村上春樹といえばノルウェイの森が思い浮かぶがあれにはあれでストーリーらしきものがあった気がする。今回の海辺のカフカはかつてのノルウェイの森からストーリーを完全に抜き取ったような感じだ。
そもそも村上春樹にストーリーだとか理屈を求める方が間違っているし、本は消費するものと割り切った今としては、言葉遊びみたいな文体が意外と小気味よかったりする。文庫本上下巻を2日間で読みきれたのでなかなかいい本だった気がする。
『海辺のカフカ』 ★★★★(5点満点)
そもそも村上春樹にストーリーだとか理屈を求める方が間違っているし、本は消費するものと割り切った今としては、言葉遊びみたいな文体が意外と小気味よかったりする。文庫本上下巻を2日間で読みきれたのでなかなかいい本だった気がする。
『海辺のカフカ』 ★★★★(5点満点)