思春期の息子さんと突如現れた父親の話。
特に山場があるわけでもなく、静かに流れていくストーリーは共感できない人にとってはつらいかもしれない。しかし、個人的に父親にも息子にも共感でき、親子関係についても考えさせられた。
そもそも家族構成が似てる。主人公が男2人兄弟の次男というのも一緒だし、親父が結構ぶっきらぼうというのも似ている(少なくとも子供の前では)。今となってみれば親父なりに、息子の教育方針みたいなのがあったような気もするが、子供時代にはなんで言動一つに腹を立てていた気がする。
そもそも理想の父親像っていうのが各時代にあって多くの男がそれを目指して努力してるのだろう。現代なら優しくて子供と気軽に話合える父親がそれに当てはまると思う。昔の父親は強くなければいけないという理想像に比べれば個人的はうれしい。
映画はなんかの賞をとっただけあって、質は高いと思う。男なら見ても楽しめそうだ。
「父帰る」 ★★★★(5点満点)
特に山場があるわけでもなく、静かに流れていくストーリーは共感できない人にとってはつらいかもしれない。しかし、個人的に父親にも息子にも共感でき、親子関係についても考えさせられた。
そもそも家族構成が似てる。主人公が男2人兄弟の次男というのも一緒だし、親父が結構ぶっきらぼうというのも似ている(少なくとも子供の前では)。今となってみれば親父なりに、息子の教育方針みたいなのがあったような気もするが、子供時代にはなんで言動一つに腹を立てていた気がする。
そもそも理想の父親像っていうのが各時代にあって多くの男がそれを目指して努力してるのだろう。現代なら優しくて子供と気軽に話合える父親がそれに当てはまると思う。昔の父親は強くなければいけないという理想像に比べれば個人的はうれしい。
映画はなんかの賞をとっただけあって、質は高いと思う。男なら見ても楽しめそうだ。
「父帰る」 ★★★★(5点満点)