今から40年以上昔、僕は父を亡くし、大学も学園紛争で閉鎖が続いていた。母と二人日常の生活は出来たが、こずかいは自分で稼がねばならなかった。当時学生として一番手軽だったのは、デパートの宅配であった。僕の受け持ちは狛江市。当時は「町」で役場では町の詳細の地図が売っていた。これを頼りに配達先を訪問する。1日に40~50軒の配達をこなした。お昼はたいがい和泉多摩川駅近くの定食屋。そこで100円の豚汁定食を注文していた。豚汁の中には、数切れの豚肉と沢山の野菜が煮込まれていた。もちろんラーメンもあったが、腹を満たすのには具沢山の豚汁が一番だった。休憩は多摩川の土手だ。雨降りでなければ昼寝も出来た。
そのせいか、今でも冬になると無性に豚汁が食べたくなる。今朝は、インスタントの赤飯に豚汁の朝食を食べた。七味をふりかけた豚汁は最高。食べているとクーがカップを覗き「なんだ」と言う顔をした。味噌の匂いに釣られたのだろう。クーはやはり日本のねこの血を受け継いでいる。
そのせいか、今でも冬になると無性に豚汁が食べたくなる。今朝は、インスタントの赤飯に豚汁の朝食を食べた。七味をふりかけた豚汁は最高。食べているとクーがカップを覗き「なんだ」と言う顔をした。味噌の匂いに釣られたのだろう。クーはやはり日本のねこの血を受け継いでいる。
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