそうな。
ヴェルグルの地域通貨のマイナスの利子は年利12パーセント。
さて、どちらがお得かな?( ̄~ ̄;) ウーン
生産物の生産の各過程において、利子が負担となることは原価計算の知識があれば理解できるはずである。
確かに自由貨幣では貯蓄はしにくいが、現行貨幣の経済システムにおいては物を買うたびに間接的に多くの利子を負担している。その負担は非常に大きい。
その辺のことを考慮しなければ、単に貯蓄がしにくいからと言って、自由貨幣を問題視することはできないよと助言を与えたつもりであったのだが、次のようなくだらない記事を辰乃与太郎氏は書いたのである。
辰乃与太郎ブログver.2.1: やっぱりヘンだよゲゼルの自由通貨
http://ytrh-tatsuno.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/post_ed80.html
先日、楽農倶楽部にて紹介されたゲゼルの自由通貨について、私はかなり批判的に取り上げ自分のブログにアップした。
その後、楽農倶楽部のKさんから反論らしきものがなされたのだが、
>「マイナスの金利」と「借金によるプラスの金利30%」はどちらが良い?
というものであった。
どう解釈したら上のような文章になるのだろう?(゜Д゜) ハア??
誰が借金を踏み倒すような話をした?そして、彼の記事は借金を踏み倒すためには自由貨幣が有効であるが、それは私(辰乃与太郎氏)は問題だと思うと言うような論調になっている。(リンク先の文章をご確認ください)
意図的に当方の意思を捻じ曲げて伝えようとしているとしか私には思えない。
はっきり言って、辰乃与太郎氏向けの記事を書くのは時間の無駄であるから、今後は辰乃与太郎氏は無視して記事を書いていくことにする。
とりあえず稚拙な記事に今回だけは反論しておこう。
しかし、ろくに調べもせず自分の脳内だけで問題点を列挙できるのだから、楽なものだ。(ーー;)
② 前向きで建設的な事業を営もうとする事業体に投資する場合にも不向き。
ヴェルグルの事例では金を借りるのに金利の負担を心配する必要がないので、お金を借りて事業を始める者も多かったことについての資料は提示済みです。
③ 積み立て式の年金なんて不可能
積み立て式の年金は現行の貨幣制度でも不可能です。
指数関数的に金利が増大していく現行の貨幣制度はいずれ破綻することは、経済学を少しでもかじったことがあれば常識と言えます。
まぁ、自分の時代さえ無事で済めば良いって考えなら別の話ですがね。
④ そもそも「マイナスの利子」が付く通貨なんて人々は望んでいるのか?
知らなければ人々も望まないでしょうが、多くの人々に周知されたらどうでしょう?
望まない人々は、現行の貨幣制度で不当な利益をあげて金を集めた方々だけではないでしょうかね?
⑤ 実際に自由通貨にて売上や利益を計上した場合、税金はどうするのか?法的に問題はないか?
地域通貨と言う限定された形で自由貨幣を運用すればそのような問題もあるでしょうが、国の通貨を自由貨幣と言うことに定めた場合、そのような問題は生じないでしょうね。
シルビオ・ゲゼル (wikipedia):
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%AB%E3%83%93%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%82%B2%E3%82%BC%E3%83%AB
>なお、地域通貨との関連でシルビオ・ゲゼルの名前が話題に出されることが多いが、ゲゼル自身は地域通貨(正確には国家以外が管理する通貨)には反対であり、
>あくまでも国家が責任を持って管理し、インフレもデフレもなく流通する通貨制度が彼の理想であったことは指摘しておく必要がある。
当の本人は地域通貨or自由通貨の導入には反対だったらしいです。
日本語が理解できれば、このような結論は出ません。
ゲゼルは地域通貨と言う限定された形で自由貨幣が使われることには反対でしたが、国全体で法定通貨として、自由貨幣が流通することを望んでいたとwikipediaの記事にも書かれています。
自由貨幣 (wikipedia):
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E7%94%B1%E8%B2%A8%E5%B9%A3
↑を読んでみますと、あのケインズがこの自由貨幣について一定の評価を与えた上で批判したらしいですね。
(wikipediaから)
>スタンプ付き貨幣の背景をなす考えは健全なものである。もちろん、それを控え目な規模で実行に移す手段を見出すことは可能である。しかし、ゲセルが取り上げなかった多くの困難がある。
>とくに、貨幣はそれに付随する流動性打歩(編者注:いつでもモノに交換できる性質のこと。流動性とほぼ同義。)
>をもつという点において唯一無二のものではなく、ただその程度が他の多くの財貨と異なっているにすぎず、
>貨幣の重要性は他のいかなる財貨よりもより大きな流動性打歩をもつことから生ずる、ということに彼は気づかなかった。
>したがって、もしスタンプ制度によって政府紙幣から流動性打歩が取り去られるとしたなら、一連の代用手段
>-銀行貨幣、要求払いの債務、外国貨幣、宝石、貴金属一般など-が相次いでそれにとって代わるであろう。
うわぁ、「ゲゼルは貨幣が持つ重要な特質(他の物より大きな流動性)に気づかなかった」とケインズはかなりキツめの批判を行っていたのですね。
確かにスタンプ式の通貨は使いにくいかも知れないが、国の法定通貨として定めてある場合、宝石や貴金属などよりはるかに利便性があるから流動性については問題ないと言える。
しかも、現在の携帯電話の電子マネーみたいなやり方を応用すれば、スタンプ式などの不便性は解消されるでしょうね。
①日銀が「自由通貨」を発行した日には、それに取って代わるかのように「アメリカ・ドル」がどんどん利用されていくかもしれない。(ドルは基軸通貨です。)
②あるいは、FRBが「自由通貨」を発行したときには、ドルに替わって「金(ゴールド)の貨幣」とか「プラチナ貨幣」が流通するようになり、「金本位制」の復活(またはプラチナ本位制の発足)…。
自由貨幣を発行するのに日銀やFRBなどの中央銀行制度は不要です。
国が管理し国が発行、または各自治体で発行すれば良い。
ドルが崩壊することなしに、金本位制度に移行することは常識で考えて不可能です。
何のために金本位制度を継続できなくなったのかを理解していませんね。
世界で流通しているドルの総額が300兆ドル、全世界の国々のGDPの総額が30兆ドル、貿易の決済に必要なドルの総額が8兆ドル。
300兆ドルもの金塊を米国が保有していると思いますか?
さて、2本目の記事はだいぶすっとばして...
⑤「経済システムを変革したい」という情熱は下手すると「アンチ資本主義イデオロギー」に堕落してしまう恐れがある。マルクス主義者たちの大失敗という教訓を忘れてはならない。
都合の悪い部分はすべて無視するのですね。
ρ(・・。)この資料、提示済みでしたけど。
シルビオ・ゲゼル(1862年~1930年)はドイツの経済学者でした。ゲゼルはお金は老化しなければならないといいます。物は朽ちたり錆びたりして老化しますが、お金は永遠に老化しません。ここにお金と物との交換に不公平ができるわけです。お金を持っているほうが優位な位置にたつのです。
ケインズはその著書「一般理論」のなかで、「シルビオ・ゲゼルは不当にも誤解されている。われわれは将来の人々がマルクスの思想よりゲゼルの思想から一層多くを学ぶだろうと考えている。」と書いています。
共産主義は資本家の搾取をなくすために、私有資本の廃止、計画経済、一党独裁の3つを行いました。それに対して、資本主義は私有財産、自由経済、民主主義の3つを主張しました。しかし、ゲゼルは資本主義の本質を利子であるとし、共産主義の3つを行わず、資本主義の3つの主張を認めたまま、利子を廃止することによって、資本家の搾取を無くすことをめざしたのです。彼はこれを自由貨幣といっています。これは資本家に独占された貨幣を開放するという意味です。
マルクス主義者たちの失敗を理解しているから、シルビオ・ゲゼルの自由貨幣制度を支持する人があるのですがね。
以上、「辰乃与太郎氏とは議論しても時間の浪費だ」と言う根拠です。
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私なんかにカッカしてつまらん記事を書くより、スパムの削除のほうを優先すべきだと思うがなぁ。
http://tanakanews.com/071218multipolar.htm
▼金ドル交換停止
・
ニクソンによる金ドル交換停止はやむを得ない措置だったという見方もできるが、私はそう考えない。ニクソン政権は金ドル交換停止の直前まで戦費の大盤振る舞いを続けており、意図的にドルの信用不安を悪化させたと見るべきだと思っている。金本位制を離脱したことにより、アメリカはドルを際限なく刷れるようになったため、金ドル交換停止はアメリカの通貨覇権拡大が目的だったという説もあるが、私はそれも採らない。
ニクソン・ショック後、ドル中心の国際通貨体制の維持に躍起になったのは、アメリカではなくイギリスやドイツ、日本などの方だった。ニクソン政権のコナリー財務長官(John Connolly)は「ドルは私たちの通貨だが、(ドル下落は)君たち(英独日)の問題だ」('The dollar is our currency, but your problem')という有名な発言を発している。
ニクソン後の歴代政権の多くは、依然として財政赤字や経常赤字の拡大を放置し、金本位制という天井がなくなった分、赤字は急増し、1985年のプラザ合意や、最近のドル不安など、ドルの崩壊局面が繰り返されている。ニクソン以後のアメリカは、ドルの通貨覇権を粗末に扱い、覇権を自滅させる傾向を続けている(唯一の例外は、米英中心の国際金融覇権を強化したクリントン政権)。
----------
金本位制度下では保有する金の量以上に通貨を発行するわけには行きませんからね。
まぁ、金本位制度下であっても、皆が皆、金と紙幣を交換したがるわけじゃないから、実際にはそれ以上に刷っていたかもね。
ちなみに、信用創造って言葉もwikipediaに書かれている。
信用創造
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%A1%E7%94%A8%E5%89%B5%E9%80%A0
「Money As Debt」を信用できない人は、こちらも信用できないだろうね。
自分にとって不都合な情報は右から左へとでも吹き抜けていくのでしょうかね。
http://www5b.biglobe.ne.jp/~shu-sato/dc17.htm
共同体と自由貨幣制度
世界が陥っている混沌から抜け出すために、今後、利子のある貨幣制度から自由貨幣制度へ移行せざるおう得なくなってきます。ここで、利子のある貨幣制度と自由貨幣制度とでは社会がどう違っていくのか比較しましょう。
利子のある貨幣制度
お金を持つことに価値がある。
目的=お金 -> 企業
手段=事業
短期的な投資いわゆる投機。
長い目で見て事業を行えない。
事業はギャンブル的になり勝ち
------------------------------------
自由貨幣制度
減価するのでお金を持つことに価値がない。事業そのものに価値が出る。
目的=事業 -> 非営利組織
手段=お金
長期的な投資が可能。
長い目で見て事業を行える
社会的に価値のある事業が行われる。
歴史的に見ても、自由貨幣制度をとっていたときには多くの価値ある事業が行われてきました。古代エジプトでも減価するお金を使っていました。これは収穫した穀物を担保にするお金だったので穀物の腐食等の老化分もこのお金は反映しなければなりませんでした。お金で持っていても損をするので、農民たちは灌漑施設の整備や土地の改良を行い、長期的な利益をもたらすものに投資しました。そして、豊かな穀倉地帯になったのです。しかし、ローマが支配し、利子のある貨幣制度を持ち込むと、この繁栄も終わりました。
反論らしきものに答えてみる (辰乃与太郎ブログver.2.1)
トラックバックらしきものが二つ。
何ゆえに使いわけるのかな?
まぁ、どうでも良いけど、今の仕事をマスターするほうが先だと思うけどね。
(゜-゜;)ウーン、そうでもないか。
ご隠居さんみたいに脳内情報を書き込むだけなら、タイプ速度だけの問題だものね。時間はそうかからないか。
まぁ、自分のブログだけで勝手にやってなさいな。
あなたのエントリーには「自由通貨を理解出来ない無知な奴は馬鹿」というゴーマンな態度しかないですよ。
少なくとも、私のような門外漢を説得出来なかったのだから、はたしてあなたは日本政府に「自由通貨はすばらしい」と説得出来ますかね。私よりも頑固で強情な連中がいっぱいいますよ、あそこは。
それと、そんなに自由通貨がすばらしいのであれば、何故、政府の力を頼らずに「自分自身の力」でもって自前の自由通貨を周囲の人々に配布なさらないのか?
大いに疑問ですね。
あっそうか!「自由通貨はすばらしいと言うだけ」なら誰にでも出来ますね。(^^)
とうとう自由通貨の「信者」になってしまった空楽さんはこれからも自由通貨のスバラシサを布教活動頑張って下さい。
よく調べることもせず、手当たり次第に石ころ(つまらない情報)を投げつけるだけの口撃ばかりしていたら、恥かくよ。
山形浩生氏へ - 池田信夫 blog
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/da4a4e6c3d49221f8b9e2887069fc623
山形浩生って君と似たような性格みたいだね。(^_^;)
原価計算なんて、仕事に責任を持ってやろうってプロ意識があれば、普通は予備知識程度でも勉強するはずさ。
いかに安く仕事を仕上げるかって事を考えるなら自ずから原価計算を学ぶことになる。
指摘されるまで気づかないようじゃ、残念な仕事人だわね。(-_-;)
さぁさぁ、今の仕事のスキルアップをはかるほうが先だぜ。
頑張りなさいな。
これって、山形浩生氏や私に対する人格(性格)攻撃ですか?
空楽さんご自身の意見が私に通用しなかったくらいでこんなことをなさるんですね。
はっきり言って、人格攻撃した時点で空楽さんの負けでは?
私は主にゲゼル自由通貨に対する批判と「自由通貨は採用しない方がいい」という理論を展開しただけで、空楽さんの人格に関してはノーコメントでしたが...。
>原価計算
今度は「原価計算を勉強していない奴は馬鹿」発言ですか。おもいっきり高見に登った視点で見下げるご立派なご意見ですな。
原価計算って、普通簿記2級の「工業簿記」とか簿記1級の資格を持とうとする人や会計士くらいしか勉強しないのでは?あと起業・独立して個人事業主になってやろうと考えている人は簿記2級を得るために勉強したり。
一般のしがないサラリーマンがそこまでやるだろうか...。
まあ、いいでしょう。勉強してみますか。
但し、原価計算を勉強したくらいでゴーマンな態度を取り続けてタカビーになっている空楽さんみたいになるのはゴメンですな。
では。
最後にレスをつけて勝ち誇りたがる。
ゆえに、長々となる。
私は君のところでそのような真似はしていないでしょ?
君はやっていいのかい?
こちらのコメント欄で罵詈雑言を吐いたのは君じゃなかったっけ?
あの謝罪は口先だけだったのかい?
サラリーマンの立場であろうが専門バカじゃ使いものにはならない。他のセクションの仕事もそれなりに勉強するものさ。
コスト削減のためには原価計算の簡単な知識ぐらいは必要になる。
まぁ、給料の分だけ働けばいいや、言われたことだけやってりゃいいやと言うタイプのサラリーマンでありたいなら関係ない話だけどね。
耳をふさいだ人間を説得しろって言われたって、お釈迦さまでも不可能さ。
そんなんで勝ち誇るような記事を書いてる暇がありゃ、すべきことをすべきじゃないかな?
じゃぁね。
http://book.diamond.co.jp/_itempdf/0201_biz/47057-X.pdf
d(・・。)、ご参考に。
工業製品の場合、パーツ、アッシー、モジュール、ユニット、セットなどの単位で製造会社が違う場合が多い。
各会社は資金を銀行から利子つきのお金を借りている。
と言うことは、アッシーのメーカーは各パーツのメーカーの利子を負担することになるし、モジュールのメーカーは各アッシーの利子を負担することになり...
と言うことで、最終的に各会社の利子の負担を消費者が負担することになる。
さほど、難しい理屈じゃないと思うのだがね。
農産物だって、サービス業だって自分の前の段階の利子を負担してるんだぜ。
>>誰が借金の逃れ方の話をしましたっけ?
>と反論してきた。私は利子の話をするのであればどうしても借金の話が出てくる、という主旨の反論をしたのだが、空楽氏は、
>>意図的に当方の意思を捻じ曲げて伝えるような人にはコメント欄で問答するだけ無駄ですね。
>と言ってきた。もちろん私は空楽氏の意図をねじ曲げたつもりはなかったのだが…。
新たに書いた記事もd(- -。)これです。
君がこの記事を書く前に、この記事で簡単に説明しといたはずだがね。
自己弁護の記事ばかりを書くのは君の勝手だが、君のネットの友人が双方の記事を比較したらどうするんだい?
また、同じことを続けるのかい?
口先だけの謝罪はいらんから、自分のために成長すればどうだ?
君が変わらなければ、時間は解決してくれないぜ。
にゃにゃしはねこだからばかだけどにゃ
ねんちゃくちんはきらいだにゃ
いけんのおしつけはいけにゃいな
みんあなかよくするのにゃ
いけにゃいこにはにゃにゃしがねこぱんちするのにゃ
みんあなかよくするのにゃ
にゃにゃしはねこさんですにゃ
はんぶんくらいあそびにゃかきこみにゃ
でものこりのはんぶんはしんけんなのにゃ