進歩性欠如により松下敗訴

【速報】進歩性欠如により松下敗訴
栗原潔さんのBlogで早速ジャストシステム訴訟の結果について書かれている。
結果は進歩性の欠如ということで常識的にも法的にも妥当な判決だと思われる。

今回の判決は非常に大きな意味を持っているといっていいだろう。例えばいまAppleが訴えられている、「アルバム名などにしたがって曲を選択する特許（うろ覚え）」というのも今回の事例と比較すれば進歩性の欠如にあたると予想される。

それにしても松下は訴訟に負けて、社会的にも叩かれて踏んだり蹴ったりだ。松下の知財部の社員は甘すぎたのだろう。

LONGHORN

研究室で後輩たちがWindows Vistaのベータ版をインストールして遊んでいた。
噂のVistaということもあって興味もあり裏から覗いてみた。

ベータ版ということもあり、見た目はほぼXPと一緒という印象を受けた(ややアイコンがマックっぽいという印象もあるが・・・）。ファイルシステムはNTFSのままで噂のWinFSはやはり使われていない。ただ、インデクシングによってファイル検索は高速化（インデクシングにかなり処理がかかるわけだから、本当の意味での高速化ではないが）はされているみたいだ。ただこの機能もGoogleデスクトップをインストール後2，3回使っただけでアンインストールした身としてはあまり魅力的ではない。あとIE7が入っていたのがちょっとビックリした。OperaやFirefoxに比べると見た目がショボイ気がしたが・・・・。

ここまで書いてきても一利用者としてはあまり魅力は感じないな。まぁ、Vistaの最大の売りはAPI周りなので開発者にとってもかなり代わっているのだろうが。そもそもVistaの普及が進まないかぎり開発者が開発したくても開発できないんだよな。

結局一番研究室ないで評価が高かったのが音声合成の玩具だった。すくなくとも自分よりかは発音はよかったw