ビッグキャリパー交換後のVDC、ABS、オートクルーズの動作について

さて、このお正月、実家に帰省した際に、待望のスノードライブを楽しむことができました。

リアキャリパー交換後、初めてのスノードライブで、VDC、ABSの動作確認をする事が最大の目的でした。

昨シーズン、フロントキャリパー交換後のスノードライブでは、VDC、ABSの動作に違和感を感じる事はありませんでしたが、リアキャリパー交換後は・・・・



結論から言えば、ABSの動作は問題なしですが、VDCはやや違和感が・・・

VDCが動作しないわけではないのですが、姿勢制御がなんだかスムーズでないような気がします。やはり、姿勢制御を行うには、リアが重要なようで、って当たり前でしょうか（汗）



オーバースピードでコーナーへ突っ込んでみたのですが、滑り出しから姿勢の修正までのタイムラグがリアブレーキ強化後は若干タイムラグが発生し、おまけにぎこちない動きに感じました。

ただ、このVDCの姿勢制御について、ドライ路面、ウエット路面ではまったく違和感無く、圧雪路、新雪の上ではほとんど気にならず、凍結路では、若干の違和感を感じました。



今回のテストドライブでは凍結路がほんの少ししか試すことができていないので、今後、スキーの際にでも再度、テストを行いたいと思います。

また、今回の長距離ドライブでオートクルーズもテストしましたが、ブレーキの制動力が大幅に向上したデメリットとして、オートクルーズ動作中のコーナリング時や、反射板による誤動作の際のブレーキングによる減速幅が大きくなってしまい、これまたぎくしゃく感が出てしまう事を確認しました。

この点については、減速を感じた際、アクセルを踏んでとっさに回避してやれば、ある程度はしのげますが、反射板等による誤動作は以前より一段とうっとうしく感じてしまいます。

まあ、これも改造のデメリットなので、自業自得ですが・・・（汗）

あと、リアブレーキの制動力向上による前後バランスの変化にともなうフルブレーキング時のABS動作時の姿勢の乱れ等については、心配していたリア側の姿勢変化は大丈夫でした。

それよりも、今回の長距離ドライブで感じたのは、リアブレーキ強化によるノーズダイブの激減です。

これについては、実際に交換してみないとわからないものですね。フロント強化だけで満足していたのですが、このリアブレーキ強化後のブレーキング感覚を味わってしまうと、やっぱりリアを強化して良かったと自己満足に浸れます（笑）

また、制動距離が確実に縮まっていることもあり、街中でも余裕が増え、ヒヤットする事が激減しました。ただ、後続車との車間距離は意識する必要がありますが。

とこんな感じですが、まだもっと確かめたい事もあるので、今後、凍結路等を走ることができればまたアップしたいと思います。