先週、香港の空港は大荒れで週末の飛行機が飛ぶかどうかマジで心配でした。せっかく、マイレージで飛行機も取れたのに、せっかくギリギリ歌舞伎の切符も手配してもらったのに行かれなかったら泣くに泣けない。。。念のため、飛行機が飛ばずに行けなかった場合はどうなるか確認させていただきましたが、1週間を切ると買取になるそうです。まあ、当たり前やね。普通に切符買うてたら払い戻しなんて休演にならへん限りは無理な話やし。ちゅうことで万が一は誰かに譲らんとあかんけど、でも、私は何としてでも行きたい。むっちゃ楽しみにしてたんやし～！毎日神様、仏様、エンジェル様、すべての神様たちに祈りました。そのおかげで金曜日には無事に飛行機も飛びまして、日本に帰ることができたよん～。ほんま感謝感謝！歌舞伎座アゲイン～！納涼祭は初めてでうれしい！
17日は1部と2部を通し。1部はMもちゃんに取ってもらった、3月1列目のお席。1部の感想は18日に観た方とい合わせてつづります。18日に後援会でチケットを取って頂いたんやけど、なんとかぶりのほぼセンターどした。1列目というのはいいわね。3階でも1列目やったけど、やっぱりちょっと遠いので時々気が緩んで眠くなる。特に先代萩終わってお弁当を食べたら、2幕目は眠くて仕方なかったわ。（笑 伽羅先代萩はTVでは何度か拝見している。今回は七之助さんが初役で政岡、勘太郎君が千松で、長三郎君が鶴千代、扇雀さんが栄御前、幸四郎さんが八汐と仁木弾正、巳之助さんが男之介、歌女之丞さんが小槙、そして児太郎さんが沖の井です。今回は飯炊きの場面があるのよ。勘太郎君はTVとかでも見てるけど、ほんまにしっかりした演技をしはる。安心して観てられるわ。長三郎君は去年はじっと座ってるのが難しかったけど、今回は動かず立派に勤めてはると聞いてました。が、17日は上から見てたら義太夫に合わせてもじもじ、もじもじしてはったので、これはこういうものなのか？それとも、義太夫さんの三味線にのってる？トイレ行きたい？って思った。でも、セリフはむっちゃはっきりちゃんと言うわはるのは素晴らしい。しかし、このもじもじはきっと後で注意されはるやろうなって思ったわ。18日は長三郎君の目の前のお席で、どうやろ、もじもじあるかな？って思って心配してたけど、この日は全くもじもじはなく、しっかり座ってはった。すばらしいわあ。ただ、勘太郎君がちょっとセリフを忘れそうになったり、少しもじもじしてはって、体調が悪いんかな？って思った。飯炊きの場面長いから子供達には大変よねえ、だけどこれだけちゃんとできたら将来が楽しみだわ。飯炊きの場面が終わったら、いよいよコタくんの出番。八汐さんと沖の井さんが一緒に出てきはった。想像はついてたけど八汐の幸四郎さんはなかなかお綺麗よね。コタくん私の目の前でセリフ、人妻役でなんか色気アンド貫禄あるわ。扇雀さんの栄御前もさすが。ここからのシーンは八汐が憎憎しく、千松ちゃんをなぶり殺しにしはる。八汐はちょうどこちらを向いての演技なので、八汐のゆがんだ口とかに憎らしい顔とかよく見える。それを見つめる政岡とか、やっぱり1列目で観るとお芝居に入り込むわ。七之助さんの政岡よかった。ただ、ちょっとなんやろ、千松との亡骸とのシーンもう少し泣くかなって思ってたんやけど、それほど泣けなかったのよね。沖の井の出番は少ないので、今度はコタくんの政岡が観たいと切に思ったわ。床下のみっくんの男之介恰好よかった。あと、幸四郎さんの弾正が花道を去っていくシーン、3階席からは弾正の姿がほとんど見れへんけど、影がだんだん大きくなるが観れてそれはそれでよかった。1階席からは花道引っ込むところまで、じっくり見れてよかったわ。2幕目は闇梅百物語。18日もお昼ご飯に白銀やさんの焼きいなりを食べて、おなか一杯になったので寝てしまったらどうしよう・・・と思ったけど、やっぱりかぶりやと自分が緊張してるせいか、それほど眠気に襲われなかったわ。扇雀さんと虎之介さんの踊りのシーンはちょっとやばかったけど。その後の骸骨は誰がやってるんかな？って筋書き確認してなかったから知らんかったんやけど、後ろにいはった幸四郎さんの大ファンの方が終わった後大きく拍手してはったので、幸四郎さん？って思い確認したら、やっぱり幸四郎さんやった。すごいな、なんでもやらはるね。最後の踊りは鶴松君が綺麗やった。可愛いねえ～。幸四郎さんの狐が好きやったかな。今回は幸四郎さんが目の前にいはることが多かったので、贅沢な幸四郎シートでございました。つづく。。。
