先日高校の時の友達から帰国後初めてメッセージをもらって、久しぶりに会うことになった。嬉しい〜。どこに行くか悩んで東寺?西本願寺?とかまだ行ったことないところを考えたけど、まずどこでお昼を食べるかお店をピックアップしたら、島原近くの宮武さんがヒット。ここは10時半から開店やけど昼間は予約ができないそう。どうする?って友達に聞いたらじゃあ、朝ごはん抜いて10時半に行こうと言うことになり、その日の散策も島原近辺にすることにした。島原も行ったことないので行ってみたかったのでちょうど良いわ。当日は10時に京都駅の嵯峨野線のホームで待ち合わせ。多分、10年近くあってないと思うけどお互い変わってないので、すぐにわかった〜!私、高校時代の友達は彼女しか連絡を取ってなくって、ここまで続いてくれてすごく嬉しいわ。友達はこのお店にだいぶん前に行ったことがあるそうで、丹波口で降りてお店まで着いて行きました。(笑 お店に着いたらまだ開店前なのに既に数人並んではった。すごーい。名簿に名前を書いて開店まで待つこと10分。店長さんが出てきはってお店のルールを説明しはって店の中に案内。これって、ご近所の人に迷惑ではないのかしら?と思ったり。とりあえずすぐに案内してもらって、私たちは今日の日替わりにしたけど安い!880円ですのよ。
あんこうの唐揚げとお刺身にポテトサラダにあとは小鉢が数個そしてご飯とお味噌汁。美味しいしいお腹いっぱいになったわ。長居はできないので食べたらすぐに出たけど、鯖寿司が一本1600円で美味しそうやったので、帰りに取りに来ることにして友達分と2本取り置きしてもらった。そして、そこからすぐ近くの元揚屋の角屋さんに行って中を案内してもらった。
揚屋さんは太夫さんがお客さんに連れられて食事や宴会をするとこで置屋さんとは違う。明治なってからも営業してはったみたいで、その後は昭和の初めまでお茶屋として営業してはってんて。それにしても広いわ。
一階部分を先に案内してもらって、2階部分は予約制なので13時15分に見せてもらうことにした。
それまではちょっと時間を潰すことにした。まずは島原の大門を見に行ったけど、ここが大門かあってちょっと感慨深いものがあった。
歌舞練場もあったらしいので跡地を見に行ったけど、見当たらず残念。そして近くにまだ今も営業してはる置屋さんの輪違屋さんの写真を撮って、
ぶらぶらしてたけどまだ時間があるので、お茶をすることにして目に入ったギャラリー兼喫茶店に入ったら、そこのお店のママさんがお喋りでお話は面白かったけど、時間が迫ってきたのでお店を後にしてまた角屋さんに戻った。そして次は2階の見学。そこは新撰組やらいろんな有名な人が宴会をした場所で、緞子の間、御簾の間、扇の間、草花の間、馬の間、桧垣の間、青貝の間とあってほんまに広い。青貝の間以外は壁を洗って下の壁の色に戻してはるけど、青貝の間の壁には螺鈿がはめ込んであるので、それを取り外したら元に戻せないらしいので、当時のままで置いてあるんやけど、もうそれはびっくりするほど真っ黒け。なんでこうなるのかって言ったら、当時は油で火を灯して明るくして貼ったんやけど、その煤が部屋を真っ黒にしたそうです。すごいわ、夜でも昼間くらい明るかったらしいので、むっちゃたくさんの明かりを灯してはったんやろうけど、こんなに黒くなるもんなのねえ。。。新撰組の刀疵とかあったけど、本当はこういうところは刀を持って入れへんから刀を入れるタンスがあるねんけど、新撰組は見回り役ということで刀を持って入っていたらしい。そして、芹沢鴨さんが暗殺される夜ここでみんなで宴会しててんて。なかなか感慨深いねえ。。。ちゃんと色々説明してくれはるし、見学して良かったわ。その後、鯖寿司をピックアップに行って、どこ行くか悩んだけど西本願寺が近いのでそちらまで歩いて行った。広いお寺や。。。
お参りした後、京都駅に向かって駅近くの昔からあるバイカルのカフェに行ってケーキを食べた。
歌舞伎の話やらラグビーの話やら、家族の話やら話が尽きることはなかったけど、そろそろ4時半なので帰ることにした。また、近いうちに会おうと行って、8月の南座に四谷怪談を観に行こうと約束して別れました。楽しかった〜!