新クアトロな日々

小さな隠れ家的美容室クアトロヘアのブログ
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トリートメント剤考

2010-06-14 12:06:00 | 知ってそうで知らないこと
シャンプー剤考を理解した上で次なるケアーにヘアトリートメントがあります。

トリートメントの主な効果は手触りを良くする。

ですが、もう一つ重要な効果として

髪の表面をコートし、キューティクルを守る。

があります。
キューティクルとゆう言葉はお聞きになった事あると思いますが、髪の表面をウロコのように多い髪の内部を保護してくれる大事な部分。
ダメージしてる部分は、このキューティクルが無くなってるのです!

すると手触りだけでなく、折角染めたヘアカラーもそこから抜け出てしまうのです!
ですから、この事から擬似的でもトリートメントは髪の保護として必要なのはわかっていただけましたよね。

反面選ぶトリートメントによっては2次災害を引き起こすこともあります。
ちょっと難しい話ですが、手触りを良くする為に配合されるシリコンとゆう成分。
お使いの内容成分欄シリコンと記載されてる事は下記理由が知られてから、ほぼありませんにジメチコン、XXシロキサン、シクロメチコン、などとあるはず!

シリコンについては書き出すとキリが無いので、簡単に書きますが車のワックスや整形手術などで使われてるアレです。
安価で変化し難く長く効果が得られるのが特徴、って事は髪にシリコンが大量に付くと・・・・落ちないのです!

落ちないとゆう事がメリットに感じられるでしょうが、シリコンが重なると手触りは独特のベタッとした悪い手触りになってゆきます。
またヘアカラーやパーマがかかりにくくなります(薬剤が浸透しない)。

さらに悲しい現実として、シリコンはシャンプーで簡単に落ちない!のです。
水溶性シリコンも同等と考えてよいでしょう。


こんな事を聞くと心配になりますよね~
事実、市販のトリートメントは間違いなく配合されており、驚くのがシャンプーにも多く配合されてるのです!
理由は簡単、コストを抑えられて、即効的に手触りの良さを作れるからです。
しかし美容室で売られている物も多く含まれてるもの事実。

で、どーすれば良いのか?なんですが、正直シリコンを完全無視する事は現実的とは言えません。
要は選び方と使い方次第、特にシャンプーには含んでない物が望ましく、トリートメントもシリコン中心の物を避けるのが良いと。

商品内容成分表記の上位にあるものほど多く配合されてますので、その上位にシリコン(ジメチコン、XXシロキサン、シクロメチコン)が無い物を選ぶか、その点に詳しい美容師さんと相談し選ぶと良いと思います。