唐史話三眛

唐初功臣傳を掲載中、約80人の予定。全掲載後PDFで一覧を作る。
その後隋末・唐初群雄傳に移行するつもりです。

番外 分司東都について

2016-05-29 23:18:27 | Weblog
本来唐は西都[長安]と東都[洛陽]の二都制であり、皇帝は二都を
往復していた。唐初は西都の長安周辺の食糧生産能力が低く、食いつ
めて淮南から運ばれてくる食糧が来る東都へ出張してくるわけだ。
則天の時にはほとんど東都にいて、西都は荒廃するほどであったが、
安史の乱以降は、河北や淮西が半独立し東都は危険地帯となり行幸さ
れることはなくなった。
東都には高官が東都留守判東都尚書省事都畿防禦使として留守居する
ことになった。そして太子三公や賓客等々に「分司東都」を付帯する
名誉官がおかれ、隠居職となっていった。こちらの場合は「員外」と
違い給与はでていたようであるが官職としての実はない。
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杜讓能[字群懿]

2016-05-29 10:04:04 | Weblog
進士         咸通14

咸陽尉

宣武推官[王鐸] 咸通14~乾符2

長安尉
集賢校理

丁母憂

淮南節度使記室[劉鄴] 乾符1~6
殿中
賜緋

監察御史

山西節度判官[牛蔚] 乾符2~5

右補闕

侍御史

起居郎

禮部員外郎

兵部員外郎。

本官
判度支案[蕭遘] 中和1~2

禮部郎中
史館修撰

禮部郎中
知制誥

中書舎人。
賜金紫之服

充翰林學士 中和2

戶部侍郎
知制誥

守禮部尚書
知制誥
銀青光祿大夫
建平縣開國子,食邑五百戶

兵部尚書
知制誥
翰林学士承旨
金紫光祿大夫

兵部侍郎    光啓2.3
同平章事

工部尚書            光啓2.4
同平章事

特進 光啓3.3
中書侍郎
同平章事

兼兵部尚書 光啓3.6/3.3
集賢殿大學士
襄陽郡開國公,食邑二千戶

尚書右僕射 文徳1.2
開府儀同三司
門下侍郎
持危啓運保乂功臣

「扶危啓運保乂功臣」 文徳1.4
開府儀同三司
尚書右僕射
門下侍郎
封晉國公,邑千戶
賜鐵券
         
         左僕射 龍紀1.3
         門下侍郎
         判度支
         監修国史
↓ ↓

司空 龍紀1.3/1.12
門下侍郎
同平章事
監修國史

司徒 龍紀1.12
門下侍郎
太清宮使
弘文館大學士
延資庫使
諸道鹽鐵轉運等使
加食邑一千戶。

守太尉 景福1.4/大順2.1
加食邑一千戶
延資庫使
弘文館大学士
諸道鹽鐵転運使
太宮使
晉国公
開府儀儀同三司
兼門下侍郎
同中書門下平章事
上柱國

増邑至六千戸 景福2.3

増邑至九千戸 景福2.6

貶梧州刺史           景福2.9

貶雷州司戶 景福2.9

賜死 景福2.10
贈太師。
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